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アニメ「うたわれるもの」---まとめ其ノ参

2006-08-01 19:56:24 | うたわれるもの(アニメ)
■アニメ「うたわれるもの」---第7話「皇都進攻」

遂に舞台は、叛乱の最終決戦場・ケナシコウルペ皇都・インカラ城へ。
この辺り、特に苦戦するでもなく皇都まで攻め上がっている所為か、叛乱軍の快進撃が目立ち過ぎている感じですが、尺の関係上、原作中で削るとすればこの辺りが一番適当ですからね…まぁ、ヌワンギが侍大将を務める、統制の取れていない、人任せの軍勢など、どれ程のものかと考えてしまえば良いかなw
とは言え、今回も駆け足展開は相変わらずで、ダイジェスト的な評価も否めないですが、個人的には第3話ほど気にはならなったかも。
パート同士の繋ぎ合わせも巧かったですし、戦闘ばかりでやや単調になっていた事と、その戦闘シーンに使い回しがあった事を除けば、普通に楽しめましたしね。
そして、あれだけの集団戦をどう処理するかと思えば、軍勢自体にCGを使用していたというw
何だか、妙に動きが滑らかな「梯子を昇る兵士」には、ちょっと吹きましたがw
ただちょっと気になったのは、ヌワンギの後始末関係と、ベナウィがハクオロに忠義を誓うシーンがカットされていた点。
ベナウィ関係については、次回に「トゥスクル建国」の顛末と共に補完される可能性はありますが、ヌワンギに関しては、原作において、捕虜となった後に解放されて直ぐ…(この辺りはゲームで確認して下さい)…という展開があっただけに、それがカットされていたという事は、もしかするとヌワンギ再登場の伏線…な訳はないか;
さて、今回のラストには「オンカミヤムカイ」のシーンが挿入され、いよいよ舞台は集落→國と来て、世界に拡がっていく事に。
早くもウルトリィ、ワーベ、ムント、そしてカミュが登場し、次回はウルト達が調停者として「トゥスクル」にやって来ます。
予告には何やら「ガチャタラ」が居た様な気がしますが…前回、今回と殆ど出番の無かったアルルゥも元気に活躍する…のかな?


■アニメ「うたわれるもの」---第8話「調停者」

ケナシコウルペ皇であるインカラが討たれ、新国家「トゥスクル」建国によって、「叛乱軍」の勝利に終わった大戦が幕を閉じ、束の間の平穏を手に入れたハクオロたちでしたが、それを機に親父さんやソポク姐さんたち、これまで共に戦って来た「ヤマユラの集落」のみんなと別れる事に。
この辺り、普通の別れのシーンとして描かれていますが、これから先の展開を知っている者からしてみれば、観ていて物凄く辛いシーンですよね……ちなみに原作でも、テオロは此処でユニットとして離脱してしまうので、この先、原作ゲーム、或いはPS2版をプレイされる方は覚えておくと良いかも。

さて、本編の感想ですが、此処数回は必ず存在していた戦闘シーンも無く、久し振りの日常シーンオンリーと言う事で、終始まったりしたムードにw
かと言って、ストーリーが取り留めの無いものになるのではなく、これからの物語を動かしていくウルトリィやカミュ達、新たに仲間として加わったベナウィ、クロウ達のポジションをしっかりと描きながら、全体的に和やかになりながらも、エルルゥとウルトリィのやり取りなどで締める部分は締め、そしてハクオロに逃げられ、やや呆れているベナウィや、カミュやアルルゥと共に遊び回るユズハを心配するオボロ、アルルゥに悪戯されるエルルゥなど、コメディシーンの入れ方も秀逸だったのではないかと。
ちなみに、前回の予告で登場した「ミキューム」(ガチャタラ?)は、今回は顔見せだけだった様で、流石にイベントの繰り上げ改編はありませんでしたね。
ただ、良く纏った構成の中でひとつだけ気になったのは、以前にエルルゥがムックルに圧し掛かられた時に、やはりリアクションが皆無だった、ハクオロの反応が相変わらずだった事w
アニメ版のハクオロは、あくまでも冷静沈着な人物像を崩さないのかな…?
なお、ベナウィの口から出た「ウィツァルネミテア」という単語は、今後の鍵を握る重要なモノになるので、記憶に留めておきましょう。

もうひとつ、ちなみに。
ラストシーンで登場した「アルルゥ達がムックルを布団兼枕に眠っているシーン」は、「うたわれるもの」DVD版でCGが追加されたシーンで、Leafの製品紹介ページでも見る事が出来ます…が、此処からエルルゥが除かれたのは何故だろう(爆

次回は、マスターアジ…ではなく、原作でも強敵だったシケリペチム皇・ニウェが登場。
ハクオロの「こんな日が続けばいい…」という願いは、再び忍び寄る戦火を前に、長くは叶わないものとなる事に…。


■アニメ「うたわれるもの」---第9話「禁忌」

シケリペチム皇・ニウェによる侵攻が開始され、ハクオロの「こんな日が続けばいい…」という願いは、忍び寄る戦火を前に、無残にも砕かれてしまう事に。
情勢は再び、戦闘の只中へ動いて行くのですが、何気に、シケリペチムからの使者が新キャラ、しかも容姿からしてどうにも「○い三連星」を想起させる3人組(名前付き)になっていたのは、PS2版から来た追加要素なのかな?
ましてや攻撃方法さえ、三位一体的な動きをしていますし…これで「俺を踏み台にしたぁっ!?」なんてセリフがあったら、完全に狙っているとしかw
おそらくはベナウィ・クロウ組辺りとライバル関係になりそうですし、今後にも期待?
それは兎も角---今回は、ハクオロが作戦を組み立て、とある決意を持って実行したシーンと、その作戦がもたらす現実を、エルルゥ・アルルゥがしっかと受け止めたシーンの描き方が秀逸。
勿論、ベナウィ達の集団戦闘シーンや、その強者ぶりを、ちょっと大仰に披露したニウェの姿も見所でしたが、今回は其方の方が重要な要素ですし、これで「エルルゥが最前線に行けない」心配も解消されたかな。
にしてもムックルに、アルルゥよりも前に乗るエルルゥの姿は、ある意味で勇ましく(爆
今回のサブタイトルが表す「禁忌」というのは、ズバリ「爆薬」の事。
何故、この世界において「爆薬」を調合する事が「禁忌」に当たるのか、そして、その調合法を何故ハクオロが知っているのか…これもまた、この世界の真実を語る鍵のひとつなので、以前の「農地改革」も含めて、記憶の片隅に留めておくと良いかも。

次回、第10話は女傭兵「カルラ」が登場。
一癖も二癖もある彼女が、アニメ版ではどう動くのか…その声も含めて、かなり楽しみですよw

…そういえば、ニウェの中の人が秋元羊介氏、それまでの敵となっていたササンテ・インカラを演じられていたのが大川透氏…今更ですけど、この組み合わせって「TtT」じゃ(


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