三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

秋の味覚

2020-09-28 06:26:18 | 日記
今朝のご飯です。

栗ご飯に茄子の味噌汁です。いずれも秋を代表する味覚ですね。栗は昨日のサイクリング
での戦利品です。
ところで,きょうはわたし(達)の結婚記念日だそうです。娘から電話で教えられました。
以上

彼岸花の道サイクリング

2020-09-27 15:08:01 | 日記
健康維持のため,毎週登山に取り組んでいます。ただし,場合によってはサイクリングで
これに代えることもできます。
きょうはあまりいい天気ではないが雨は降らないだろうとのことでサイクリングに出かけ
ました。朝7時出発予定が,いつもの愚図で10分遅れ。目的地はいつもの故郷の町。往復
50kmになります。
家を出て間もなく今川河川敷のサイクリング道路に入ります。
草むらの中に赤い花が目立ちます。

彼岸花ですね。彼岸の中日は過ぎましたが,まだまだ彼岸花は健在です。
白い彼岸花も咲いています。

最近この白い彼岸花が多くみられるようになりました。最近と言っても10年,20年という
時間です。
わたしが最初に白い彼岸花のことを知ったのは1970年代初頭のこと。当地の近くの築上郡
(ちくじょうぐん)築城(ついき)町に白い彼岸花が咲くということでした。それから半
世紀。白い彼岸花はほとんど普通に見られるようになりました。
しかし,わたしは彼岸花はやっぱり赤がいいですね。

サイクリング道路に沿って延々と咲いています。
ペダルをこぎ,写真を撮り,風景を眺めながらのサイクリングです。風もなく,暑くもな
くまさにサイクリング日和です。
1時間ほどで赤村(特産物センター付近)に到着です。南のほうに故郷のシンボル岩岩山
(がんじゃくさん)が見えてきました。

間もなく岩岩トンネルへの急坂です。これは新しくできた道路ですので自動車で通ること
を前提としているのでしょう。自転車ではとてもこいで登れません。仕方なく押して行き
ました。
ところどころに落ちている栗を拾いながらふと見上げるとあけびの実があります。

子どもの頃おやつなどに飢えていて,野山のあけびやいちごの実を見つけては喜んで食べ
たものです。あけびを見つけると今でも嬉しくなります。
トンネルを抜けるとわたしの生まれ故郷の添田(そえだ)町。
添田公園から中学校の裏側を通って大通りに出ます。そうそう,中学校ではその校庭内を
鹿が我が物顔で飛び跳ねていました。(なかなかいい光景です。)
廃線となる日田彦山線の踏切を越え,彦山川を渡れば上り坂になります。この道は昔から
あるので自転車に乗ったまま通れます。トンネルを抜けると目的地の中元寺(ちゅうがん
じ)。宝ヶ岳(ほうがたけ)が奇麗な姿を見せました。

この山はその形から添田富士と呼ばれていました。(多分今でもそう呼ばれていると思い
ます。)
中学生時代の同級生宅で30分ほど休憩しました。
帰りは逆風に苦しみました。崎山付近をのろのろと進んでいると何やら笛と太鼓の音が響
いてきます。秋祭りかな?神楽でも演じられているのかな?

寄り道してみました。稲刈りの神事のような雰囲気です。スマートフォンなどで写真を撮
る人が周りを取り巻いていて行事の詳細はよく見えません。
天幕の側に立て札がありました。つぎのように記されています:
  令和二年度   奉納者
  新嘗祭献穀田  〇〇〇〇
          〇〇〇〇
          〇〇〇〇
原文は縦書きです。
見物していた老女に「毎年行われているのですか?」と聞くと,「いえ,初めてです。
最初で最後でしょう。天皇に献納する米の収穫です。」との返事。なるほど,それで新
嘗祭という言葉に納得しました。すると春には御田植祭があったのでしょう。
12時15分家に帰着しました。
きょうの収穫です。

あけびはまだ少し早いのですが,米びつの中に入れておけば食べられるようになるはず
です。栗は数個は栗ご飯にして,残りは茹でていただきましょう。
以上


減る物,増える物

2020-09-25 19:37:17 | 日記
わが家の玄関の下駄箱の上にはガラクタがいっぱい。その多くは郵便ポスト型の貯金箱と
クラシックカメラです。

きょう思い切ってほとんどのポストをフリーマーケットに譲渡しました。一番大きいもの
と一番小さい物だけを残して。

一番大きいポストは思い出の品。わたしが四国で教師の真似事をしてその退官記念にいた
だいたものです。これは手放せません。
そうそう,人形はうすき製薬の後藤散の宣伝用です。モデルは三遊亭園右だとか。わたし
と同世代の人ならご存知でしょう。「風邪を引いたら,一に栄養・二に休養(逆だったか
な?)三・四・がなくて後藤散風邪薬」です。頭を叩いたらそのようにしゃべります。
わたしは知らなかったのですが,後藤散の「うすき製薬」は大分県の臼杵市が発祥の地だ
ったのですね。(「発祥の地」というのは少しおかしな表現かも?)

で,早朝フリーマーケットに行ったのですが,そこでいい物を発見!卓上ボール盤です。
単相 100 V 仕様です。

ややくたびれてはいますが,充分使えそうです。何しろ Made in Japan ですから。
実は20年ほど前から卓上ボール盤が欲しかったのです。しかし,値段が高い,置く場所が
ないということでなかなか踏み切れませんでした。それがきょうあっさりと買ってしまっ
た次第です。交渉の結果,500円だけ安くしてくれました。
今後はこのボール盤で正確な穴あけができます。工作が楽しくなります。

減る物があれば,増える物もありますね。
(写真はいずれもスマートフォンで撮ったものです。)
以上

秋たけなわの英彦山

2020-09-21 17:53:49 | 日記
まずは前々回の訂正から。
誤 修悠館
正 修猷館
済みません。いつものおっちょこちょいです。

さて,きょうは祝日・敬老の日。
きのうからどうしようかと迷っていましたが,朝の天気のよさで決心しました。登山です。
目的地は英彦山(ひこさん),故郷の霊峰です。(標高1,199.5m(南岳),33°28’34”N,
130°55’34”E)
ゆっくりと準備して8時過ぎに家を出ました。きょうは北尾根ルートで登ることに。
登山口の旧鷹巣原キャンプ場に駐車して歩き始めたのは9時35分になっていました。
いきなり急な登りです。

階段を抜けると樹林帯となります。と,左下の方に何やら・・・。寄り道してみると

サルノコシカケのような茸です。巨大です。まだ生きているようです。触ると,プニプニ
しました。
急な坂を登ると小屋のようなものが見えます。

野鳥の観察小屋ですね。ここは野鳥観察コースになっているのでした。
見通しの良い樹林地帯では時として進路を失うことがあります。直進?左折?右折?

丹念に調べた結果,右が正解でした。これまで,このような場合強引に進んだためひどい
目にあったことが再三ありました。登山で「強引」は絶対いけません。
このルート唯一の岩場を抜けると赤い物が目につきました。

マムシグサの実です。名前からすると気味が悪いのですが,その実はトウモロコシのような
奇麗なものです。ただし,食べられないようです。
間もなく樹林帯を抜けるとすすきの生い茂る気持ちの良い尾根歩きです。

上宮が見えてきました。
これから一息で中岳頂上に到着。11時10分です。登山口から1時間半余りでした。

いい天気です。もしかしたら雲仙岳が見えるかも知れないと思い,神社の正面に移動。見え
ました。

上の写真中央やや上方遥か彼方に薄く写っています。お分かりいただけますか?
写真はすべてスマートフォンの内蔵カメラで撮りました。この雲仙岳が写るということは
申し分のない性能・分解能と言えます。
南の方を見ると,九重連山とその右に阿蘇山(根子岳・高岳など)が見えます。

休憩・昼食後11時35分下山開始。
正面の階段を下りました。下りはほとんど写真なし。ただ,急に開けたところで故郷の平地
が見えてきたので1枚パチリ。

まあ,わかる人が見ないとわからない写真ですね。
転ばないようにゆっくりと下山。秋たけなわのいい一日でした。
以上

スマートフォンのカメラ試し撮り

2020-09-20 07:31:00 | 日記
きょうもですが,昨日はいい天気でした。さっそくいつもの福智山
に登ったものです。
実は4日前携帯電話をアイフォンに替えました。そのカメラの試写
が主な目的です。もちろん,週1回登山の一環ではあります。
ということで,今回は上野(あがの)登山口から頂上までの要所要
所を撮りました。
まず,登山口です。

駐車場はもっと下にあるのですが,ここでも2台ほどの駐車余地が
あります。
ここから左に向かうと展望台・栂(つが)林道経由上野越行きとな
ります。直進すると上記林道を横断して上野越まで直登です。右に
折れると白糸の滝・稜線・八丁経由福智山頂です。
直進します。
約20分で虎尾桜への分岐点です。

橋を渡ってゆけば約10分で虎尾桜です。この桜はエドヒガンザクラ
という山桜の一種で,花が染井吉野よりやや濃いのが特徴です。春
は大勢の見物人で賑わいます。先年テレビの全国ネットでも放映さ
れました。
写真中央の石の上にある黄色いものはわたしのキスリングです。最
近はキスリングを知らない人が多いのですが,わたしが登山を始め
たころはほとんどの人がこのキスリングでした。
その分岐点を直進し,20分で林道に到達。上記栂林道(のはず)で
す。

右下から登ってきました。左の方に林道を横断します。
約10分で上野越です。しかし,きのうは20分ほどかかってしまいま
した。

右から登ってきました。左に行く(降る)と内ヶ磯(うちがそ)の
登山口に出ます。後ろに進めば鷹取(たかとり)山(633 m)です。
直進します。
その前にちょっと休憩。奇麗な花(蕾)を見つけたからです。
彼岸花です。こんなところ(標高約 570 m)にも生えるのですね。

木の根っこの隙間から茎が伸びています。カメラの性能を試すため
に花の部分をアップで撮りました。

奇麗に写ります。
ここからは喘ぎあえぎ一心不乱に登ります。したがって,写真はあ
りません。
九合目近くに最後の水場があります。最近雨が降ったためか,水が
豊富でした。

一口飲んで乾いたのどを潤します。水受けのために置かれている鍋
の中のごみや砂を除くため,ひっくり返しました。すると,何と!
蟹がいるではありませんか。

沢蟹ですね。なぜこんなところにいるのでしょう?麓から沢づたい
に何世代もかけて登ってきたのでしょうか?それとも,卵が鳥の脚
に付いて運ばれてきたのでしょうか?
そこから間もなく頂上直下の分岐点です。

左に行けば山小屋・バイオトイレに出ます。右コースをとりました。
山の岩が出迎えてくれます。

すすきの穂もきれいですね。頂上まであと一息です。
晴れてはいましたが,遠くの方は霞んでよく見えませんでした。九
重連山はかすかに認められる程度。雲仙はもちろん全く見えません。
英彦山(ひこさん,1,200 m)はそれとわかります。

わたしの故郷の霊峰です。
頂上では動画も撮ってみました。なかなか難しいですね。と言うの
は山の上のことなので足元に気を付けなければならないからです。
撮影に気を取られるとよろけたり,つまずいたりして危険です。
動画はともかく,静止画は満足のいく結果を得ました。
今後,スマートフォンのカメラ,緯度経度測定機能,地図などを活
用することで登山や八十八ヵ所の踏査に威力を発揮しそうです。
以上