DONS de la NATURE

歴史を刻みながら、常に新しい文化を発信し続ける街、銀座。
銀座の隠れ家のひとつとして、お客様を今日もお迎えしております。

お茶で一息

2007-05-02 16:00:43 | Weblog
皆様こんにちは

 本日は八十八夜です。
 「夏も近づく八十八夜・・・♪」の歌の通り、今日のこの天気も夏の訪れを感じさせてくれる陽気です。
 茶摘の最盛期である八十八夜、この時季に手摘みで摘まれた新茶は、縁起を担ぐという意味合いも込められ、その味わい、そしてそのフレッシュな緑の香りも含めまさに極上品。その新芽には前年の秋から厳しい寒さの冬を超え、摘み取られるまでのこの時季までに蓄えられた成分が溢れており、特に一番茶はお茶の旨みの60%以上を締めるテアニンも豊富で、その他健康維持の為に大切な成分としてカテキン・ビタミン・サポニン・フッ素・GABA・ミネラル等々も多く含まれております。
 古来より不老長寿の縁起物として珍重されてきた新茶は、やはり意味があってのことなんですね。
 
 昔の方は成分分析などをされたわけではないのに、体に良い食材やその時季、食べ合わせなど、様々なことを敏感に感じ取ることが出来たのでしょうね。
 
 もし昔の方々が、今の時代に我々が日常食している肉・野菜・果物・・・etcを見たら何と言うのでしょうか・・・・・