三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

博多祇園山笠の「てのごい(手拭い)」

2017-12-30 18:34:37 | 日記
数日前同郷の友達(相手はわたしを「友達」とは思っていないかも知れない。)
から分厚い封書が送られてきた。開封すると,中から出てきたものは博多祇園山
笠8番山のてのごいだった。3枚入っていた。取り敢えずその中の1枚をわたしの
パソコン机のそばの壁に貼った。

これは平成23年のものだ。
友人の手紙によれば,「山笠での『てのごい』は流れの一員である証しであり,
これを締めていなければ棒に付くどころか山の横を走ることすら許されないほど
の大切な装備品」だそうだ。もちろん,わたしも少しは知っている。
しかし,てのごいには一般手拭と役員手拭とがあるそうで,送られてきたのは一
般手拭である。
役員手拭はさらに「総務」,「顧問/相談役」,「山笠委員」など役職・階級に
よって7つに区分されている。(「八番山笠上川端通五十周年記念誌」,2014)
いずれにしても山笠の手拭は一般人のわたしには到底手に入れることのできない
貴重なものである。
来年も山笠を見に行こう!
以上

ことし最後(?)の登山

2017-12-27 19:47:06 | 日記
きょうは12月27日。ことしもあと1週間足らずとなった。
きょうは休みを頂いたのだが,何をするか具体的に決まっていなかった。起床
とともに考えると,今月はまだ1回も山に登っていないことに気づいた。そこで
登山と決めた。
では,どこに?福智山と決めた。それは午前中に帰宅したかったからである。
つまり,午後したいことがあったからだ。
6時20分出発。登山口には7時過ぎに着いた。7時15分登山開始。
九合目付近の水場は凍っていた。この付近から雪が残っている。

もう少し行くと頂上が見えてくる。頂上の「山」の字の岩が認められるだろうか?

9時頂上に到着。気温は氷点下9度であった。

当初これを11度と読んでしまった。まったく,歳を取るとおっちょこちょいが
さらに加速しそうだ。
きょうは雲は多いが,透明度はいいようだ。国東半島沖の姫島が良く見える。
下の写真ではちょっと認めづらいだろうか?

英彦山も良く見える。
雲仙らしき山も見えたのであるが,写真を撮ろうとしたときはすでに見えなく
なっていた。
9時15分下山開始。
下りは要注意。しかし,用心し過ぎたため転んでしまった。
青木の実が赤くなり始めていた。

青木は匂いも良くないし,印象も良くないのだが,この赤くなり始めの状態は
いいですね。
11時に下山を完了した。

英彦山神宮の餅搗きに参加しました

2017-12-24 19:55:51 | 日記
昨日は天皇誕生日の祝日。英彦山神宮の餅つきがあって,参加しました。
英彦山のある添田町はわたしの生まれ故郷です。しかし,神宮の餅つきに参加
したのは初めてです。
搗いた米は1俵半,つまり90kgでした。一臼2升ずつ搗くとして,また,それ
に要する時間を20分(=0.3時間)とすると,2升=3kgだから
(90÷3)☓0.3=9時間
と見積もられます。ただし,臼が2つありますのでそのことを考慮すると4.5時
となります。朝9時開始ですから,終わるのは13時30分となります。
しかし,実際は準備やもち米が蒸しあがるまでの時間,後片付けなどが必要です
から,終わるのは午後3時頃と予想されました。
9時やや過ぎに到着するともう準備が進められていました。

釜は2基あります。臼の数に合わせたのでしょう。背景は奉幣殿です。
準備を終えて,蒸しあがるまでの時間はお酒などを「少しだけ」頂いて身を清め
ます(?)。さかなはイノシシの肉です。

なかなかおいしい。力がみなぎります。

餅つきが始まりました。基本3人で搗きます。リズムが大切です。
数年前,別の餅つきで経験したのですが,リズムの取れない人がいたときは閉口
しました。杵同士がしばしば衝突するのです。
さて,つきあがったもちを「餅」にするのは主に女性群です。

なかなか手際よく丸められていきます。九州では餅を丸めます。上手な女の人に
尋ねると,「(わたしは)プロですから」と言われました。道理で上手なはずだ。
そのうち山伏が現れて,奉幣殿の前でほら貝を吹き始めました。その後ほら貝を
身近に見たのですが,その現代風の作りに驚きました。点検に六角レンチを使って
六角穴付きボルトを外していたのです。
その山伏さん達も餅つきに参加しました。写真のよい題材なのでしょう。

子どもたちも加わりました。

戦力にはなりませんが,いい風景ですね。
昼過ぎになると登山者もぞくぞくと降りてきます。一部の興味ある人は餅つきに
飛び入り参加です。

夫婦なのか,交際中なのか?それとも兄弟,同僚?野暮なことは考えないことに
しましょう。
筋肉疲労のいい一日でした。
以上

初めてのゆず風呂

2017-12-22 21:51:35 | 日記
きょうは冬至。この日はカボチャを食べると良いとか,ゆず風呂にはいるとい
いとか言われている。
わが家,というかわが夫婦は2人ともこのような風雅なたしなみがない。生ま
れ育ちが貧乏のどん底だったためもあろう。
きょう知人から柚子を頂いたので思い切ってゆず風呂に使ってみた。

何個入れたらいいのかもわからないので,取り敢えず10個。
湯船につかるといい香り。しかし,まもなく体のあちこちがひりひりし出した。
「これはいかん」
とゆずの実を取り出した。わたしは恥ずかしながら肌(皮膚)が弱く,よく植
物にかぶれる。
実は先月(11月)15日に庭のハゼの木を伐った。すると間もなくハゼの逆襲に
あった。全治1か月余りの闘病生活を余儀なくされたのである。
ゆず風呂は今年限りにしよう。
以上

また時計が増えた!

2017-12-14 20:44:11 | 日記
また柱時計を買ってしまった。もちろん,ゼンマイ式。
きょう昼休みに近くのうどん屋でうどんを食べた。さぬきうどん風のセルフサービスの店だ。ときどき利用するのだが,店員はわたしを覚えたらしく,わたしが注文する前に
「釜揚げですか?」
と来た。わたしはこのうどん屋では釜揚げのかけうどんを食べることにしている。しかし,注文するときは
「かけうどんの並。麺は釜から出してください。」
という。ほとんどの店では「釜揚げ」と言うと「湯だめ」を出されることが多いからだ。
湯だめは釜揚げには違いないが,釜揚げ=湯だめではない。釜揚げとは文字どおり釜から出したままの麺である。
話しが変な方向に行きそうになった。そうそう,時計の話。
そのうどん屋を出て近くのリサイクルショップに立ち寄った。100円のエアキャップを買って店を出ようとしたら棚に載っている柱時計が目に付いた。メーカはMEIJIとある。店主に価格を聞くと,それには答えず
「それは壊れています。ゼンマイを巻いても動きません。」
との返事。
「それは構いません。幾らですか?」
と聞くと,
「壊れているから,……500円。」
とのこと。さっそく500円払って連れて帰った。自転車だったのでリュックっサックに入れて。
わたしは電車で通勤しており,事務所から駅までは徒歩約20分。リュックサックに入れた時計がときどき何かのはずみで鐘打ちが起こってボーンと鳴る。これには1人恥じた。
持ち帰った時計を,その状態をお見せしよう。

もちろん,振り子もあれば,ねじ巻きもある。
しかし,まったく動かない。固着しているという訳ではないが,振り子を手でふってやってもカチカチという機械の音がしないのである。
さっそく,内部を見た。

特に異状は見当たらない。埃は意外に少ない。と言うかほとんどなく綺麗な状態。これは油切れだ。
そこで,クレCRC 5-56と自転車油の登場。歯車の軸受を中心に注油した。

その結果,快調に動き出した。1度止まったが,振り子を振ってやると次第に力強くカチカチと動き出した。
もう大丈夫。組み立て戻して柱にかけた。

問題なく動く。修理完了!
本当は修理と言えるほどのことではなく,「油さし完了」というところだろう。
さて,この時計。メーカは明治時計だが,型名は?製造年は?
ということで再度文字盤を眺めると,何と!MADE IN OCCUPIED JAPANとあるではないか。

これはつまり,連合国から占領されていた日本が作ったということである。当時進駐軍からの命令で,MADE IN JAPANという表記は許されなかったということである。
日本人として不名誉なことであるが,貴重な品を得た。
さて,この時計をどうするか?わが家は時計であふれている。欲しい人はコメント欄から申し出ていただきたい。
以上