三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

ハンディー機用にハンドセットを改造

2018-05-06 20:41:49 | 日記
わたしの愛用のハンディトランシーバは430MHz帯のFM機です。今回それにハ
ンドセットを接続して使用できるように改造しました。(改造したのはハンド
セット側です。トランシーバ本体はいじりません。)
ハンドセットです。

コネクタが丸型でトランシーバに適合しません。ハンディ機のマイクとスピー
カのコネクタは,それぞれΦ2.5とΦ3.5のオーディオジャックです。ハンドセ
ットのコネクタを適合するプラグに変更すればいいのですが,別々だとどうも
格好が悪い。一体型のコネクタが欲しいのですが,市販されていません。
そこで,その一体型コネクタがついたスピーカマイクを手に入れました。

これはこのまま使えるのですが,それでは意味がありません。マイク部分を取
っ払ってカールコードとコネクタが一体になった部分を交換しました。
内部回路の変更も必要です。下の写真です。

組み戻してトランシーバに装着しました。ぴったりです。

変調の具合を確認するための交信で良好なレポートを頂きました。これでまた
ハンディー機を使う楽しみが増えました。
しかし,トランシーバ本体よりスピーカマイク(ハンドセット)のほうが大き
いとは‥‥。――これもハムの楽しみの一つです。
以上

楓に花が咲きました

2018-05-05 18:33:18 | 日記
わが家の狭い庭園に楓の木が1本あります。秋には紅葉して綺麗ですが,今は
まだ緑色です。

しかし,近づいてよく見ると,‥‥何やら赤いものが。――花です。楓の花です。

ほのかな赤い色がいいですね。少女の恥じらいのようです。
また新しい発見をしました。
以上

カールコードの撚りを戻す

2018-05-02 20:38:46 | 日記
表題を読んでも何のことか分からない人が多いと思います。とにかくお読みく
ださい。
きょう知人宅を訪問して,シャック内を物色していると(この表現は物騒だが
ほかに適当な言葉がない)無線機用のマイクが見つかりました。しかし,その
カールコードは伸びきっています。

そうです。今は昔,固定電話を使っていたとき送受話器と電話器本体との信号
伝送のための伸び縮みするあのコードです。長い年月伸ばす方向に力が加わっ
たまま放置されたのでしょう。
そこで,撚りを戻すことに挑戦してみました。
まず,直径10mmのアルミパイプに巻きつけました。緩まないように両端は結束
針金で固定しています。

この状態でドライヤーで加熱します。15分か20分ほど加熱したでしょうか?冷
めるまでちょっと風呂に入ってきました。
風呂から出てアルミパイプを取り除くと,ご覧のとおりです。

撚りが戻りました。もっとも,この状態がどのくらい続くのでしょうか?それ
は未知数です。人間と同じで,せっかく撚りが戻ったのですから今後は大切に
して欲しいものです。
以上

スキャニングモニタの修理

2018-05-01 20:06:04 | 日記
スキャニングモニタはScanning Monitorです。短波から極超短波まで連続し
て受信できる受信機です。電波の型式はAMとFMです。さらにFMの場合は狭帯域
と広帯域のそれぞれに対応できます。
先日このスキャニングモニタを預かりました。

さっそく電源を印加しましたが,うんともすんとも言いません。もちろん,表
示灯なども点灯しません。
天板を外したところ基板上に電池ボックスがあり,単三電池が3本装着されたま
まになっていました。それがかなり腐食していました。

電池は撤去しましたが,どうも基板裏側も腐食されているようです。すると,
プリントパターンも腐食して断線しているかもしれません。
プリント基板を外して見ました。黒の楕円で囲んだところが腐食しています。

腐食して断線している箇所を割りだし,それをジャンパー線でつなぎました。
古いのではんだが付きにくくて大変でした。

ジャンパー線は緑色のものを使いましたので認めにくいと思います。そこで,
赤の星印で示しました。お分かりいただけますか?
組み立て戻して電源を投入!ランプが点きました。しかし,音はでません。う
んともすんとも鳴りません。
いろいろ調べているとリセットスイッチが見つかりました。それを爪楊枝の先
で押すと‥‥突然ワーンと鳴り始め,表示板には周波数のような数字が現れま
した。

上の写真はさらに調べを進めて144メガヘルツに設定したものです。
しかし,まともに受信できていないようです。
裏返して見ると,ゴム足に何やら汚いものが巻き付いています。

どうもそれは塗装のときのマスキングのようです。前の持ち主(?)が塗装す
るときに巻いたのでしょう。
さあ,受信できるようになるか?まだまだ挑戦します。
ところで,わたしのことをサンデー毎日だと思っている人もいるでしょう。何
しろきょう2本のブログを書きましたから。
しかし,それは違います。フルタイム(に近い形)で働きながら,寸暇を惜しん
で趣味にいそしみ,それをブログにしているのです。
くれぐれも誤解のないようお願いいたします。
以上

オシロスコープの修理とサイクリング

2018-05-01 05:26:36 | 日記
オシロスコープとサイクリングには何の関係もありません。

古いオシロスコープを手に入れたことは過日ご報告いたしました。
その後そのオシロスコープにいきなり電源を投入してみました。すると,両波
整流管KX-80のフィラメントが赤くなると,プレートとフィラメントとの間付
近が青白く光ったのです。真空管でこのような現象を見たことがありません。
新品で真空度の高い球の場合はガラス管が薄青く輝くことはありますが,この
ような現象は初めてでした。
そこで内部の,主としてコンデンサを中心に調べました。その結果,いずれも
かなり劣化しておりました。当然です。
その中でも整流・平滑回路の電解コンデンサの劣化が激しく,交換が必須と思
われました。それで,新しい高圧コンデンサを手に入れて昨日交換したのです。
下に新旧コンデンサの外観をお見せします。

右がもともと付いていたもの。左はその代替品です。2個使っています。その
サイズの違いに驚きます。
つぎの写真はそれを取り付けたところです。

この後電源を投入してみました。電源スイッチを入れた直後にKX-80内部で放電
のような現象が起きました。閃光が認められたのです。直ちにスイッチを切って
作業中止。
これは長期戦になりそうです。

さて,天気も回復して来ましたのでサイクリングに出かけました。久しぶりです。
目的地はわたしの故郷添田町です。中学生時代の同級生がいる中元寺(ちゅうが
んじ)まで足を伸ばします。往復50kmです。
途中,赤村で昼食。入口に貼られた「おしらせ」に少し驚きました。

値上げの公示です。
当日のメニューは「ばっちゃんカレー」でした。以前は350円だったのが,450
円になっています。

1杯食べました。特別おいしいという訳ではありません。素朴な味です。
添田の中心部を通り,彦山川を渡り,坂道を登ってトンネルを抜けたら中元寺で
す。友人宅に立ち寄り,アンテナ架設の話などしてそこを出発しました。
中元寺には昔炭鉱があったことを最近知り,国土地理院発行の古い地図を見たら
トロッコの軌条が描かれていました。そこで,その場所に行ってみましたが,痕
跡はまったく認められませんでした。何しろ閉山して半世紀以上経っているので
す。無理もありません。
道の駅歓遊舎に立ち寄り,再び添田の中心部を抜けて岩石トンネルを通って赤村
に出ました。その後は今川沿いに下って行くのみです。
そうそう,サイクリング道路が拡張されていました。

今川河川敷のサイクリング道路は,これまで豊津付近で1か所未開通の部分があ
りました。それがわたしの知らないうちに開通していたのです。
これからサイクリングがますます楽しくなりそうです。
以上