三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

なつかしいバッジ

2024-05-29 05:55:26 | 日記
探し物をしていたら懐かしいものが出てきました。

バッジです。いずれも故郷の霊峰英彦山(ひこさん=1,200m)の山岳バッジ(と言うのでしょうか?)です。
上の方の裏側には「1968年7月」と記入されています。わたしが彫り込んだのでしょう。
下の方の裏側には何も記されていません。多分,比較的最近買ったものでしょう。

1968年といえばわたしは高専の4年生。友人と一緒に英彦山に登ったことを記念して買ったものと思われます。
当時,1960年代から70年代にかけて登山ブームが巻き起こっていたと思います。各地の山のバッジが作られ,登山地図も出版されたのではないでしょうか?書棚を探すと,

ありました。英彦山の登山地図です。地図の裏に「1975年に井筒屋で買った」旨記されています。今ではこのような地図は売られていません。
1970年に就職して職場の友人と方々の山に登りました。みんなキスリングを背負って汽車・バスで移動したものです。電車ではなく,汽車という言葉がまだ支配的でした。

写真下側のバッジは多分2000年以降のものでしょう。「英彦山」と漢字で表記されています。これに対して上の方は「Hikosan」となっており,時代背景がうかがわれます。
1960~70年代が第一次登山ブームとしたら,2000年以降は第2次登山ブームと言えるかもしれません。(わたしの勝手な解釈です。)第一次は終戦前後以降に生まれた若者達が中心で,第二次は彼らが仕事の第一線を退いた後に登山を始め,あるいは再開したものと思われます。
登山者の持ち物の特徴としては,第一次は「キスリング」で,第二次は「杖」ではないでしょうか?今のほとんどの登山者はキスリングを知りません。もし知っている人がいたら,多分その人は第一次登山ブームのとき,あるいはそれ以前から山に登っていた人に違いありません。

脈絡のない文になりました。内容に関してはわたしの全くの個人的な考察です。この点ご留意ください。
以上

春から初夏へ福智山

2024-05-26 05:13:24 | 日記
きのうもいつもの福智(ふくち)山(901メートル)に登りました。
朝8時過ぎにいつもの上野(あがの)登山口に到着しました。土曜日で天気も悪くないことから駐車場はかなりの混みよう。そこでいつもの「とっておきの場所」へ。先客が2台止まっていただけです。

準備ののち8時30分に出発。
稜線経由の直登コースです。あえぎながらひたすら登ること1時間余りで見晴らしのいいところに達します。故郷の霊峰英彦山(ひこさん=1,200メートル)も見えます。この付近から花が豊富になってきます。

水仙のような,蘭のような花が咲いています。大体が白っぽい花ですが,紫がかった花が見つかりました。

肝心な花の名前がわかりません。以前調べて判明していたのですが,思い出せないのです。

そのつぎにキイチゴが。

しゃがみ姿勢で撮っていると,後ろから夫婦づれのような登山者が迫ってきました。何を撮っているのか問われ,キイチゴと答えて1つ取って口に入れました。まだ緑色した実がたくさんあるのでこれから食べごろになるのでしょう。

頂上付近になるとヤマツツジの花が目立ってきます。

もう少ししたら(ちょっと大げさに言えば)頂上付近はヤマツツジの赤い花に覆われます。ここ福智山では,春から初夏にかけてのヤマツツジと秋のススキがいいですね。

休憩後降るときもヤマツツジの多いコースをとりました。ヤマボウシの花も咲いています。写真を撮ったのですが,あまりいい出来ではなかったので載せません。

九合目あたりまできたとき気になる植物があります。

クモキリソウです。目立たない花が咲いていました。ことしは2株認めました。以前はたくさんあったらしいです。
季節は確実に春から初夏へと移りつつあります。
以上

TS-50Vの把手を作ること

2024-05-20 17:42:04 | 日記
ケンウッドの小形トランシーバにTS-50Vという機種があります。発売されてからもう30年にもなるでしょうか?小型とは言え,短波のオールバンド,オールモード機です。末尾の英字にはVのほかにD,Sがあり,最大出力電力の違いを表しています。それぞれ(Vから),10W,25W,100Wです。わたしは10Wの局なのでVです。

さて,そのTS-50Vですが,側面に把手を取り付ける穴が開いています。このたびその把手を作ってみました。本体側面と準備した金具と革帯をご覧ください。

金具は厚さ1mmのアルミ板,革帯は革ベルトのジャンク品を加工したものです。

取り付けました。ぴったりです。

革の強度がちょっと心配ですが,このとおり。

まあ,把手を利用することはめったにないので問題は起こらないものと楽観視しています。
以上

がめ葉餅を作ること

2024-05-20 05:38:34 | 日記
当地,詳しく言えばわたしの故郷,ではサルトリイバラの葉を「がめ葉」と呼びます。その葉っぱで包んだ餅をがめ葉餅と言って,毎年5月頃作っていただいていました。
一般には柏の葉を使った「かしわ餅」が有名です。そのため,このがめ葉餅をかしわ餅という人もいたような‥‥。

この度そのがめ葉餅を作ってみました。
作り方を熟知しているわけではなく,その昔母が作っていたのをそばで眺めていたに過ぎません。それだけの知識を総動員しての調理です。

餅とは言ってももち米を蒸して臼で搗くわけではありません。団子の粉というのを用います。

これをボウルに入れ,水を適量加えてよくこねます。水の入れすぎに要注意!

上の写真の奥の方にがめ葉が見えています。事前によく洗って水分をきっておきます。

こね上げた団子粉を適量取ってあらかじめ用意していた餡を包み込みます。

今回の餡はうずら豆を使ってみました。あずきとは一味違う味と食感が得られます。
6個ほど包み終えました。

この時点ではまだがめ葉の緑が綺麗です。

蒸し器に入れて蒸します。

およそ15分から20分で蒸しあがりました。

ご覧のように美しかった緑色は茶色か黄土色に変色しています。

お皿にとって,

いただきまーす。
以上

紅楼夢中巻を読み終えること

2024-05-14 14:10:08 | 日記
去年の12月22日から紅楼夢を読み続けています。そしてこの度その中巻を読み終えました。

紅楼夢をご存知の方は多いと思います。手元にあるのは平凡社発行の全3巻構成のものです。
これまでの実績は
上巻(395ページ): 2023年12月22日~2024年2月15日の56日間,∴7.05ページ/日
中巻(607ページ): 2024年2月 15日~2024年5月14日の89日間,∴6.82ページ/日
ですから,平均7ページ/日とすると,504ページある下巻を読み終えるのに要する時間は
504〔ページ〕÷7〔ページ/日〕=74〔日〕(=2.5か月)
と予想できます。つまり,
下巻(504ページ): 2024年 5月14日~2024年 7月31日
となります。
何だか計算ばかりで肝心の中身に言及がありません。それは全巻読み終えたときに。
以上