三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

英彦山の九輪草

2018-05-11 19:25:53 | 日記
きょう久しぶりに故郷の英彦山に登りました。
6時に家を出発。きょうは自家用車で出かけました。というのは5月4日に鉄道
とバスで行こうとしたものの,添田駅で下車してバスに乗り換えようとしたら
その運行状況がよく分からず,結局添田から引き返した苦い思い出があるから
です。
それはともかく,別所の駐車場に着いたのは7時少し前。

わたしが1番と思っていましたが,先客が1人いました。広い駐車場に2台のみ。
準備の後,7時丁度に歩き始めました。
階段が始まったら間もなく山開きの看板が目に付きました。

これまで何十回となく英彦山には登りましたが,山開きに登ったことはありま
せん。
歩き始めて20分で奉幣殿に着きました。そのまま再び急な階段を登ります。
およそ1時間ほどで行者堂に到着。ここは学生の頃元日登山で立ち寄った思い出
があります。井戸がありますが,近年は汚れていて,というかゴミが浮いていて
飲む気がしません。

この井戸は枯れたことがありません。浄化装置を具えたら登山者・観光客に便利
だと思います。地元自治体の前向きな検討を期待します。
新緑がまぶしいです。めまいがするような気がします。

中岳頂上に着きました。駐車場から1時間45分でした。
雲仙岳は見えませんでした。期待していたのですが,残念です。

頂上の休憩小屋の一角にバイオトイレがあります。その掃除をしました。久しぶ
りです。あまり汚れてはいませんでしたが,ゴミが散らかっていました。
1時間ほどの休憩ののち下山開始。
サルナシと思える枝に花が咲いています。でもこれは多分雄株でしょう。

奉幣殿の少し下に九輪草の群落がありました。

綺麗ですね。しかし,その周囲を見ると‥‥

兼好法師の「神無月の頃」の「‥‥この木なからましかばと覚えしか」ではありま
せんが,「この囲ひなからましかばと思ひき」といった次第です。
快晴の半日,久しぶりの英彦山の景色・空気・鳥の声を満喫しました。
以上