I’ll be dis-ABSOLUTER

ほぼ休止状態の不定期更新雑記
日々のつぶやきや情報などはTwitter ID:air_dmzilにて

この一撃は電光石火!!

2010-08-08 18:29:07 | 神羅万象チョコ【ZX-F】
神羅万象チョコ ゼクスファクター第2弾(2010年7月19日発売)

※記事履歴:白虎の銀狼、玄武の氷輪(2010-07-03)少女たちの背負うもの(2010-07-04)
鳳凰学園生徒会黙示録(2010-07-14)また誰かが突然ドアを叩く---。(2010-07-26)



先行販売、そして本発売からも大きく開きましたが、この記事でようやく“ストーリー部分”に関する記述はひと段落…と思いきや、想定外に記事内のテキスト量が膨らんでしまったので、まだもうちょっとだけ続くんじゃ;(ぉ
もっとも、此処まで引き伸ばした結果、更なる公式のつぶやきや、早くも断片的に流れ始めた「第3弾」の情報も踏まえた上で作成出来るので、それはそれで悪くないとw


◆おうごんりゅうエメリウス が あらわれた!



◇044 守護獣バルガザル<Power 18・Potential D(外海獣)>
◇045 黄金竜エメリウス<Power 20・Potential D(外海獣)>


鳳凰学園としては非公式扱いの依頼を受けて、学園都市・耶馬都を囲む河川:六角川の地下水路~地下洞窟の先に発見された、謎の古代遺跡の探索に赴く、学園万屋・天ヶ原のメンバー+依頼主である生徒会長カナトの6人。
果たして謎のダンジョンにはモンスターがつきもの---という訳で、早速その入り口を守っていた巨人型外海獣:守護獣バルガザルと交戦することとなり、通常の物理攻撃を一切遮断してしまう強靭な外殻を前に苦戦するも、リーダー・カリンの激もあり、なんとか退けることに成功するパーティーですが、その直後に遺跡の主・黄金竜エメリウスの強襲を受けてしまう次第。
この最後のくだりは、公式でも配信中の「第2弾」TVCMにて描かれていますが、カリンの服装が「熾天烈火~」のままだったりするので、あくまでもストーリー展開のイメージと。

話題を少し戻して、このバルガザルには先述した通り、データの中に“巨人型外海獣”という括りが見受けられ。
こうした括りは第1弾から存在していたものの、引き続き第2弾でも使用されているところから、それぞれの生息地、および形態や特徴的な部位より「獣型」「爬虫類型」「両生類型」「植物型」「甲虫型」、そして「巨人型」に分類されるようで。
果たしてエメリウスについては分類がありませんが、この中では「巨人型」になるのかなと。
そんな要素が織り込まれども、主人公であるカイ自身の秘密を中心とした現状では、かなり役回りに乏しい外海獣ですけど、いずれ物語が新展開を迎えた際には挑むべき存在の中心軸となり得るのか、或いは相変わらず“その場限り”の扱いで、レアアイテムを搾取されていく存在のままなのか…少なくともしばらくは変わり無さそうですが;
せめて今回、バルガザルから手に入れたであろう「超鋼ヒヒイロカネ」が、いずれなんらかの武器や防具、果ては三種の神器のようなモノ(=神具?)として役立てられていたら面白いのですけどね。

果たしてRPG風ならば、中ボスとのバトル後にラスボスが登場とばかり、地下遺跡の最深部に鎮座していた“伝説の外海獣”黄金竜エメリウスが、パーティーの眼前に出現、強襲を仕掛けられ。
果たしてその名前は“耶馬都の古文書に登場する”とありますけど、これは“耶馬都に保管されている古文書~”と解釈するのが正解か---ともあれ伝説として謳われるエメリウスの登場に、同行していたカナトも驚きを隠せない様子ですが、あまりにも強大な力を前に、パーティーのメンバーは次々と力尽きてしまうことに。

ところでこのエメリウスは“神秘の秘宝”と呼ばれる、後のストーリーにも大きく関わる可能性の高い、ふたつのアイテムを所持している次第。
ひとつは、因使と魂獣の契約締結を強制的に解除出来るらしい「離縁石」、もうひとつは魂獣の意思を無視して強制的に契約締結出来るらしい、あたかも対になる能力を秘めた「結縁石」という、どちらも1回使用すると効果を失ってしまうものの、両方を続けて使用することにより“既に誰かと契約締結している、或いは酷く所有者を選ぶ魂獣”を強制的に我が物にする、ということも可能な訳で。
カイが持ち得る“他人の神具を契約無しで使用することの出来る能力”とは似て非なるものなれど、果たしてそうする必要のある魂獣が物語上に存在するのか、引いては何故「離縁石」「結縁石」が生み出されたのか、そしてエメリウスがこのふたつの石を所持していた理由とは…現在のキーアイテムである「紲晶石」との繋がりは兎も角、遺跡を守る“守護獣(ガーディアン)”と遺跡の主である伝説の“外海獣”のあり様は、ひょっとすると禁忌のアイテムが世に出ないようにする為、邪な心を持つ者の手から守っていたという可能性も?

なお、スーパーレア版については別記事にて取り上げていますので、あしからず。


◆爆ぜろ烈火! 貫け紫電! この一撃は電光石火!!



◇046 電光石火カイ<Power 15・Potential S(属性:朱雀・青龍)> 名前:火群カイ[人間(男)・16歳]

黄金竜エメリウスの強大な力の前にして、次々と倒れ行くパーティーのメンバー。
やがてイツキも力尽きようとしていたものの、その直前に自らの神具をカイへと託し、しかして右手にカリンの神具:炎王剣ヒノカグツチ、そして左手にイツキの神具:雷王剣タケミカヅチの二刀を手にしたカイは、その手の内であるところの、複数の神具の同時使用=神具多重能力(デュアルアビリティ)を発現させることになるのですけど、なにやら神具を託すイツキに、旧シリーズにて、マキシに七支刀を託すジークの姿がダブって見えるのは気の所為では(w

果たして手にした神具同士の属性相性から、雷王剣が炎王剣の力を増強させるという「五行相生の理」については、既に以前の記事でも触れた通りながら、カード裏のつぶやきも含めた要点だけを簡単に並べてみると、こんな感じ。

・五行相生の理:青龍→朱雀→麒麟→白虎→玄武→青龍…の順で、前者が後者の魔力を増強する関係
・五行相剋の理:青龍→麒麟→玄武→朱雀→白虎→青龍…の順で、前者が後者の魔力を減少させる関係

このあたりは旧シリーズ、特に第一章でも勢力関係に活かされていた次第ながら、やがてZXFにおいては組織同士、それこそ天ヶ原と生徒会執行部が全面対立した場合に深く絡んで来るのか、または今回の神具多重能力のように、カイが所有する本当の神具:六道拳アスラを効率良く使用する為の“力の流れ”にでも関わるのか、いずれにせよ今後に役立つ知識として、押えておいた方が良いのかもしれませんね。

そうして神具多重能力を発現、増強された炎王剣と雷王剣の二刀流になったカイは、それぞれの魂獣である紅蓮焔鬼 牙炎凰と蒼震雷鬼 至電龍を同時に魂獣解放し、満身創痍となりながらも、その最後の力を持って、黄金竜エメリウスを討ち果たすことに成功する次第。

とは言え、そんな風に熾烈な戦いを繰り広げていたカイですけど、この第2弾における衣装替えの裏側には、実は彼の留守中---おそらくは夜明け前から授業開始まで、外海の何処かで修行をしている間に、ルームメイトであるエッジが一着残らず制服を改造してしまったなんて事情があったからなんて、せっかくカード自体の設定や見た目は格好良いのに、何処か笑えてしまう訳でw


今回は此処まで。
残すは「戦神機ミカエラ」、そしてコレクションファイル付属の「六道拳カイ」についてですが、この2枚から得られる情報は結構大きい上、続く第3弾に関する情報もあるだけに、最後まで気を入れて書き連ねますかね。


※次記事:「対象Zについての考察と、今後の懸案事項」(2010-08-23)に続きます。