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喋った!ディーが喋った!!

2006-08-27 12:06:47 | うたわれるもの(アニメ)
出来れば、今回のタイトルは某・ハ○ジ風に読んで下さいw

■アニメ「うたわれるもの」---第21話「大封印」

第13話の初登場以降、端々にて見え隠れこそしていたものの、全く喋る事の無かった最重要人物のひとり「ディー」でしたが、今話にして、ようやく初めてのセリフが。
とは言え、「頃合か」という本当に一言だけなので、喋ったというよりは呟いたという表現の方が正しい気もしますが、その声を担当していたのは、前々から「うたわれるもの」に参加されているとの報があったものの、何の役を演じられているかは不明だった「池田秀一」氏でした。
彼の正体に関しては、もう暫く後の局面で驚くべき真実と共に明らかになるのですが、ワーベがディーの姿を見た際に大きな衝撃を受けた事と、何故かその態度が「何か別の存在」を見ているかの様なものだった事は、かなり重要なファクターですので、その種明かしの時まで、しっかりと脳裏に留めて置きましょう。

そんなディーが暗躍する中、表の世界では、遂にクンネカムンが各国に対し宣戦布告を発し、全土統一の為の進軍を開始。
この辺りは、前回、『属国』エルムイを盾にした、カンホルダリが治める大国ノセチェシカの進攻を、巨大兵器「アヴ・カムゥ」によって退けたものの、戦に加担させられただけのエルムイに対する処遇の行き違いや、切られた戦渦の影響か、続々と攻め込んで来る各国に対し、ゲンジマルの進言する「自国を磐石にする」為の防衛だけでは、いかに「アヴ・カムゥ」の力が比類なきものとは言え、民が傷付くのを止める事が出来ない現実と、ハウエンクアを始めとする家臣たちの意見に追い詰められた末、精神的に未熟なクーヤの心が折れ、暴走してしまった結果なのですが、周辺各国を堕とし、一般的に広く信仰されている大神・ウィツァルネミテア(シャクコポルにとっては禍日神)を祭っている宗教国家「オンカミヤムカイ」をも陥落させ、その矛先は遂に、同じ皇としてながら、まるで友人の如く心を開いていた、ハクオロの治める國・トゥスクルへと向けられる事に。
たとえ他国からの侵略を受けながら、これを退け、望まぬ戦いをして来なかったトゥスクルとは、全く真逆の道を進む事になった根底には、「シャクコポル族の過去に対するコンプレックス」と、比類なき力「アヴ・カムゥ」を有した事も大きく絡んで来ているものの、実はこの動きにも、ある種のベクトルが働いている事は、勘の鋭い方ならば、「クッチャ・ケッチャ」の前例から、ピンと来るかもしれませんね。

なお、今回のサブタイトルとなっている「大封印(オン・リィヤーク)」は、このクンネカムンの進攻を食い止める為に発動された、オンカミヤムカイの切り札で「常世(コトゥアハムル)と名付けられし牢獄の門」という意味の通り、特定の空間ごと対象を封印する法なのですが、これをオンカミヤリュー族が用いられる事には、大きな意味合いが隠されています。
ディーの存在を始め、続々と大きな謎が提示されていきますが、ハクオロの正体やカミュの異常行動も絡み、これから暫くの間、それらが一気に種明かしされていく様は、此処までの「うたわれるもの」の世界観を根底から覆すものとなっているので、タイトルの「うたわれるもの」という意味合いも込めて、今の内に色々と想像を膨らませておくのも良いかもw

次回は…特にアルルゥ好きーな方には、かなり辛い展開が待っているかもしれません。
そしてそれが、ハクオロ自身のトリガーとして…。

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