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さぁ…お前の罪を、数えろ。

2010-12-19 18:54:40 | 仮面ライダー・特撮総合


昨日(18日)より公開中の劇場版仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦COREを鑑賞して来ましたわ。
さすがに日曜日、しかも公開2日目ともなれば劇場は満員だったものの、とりあえず中央付近の席で観ることは出来たので、子供たちのリアクションも含め、じっくりと堪能してきた次第。

とりあえず雑感を書き連ねてみますが、念のために内容を暈した表現にしてあるとは言え、僅かながらにネタバレを含む部分もありますので、真っ白な状態で楽しみたいという場合には、此処からしばらくを読み飛ばして頂けると幸いです。


まずはダブルサイド---「仮面ライダースカル メッセージ for ダブル」は、今回も安定安心な出来で、もはや三条さんの脚本にはハズレ無しですね。
果たして亜希子と照井の結婚式当日に現れた、メモリーメモリを持ったプテラノドンヤミーによって見せられた過去の戦いの記憶によって、父・荘吉はいかにしてスカルになったのか、何故いつまでも自分たち家族の元へ帰って来なかったのか、それらの真相を知ることになるのですけど、西暦1999年の世界では、TVシリーズで登場した人物たちの過去の姿や繋がり---たとえば荘吉とシュラウドの意外な関係が垣間見られるなど、劇場版含めたシリーズ全編を補完し得るストーリーに、正に痒いところへ手が届くものだったかと。
あの名台詞「さぁ、おまえの罪を数えろ」の真実も明らかにされ、荘吉役:吉川晃司さんの痺れる演技とアクションも光り、そして初公開となったスカルのマキシマムドライブに取り入れられた要素には、なんともスカルと荘吉は制作陣から愛されているなと思わざるを。

あくまでもダブルサイドのメインが荘吉(スカル)と亜希子なので、翔太郎やフィリップ、そして新郎となった照井の出番もほどほどなものの、相変わらずなやり取りには(まだ放送終了から僅かながら)懐かしさを感じましたし、またしてもトライアルのシグナル音が面白い使われ方をしている点など、コメディシーンでは自然と笑みが漏れましたねw

さて、そんなダブルサイドに続いてのオーズサイド---「ノブナガの欲望」ですけど、なんというか色々と不安的中な部分が多くて、どうしてもダブルと比べると残念な内容に。
脚本を井上敏樹さんが担当、TVシリーズのメインライターである小林靖子さんも脚本協力として名を連ねているものの、全体的に内容に対して尺が足りないと言うか、この尺でそれだけの中身をやれば展開が薄くなるのは当然と言いますか、どうしても敵役のノブナガへの掘り下げも物足りず。
プテラノドンヤミーを生み出した謎のグリードや、新ライダー・バースの正に“カプセルライダー”と呼びたくなるようなお披露目と、そんなバースへの意外な人物の変身など、TVシリーズとも繋がった興味深い要素もありますし、実にオーズらしい回し方で楽しめる部分もあったとは言え、序盤の映司の性格付けもなんか違う気がしますし、オーズVS.ノブナガというクライマックスも演出的にちょっと難有りな感じで、やはり全体的な残念感は否めませんね;

そしてダブルとオーズがクロスする「MOVIE大戦CORE」へ。
どうやら“あの時”の出会いは設定として活きているらしく、その辺りのやり取りやオーズとダブルの同時変身、更にはクライマックスでの総力戦など盛り沢山なものの…ところでアンクさん、新コンボに使用したそのメダル、いったい何処から持って来た(
此方ではやっぱりな人が変身したバースと、満を持しての照井の活躍もあり、スタッフロールに乗せたエピローグではなんと---と、それは見てからのお楽しみと。

ともあれ今年の「MOVIE大戦」も面白かったことには違いなく、まずはなによりも、ダブルもオーズも霞んでしまう、おやっさんの格好良さを堪能することが正解と(w


そうして本編終了後、なにやら仮面ライダー1号の効果音に「俺、参上」のBGM、そしてデンライナーの汽笛が聞こえたかと思えば、なんと2011年春に公開されるという劇場版の告知が。
しかも「仮面ライダー 40年の時を越える物語」みたいなキャッチと、更にはオーズと電王が大きく双璧を、その間に歴代ライダーが居並ぶなんてイメージ画像には、なるほど今度の劇場版は「電王版オールライダー」になるのかなと。
本当に電王は便利なライダーとして定着した感がありますけど、またあの“お祭り”が楽しめるならば、原典キャストの登場も含めて、今から期待を膨らませざるを。


仮面ライダーW(ダブル) RETURNS Official Site TOP

しかしてダブルもまだまだ終わらない---という訳で今回のスカルのように、アクセルとエターナルにスポットを当てた、スピンオフ新作が制作されるとのことで。
照井(アクセル)は兎も角、まさか大道(エターナル)の物語が再び展開するなんて、これは是非とも見てみたいところ。


S.H.フィギュアーツ 仮面ライダースカルクリスタル

プレミアムバンダイでは、この劇場版公開に併せて「S.H.フィギュアーツ 仮面ライダースカルクリスタル」の予約を受付中。
ぶっちゃけクリスタル状態の頭部が付属+表面塗装処理の異なる「S.H.F スカル」の再販みたいなものですし、私含めて以前のスカルを買い逃していた場合には、この機会にということで。




映画を観に行ったついでに、予約取り置きしておいた「figma 仮面ライダーウイングナイト」も引き取ってきましたわ。
早速とばかりにR&Mのダークウイングと絡めながら弄くってますけど、また撮影するものがひとつ増えたぞと;

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