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アニメ「うたわれるもの」---まとめ其ノ弐

2006-08-01 19:53:18 | うたわれるもの(アニメ)
■アニメ「うたわれるもの」---第4話「戻れぬ道」

今回も割と駆け足の展開ながら、要所はしっかりと押さえているので、観ていて唐突過ぎる部分は、前回ほど気にならなかったかも。
本来は、重税・圧政に苦しむ、ヤマユラの集落の村人たちの不満が溜まった所に、トゥスクルが凶刃に倒れ、怒りが一気に爆発し、反乱を起こすという段階を踏んでいる分、不満の度合いが足りないとも感じられますが、逆にそれだけトゥスクルという存在の大きさを強調するには、これだけの要素でも十分ですし、原作でも弔い合戦が一番の動機ですから、問題はないかな、と。
ただ、農地改革のシーンがあったならば、鉄製品の製造の描写も欲しかった所…それならば「倉を開けろ!」のシーンも、もう少し重みが出たかもしれませんし。
それにしても、ササンテは呆気なく討伐されてしまいましたね…あの鉤爪などの手の内を見せないまま、出番終了とは。
まぁ、これから先の激戦を考えれば、まだ序の口なので、このくらいの小物具合が丁度良いのかもしれませんが、やはり少しは抵抗して欲しかったかな。
ラストに「運命-SADAME-」を持って来たのは、上手い演出。どうせならば、そのままエンディングに雪崩れ込んでも良かった気もしますがw
当然、後々のサントラにはフルコーラスで収録しますよね?(ぉ
さて、これで「うたわれるもの」の序章が終了。今回のタイトルが示す通り、ハクオロ達は「戻れぬ道」を突き進む事になります。
次回予告を観る限り、かなりクオリティの高い戦闘シーンを観られそうなので、其方も楽しみですが。


■アニメ「うたわれるもの」---第5話「森の娘」

アニメ「うたわれるもの」第5話のクオリティは高い---とは聞き及んでいましたが、アレ程までの想像以上の出来に、前話で多少物足りなかった部分も補って、正に大満足w
コメディシーンとシリアスシーンの緩急の付け方も絶妙ですし、キャラの仕草など、作画・演出面はいつもにも増して、細かな部分にまで力が入っていた様子で、そして何よりも、後半部分のアクションシーンは、スピード感、構成、魅せ方、どれを取っても圧巻モノでした。
先述の第4話では、アクションシーンが呆気なく終わってしまった事もあり、余計に際立った面もありますが、もしも、あのクオリティを、今後の乱戦時にも保つ事が出来れば、かなり見応えのあるものになるのは間違いないですね。
際立ったと言えば、久し振りに挿入されたコメディシーンも、此処の所、重い展開が続いていた分、より面白く感じたりw
特にムックルとエルルゥ絡みのイベントをしっかりと描いてくれたのは、嬉しい限りですwww
事情は違うものの、集落の外でも畏怖の対象となっているムティカパ(ムックル)をも、ひと睨みで怯えさせてしまうエルルゥ…流石は「エルンガ(爆
それにしても、原作でも急激な成長を遂げましたが、実際に他のキャラと絡んでいる絵を見ると、ムックルは本当にデカイよなぁ;
そして、アルルゥの初「きゃっほう」がw

ストーリー的には、現・聖上「インカラ」が反乱軍を討伐する動きを見せ始め、ハクオロとベナウィ達が初対面し、オボロ達やアルルゥ&ムックルなど、ハクオロの元に「力」が集まり、これからの戦の前段階が整い始めた所。
ベナウィ達とのフラグも立ちましたし、ヌワンギが侍大将になった事で、次回から2話程度で、○○まで持っていくのかな?
そうすると、いよいよウルトやカミュちが登場して来る事に---?


■アニメ「うたわれるもの」---第6話「集う力」

序盤の山場「皇都進行」の前段階となる今回は、各地の集落から「叛乱軍」に精鋭が集まり、皇都軍の重要拠点である「タトコリの関」を攻略。
その敗走の責任と、聖上に意見した事により、ベナウィが拘束されるまでが描かれていましたが、確か原作では、この時点で既に、戦闘にアルルゥ&ムックルも参加していた様な。
とは言え、ゲームでは回復役として欠かせないエルルゥも、普通に考えれば、最前線に居る事自体が危険なので、ストーリーの都合上、姉が残っているならばと、屋敷に残った(或いは皇都軍が奇襲してくる可能性に対して、戦力を残したとも)と考えるのが妥当ですが、本格的な戦闘参戦は何時になるのかな。
そして、エルルゥが最前線に行けないのでは、各種イベントをどう消化するのか…今後が気になる所ですが、その辺りを逆に上手く活かして、ハクオロとの距離が開いてしまった様な感覚に囚われるエルルゥの「心の動き」は、巧いアレンジだな、と。
戦闘シーン諸々のクオリティは前話には及ばないものの、間の取り方など、なかなかに迫力がありましたし、チキナロ含め、必要な要素をキチンと処理して、ハクオロを追い詰めながら、即座に切り捨てる事の出来ない「ベナウィ」の、「ハクオロ」と「インカラ」に対する(意味合いこそ異なりますが)迷いをしっかり処理していたのは好印象でしたし。
それにしても、チキナロが装飾品云々を勧めているシーンの台詞と、それに合わせてドリグラが登場したのは、間違いなく何かを狙っている様にしかw
アニメ版のハクオロは、コメディシーンを極力カットしている関係か、あまり大きく感情を出さないので、せめてあの「ドリグラへの誤解」イベントで、驚くハクオロの姿を見てみたい所ですw
次回は遂に「皇都進行」、そして「○。○○○建国」となる様ですが、だとすると親父さんや「ヤマユラの集落」の皆とももうすぐ…。


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