三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

こしあぶら摘み鋏

2020-01-30 20:33:15 | 日記
Windows10になってからどうもうまく行きません。ブログの作成でももたもたしてい
ます。これで3度目。

さて,毎年春には山にこしあぶら(の若葉)を採りに行きます。いや,「いただきに」
行きます。しかし,大木の場合はあきらめざるを得ません。手が届かないのです。
そこで高枝切り鋏のようなものがあればいいと以前から思っていました。今回その高
枝切り鋏を改造してこしあぶらの若葉を摘めるように改造しました。
まず,原形をご覧ください。

我が家には2本ありますので長いほうを改造することにしました。少しでも高いところ
にある若葉を摘みたいのです。
刃先の部分です。

この刃先が邪魔になります。こしあぶらの若葉は「切る」のではなく「摘む」のです。
刃先を取り外して,刃先がなくてこれに代わるものを作ります。板厚2mmのアルミニ
ウムに外形図を描きました。

アルミニウムは柔らかくてちょっと頼りない気がしますが,切るのではないのでマア
何とか耐えるでしょう。
鑢と鋸とドリルを使い2時間ほどかけて削りました。

まあまあの出来栄えだと思いませんか?
組み立てました。

これで高さ4mmほどまでの新芽を摘むことができるはずです。残念ながら今の時期は
試そうにも手ごろな若葉がありません。春まで待ちましょう。

待ち遠し
あと2か月半の
こしあぶら

以上

70歳の故郷

2020-01-21 20:19:57 | 日記
表題を読むと故郷の自治体が発足して70年経ったのかな?と思う人もいる
かも知れません。正確には「わたしが70歳の誕生日を迎えた日の故郷の様
子」ということです。
そうです。きょうはわたしの誕生日です。70歳になりました。その抱負は
ともかく,故郷を訪れてそのシンボル的な山に登った話です。

旧国鉄田川線に乗って伊田で日田彦山線に乗り換えます。日田彦山線と書
きましたが災害のため現在添田駅までしか運行されていません。つまり,
日田も彦山も通らないわけです。
添田駅で下車。

遠くに小山が見えます。これがきょう登った岩石山(がんじゃくさん)で
す。名前のとおり,岩と石の山です。ただし,はげ山ではありません。
その手前に見える大木は楠です。小学校の横の御旅所と呼ばれるところに
植わっています。わたしが子供のころからすでに大木でした。

添田駅の駅舎です。

建て替えられており,昔の面影はありません。
駅前の商店も活気がありません。町一番の繁華街・商店街もご覧のとおり
です。

なんだかユトリロの絵みたいですね。人がいません。
折り返して小学校横を通って郵便局付近に来て新しい発見がありました。

済みません。写真の処理に失敗しました。横向きで申し訳ありません。
道標ですね。古い町の名前が刻まれていて懐かしく拝見しました。話によ
ると移設されてきたようです。

さて,岩石登山です。
別に急ぐ理由もありませんので大きく反時計方向に迂回して登りました。
稜線を歩くので気分もさわやかです。
頂上付近の様子です。

落ち葉がいいですね。両側の木立もいい。また,木洩れ日もいいですね。
こんな道はすいすい足が進みます。
八畳岩まで行って折り返しました。頂上で昼食です。

フォエブスを持ってきたのでウインナーを温めて麦の汁をいただきました。
天気はいいものの,やはり寒くなりますのでお湯を沸かして焼酎のお湯割
りに切り替えます。おかずはおでんに変わりました。最近は便利ですね。
最後に雑炊を作って鱈腹食べました。

旧国鉄の列車で移動した理由がお分かりいただけたでしょうか?
楽しい70歳の誕生日でした。
以上

絶縁抵抗計またはメガー

2020-01-12 08:43:44 | 日記
昨日近隣の市で古物の競売会が開催され,ちょっと覗いてきました。
開始前に出品物を物色していると懐かしい物が目につきました。わたしと
同世代かさらに古い人ならすぐにピンと来るでしょう。もっとも,電気関
係の人という条件がつきます。
競りが始まり,間もなくさらし台に置かれました。司会者(と言うのでし
ょうか?)が
「これは何だ?」
と言いながらハンドルをぐるぐる回します。わたしは思わず,
「感電しますよ。」
と叫んだものです。
手を挙げる(声を上げる)者はいません。その場の成り行きからわたしが
競り落としてしまいました。格安です。
まずはその外観をご覧ください。

メガーですね。メガーというのは商品名で,一般には絶縁抵抗計と呼ぶべ
きでしょう。
このように商品名を正式または準正式な名称として用いているのは少なく
ありません。マイクロスイッチはJISでもその名を用いていますが,本来
は某社の商品名です。
余談でした。
蓋を開けると説明書きがあり,メーカはムサシ電機計器だそうです。イン
ターネットで調べたらまだ健在でした。1959年3月製造ということです。
昭和34年ですね。わたしはまだ9歳でした。
試しに測定端子を短絡してハンドルを回してみました。

ハンドルを回しながら重い一眼レフカメラを構えての撮影は難しいです。
指針が0Ωを指しているのがお分かりいただけますか?(ショートして長
時間測定すると巻き線が焼けるそうです。)
つぎに1.6MΩの抵抗をつないでみました。

指針はおよそ1.6MΩを指しています。
機能は健全なようです。
さて,このメガーいつ出番があるでしょうか?
以上

テレグラフ・サウンダーを修理

2020-01-02 17:23:59 | 日記
去年の11月28日投稿の「秋の秋月」でテレグラフサウンダーのジャンク品を
紹介しました。そのサウンダー,その後放置状態でした。
年末年始の休みを利用してきょう修理を試みたものです。
問題は大きく2つありました。
(1)接続のための端子がない
(2)戻しばねがない
問題(1)に対しては陸軍端子を取り付けました。

赤と黒の端子がお分かり頂けますか?
問題(2)はちょっと大変です。真鍮のねじに穴を開けたものを固定側に,
直径4mmの真鍮棒に穴を開けたものを可動側に取り付けました。そして両者
間に引っ張りコイルばねを取り付けました。

写りが悪いのですが,お分かりいただけますか?
これで一応可動状態になりました。後は汚れや錆をどうするかです。
取り敢えず・・・。
以上

初日から大失態

2020-01-01 08:50:28 | 日記
新年おめでとうございます。ことしもよろしくお願いします。

まずは前回の記事に対する補足からです。
問題のおみくじは去年の1月3日に手に入れたものです。それを1年間保管し
ておいたのです。これを書き忘れていました。

さて,ことし初めの記事です。
昨夜(大晦日)は午後7時過ぎに蒲団にもぐりこみました。もちろん,その
前に年越しそばの「みどりのたぬき」を頂くことを忘れません。

今朝3時頃起床。対馬のミニ八十八ヶ所の写真を整理して3時間ほどを過ご
し,6時頃自転車で出発しました。目的地は馬ヶ岳。

登山口に自転車を置き,暗い登山道をキャップランプの明かりを頼りに登る
こと30分ほどで二の丸跡(東の峰)に到着。若者達が日の出を待ってお喋り
していました。何となく居場所がなさそうなので本丸跡(西の峰)に移動。
しかし,西の峰から東を眺めると東の峰が邪魔して日の出が拝めないのでは
ないかと心配になり,直ちに東の峰に戻りました。

場所を定めてキスリングからカメラを取り出して撮影の準備。ところが,メ
モリーが装着されていないことが判明。
日の出まではまだ20分ほどあります。何だか恥ずかしく,下山開始。中腹に
展望所があり,ここで携帯電話のカメラで撮影することにしました。

出てきました。

あっと言う間に出てしまいました。

やはり何だか恥ずかしく,いそいそと下山。落ち葉がいい感じです。

落ち葉は滑りやすいので要注意です。

ことしは初日から大失態を演じました。この1年が心配です。一つ一つ準備・
点検を確実にするよう肝に銘じます。
以上