三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

大損!

2016-01-23 12:14:03 | 日記
膝の痛みを和らげるため,毎週土曜日は近くのクリニックでリハビリを受けています。
きょうはそれに引き続いて温泉で入浴療法といきました。
場所は下の写真をご覧ください。

これまで3回ほど入浴したことがあります。いずれも鉄道のフリー切符とセットになっていたので入浴料金に関しては無知でした。500円位だろうと思っていた次第です。
ところが,きょう600円請求されました。500円というのは割引料金でした。いくつかのカードを持っていれば割引料金が適用されるとのこと。
「JAF会員カードは持っていませんか?」
と聞かれたとき,
<持っているが,自動車の中に置いてきた>
ということで600円支払うことになりました。
しかし,入浴後ポケットを探ると,何とそのカードが入っていました。
何だか非常に損した気になりました。たとえば,定期券をもっているのにそのことを忘れて乗車券を買ってしまったような感じです。通常の損より何倍か,あるいは何乗倍か損したような気がしました。
損得はともかく,いい湯にゆったり浸かって,気のせいか膝の痛みが少し和らいだ気がします。
それにしても,写真正面屋根上のアンテナが気になります。
以上

低電圧真空管式ラジオ完成!

2016-01-13 20:24:56 | 日記
きょう先ほど完成しました。真空管を使ったラジオです。まずは写真でその外観
をご覧ください。アンテナをつながなくてもガンガン鳴っています。

大きさはおよそ幅22cm,奥行き17cm,高さ18cmです。わりと小型です。
このラジオは俗に高一と呼ばれています。もっとも,今では死語に近い言葉です
ね。正式には「高周波一段増幅ストレート(再生検波)ラジオ」とでもいうので
しょうか?ラジオ少年(これも死語?)だったおじ(い)さんにはわかるはずで
す。
その昔,ラジオ少年はまず鉱石ラジオまたはゲルマニウムラジオを作りました。
そのときの感動が刺激となって,つぎに真空管を使ったラジオ作りに挑戦します。
その第1歩は並三です。ストレートの三球ラジオという意味です。感度を上げる
ため再生検波とします。(正帰還を掛けて増幅率を稼ぐもの。)3本の真空管の
役目は,①検波,②電力増幅,③整流です。初めてスピーカから音が出て感激し
ます。
並三のつぎは並四。これは①検波,②低周波増幅,③電力増幅,④整流です。
並三を省略して高一に進む人もいました。球は最低4本必要です。――①高周波
増幅,②検波,③電力増幅,④整流です。
そして最後に到達するのが五球スーパーでした。真空管は5本必要で,①周波数
変換,②中間周波増幅,③検波・低周波増幅,④電力増幅,⑤整流でした。
おっと,こんなことを書くつもりではありませんでした。
今回試作した高一。技術的な特徴は低電圧ということです。
一般に真空管を使った電子機器では250V程度以上の高電圧を使います。したがっ
て,不注意に内部をいじると感電してひどい目に遇います。
今回わたしの試作した高一ではその電圧を24Vにしたのです。これだと触っても
感電することはありません。ただし,パワー(ここでは音量)が取れません。
パワー(電力)は電圧×電流です。仮に電流が同じとしても,電圧は250Vの10分
の1ほどしかありません。つまり音量は10分の1になるということです。しかし,
小さな部屋でラジオを聴く場合,通常のラジオで音量を最大にすることはまずあ
りません。つまり,実用的には10分の1でほとんど問題ないということです。
ただし,低周波増幅を1段設けて増幅度を稼ぎました。
使用した真空管はST管です。あえてST管にしました。でかいこけしのような形の
球です。6D6(高周波増幅)―6C6(検波)―76(低周波増幅)―6ZP1(電力増幅)
という構成です。整流管がありませんね。そうです,ちょっとズルして半導体ダ
イオードを使ったのです。
さあ,つぎは何に挑戦しようか?昔のラジオ少年はもうつぎのことを考えてい
ます。楽しみは尽きません。
以上

宮原線の遺構

2016-01-11 07:58:36 | 日記
昨年末熊本県小国町の温泉を訪れました。そのときのブログをお読みになった方
は瀟洒な橋梁の画像をご記憶でしょうか?旧国鉄の宮原線の遺構です。
今回3連休の一日を利用して再び訪れ,熱めの湯にゆったりと浸かりました。右膝
が何となく快方に向かうような気がしました。
それはともかく,今回は帰りに宮原線の遺構を少し訪ねてみました。
国道のそばに雑草に覆われたトンネルがあります。短いトンネルのようで,出口が
見えます。20mほどでしょうか?

トンネルの反対がわに回るとかなり古びた橋梁がありました。道路部分は撤去され
ています。

宮原線は熊本県内では山間部を走ったため,トンネルと橋梁が多いようです。とく
にこの付近の橋梁は形が良く,撮影スポットになっている箇所もあるそうです。
先ほどの橋梁の桁部分にプレートが取り付けられていました。

登録有形文化財だそうです。第43-0061号とあります。最初の数字43が昭和43年を
意味しているとしたら,この橋梁がまだ現役のときに指定されたのですね。宮原
線は昭和59年に廃止されました。参考までに,運行が開始されたのは昭和12年だそ
うです。ほぼ半世紀の間活躍したのですね。
そうそう,この機会に宮原線にかつてあった駅を調べてみました。
豊後森―(久大本線)―恵良―(宮原線)―町田―法泉寺―阿蘇釣―(大分県/
熊本県)―北里―肥後小国
全長約26kmだったそうです。熊本県内には2駅しかなかったのですね。意外です。
およそ40年前,ディーゼルカーに乗ってこの軌道の上を通ったことを思うと何だ
不思議な気持ちになります。
当時1歳か2歳だった娘を連れて,旧国鉄田川線・日田彦山線・久大本線と乗り継
いで豊後森からこの宮原線に乗りました。たしか終点一つ手前の北里で下りたと
思います。その後どういうふうに移動したのか,今となっては思い出せませんが,
山奥の温泉宿に1泊しました。
翌日は宿の主人に登山口まで送ってもらい,涌蓋山に登ったのです。当時めじろ
を飼っていて,めじろも一緒でした。(めじろは毎朝新鮮なエサを与えなければ
死んでしまう。)頂上の標柱にめじろの篭を掛けていると他の登山者が驚いてい
ました。
わたしの記憶はここまでで,どの経路で下山したのか,どのように帰宅したのか
まったく思い出せません。
以上


明けましておめでとうございます

2016-01-02 10:59:33 | 日記
きょうは1月2日。太宰府天満宮に行きました。
朝4時30分起床。コーヒーを1杯飲んで5時15分頃出発しました。
途中,田川の華さん食堂で朝食。2人前441円でした。参考までに,メニューは,ご飯,豚汁,それに卵丼です。ここの卵丼はおいしいですよ。もちろん,豚汁もおいしい。
さて,天満宮最寄りの駐車場に着いたのは7時15分頃。まだ日の出前ですが,駐車場は90%程度埋まっていました。500円払って天満宮へ。
参道はすでにかなりの人で混雑していました。長い列のできた土産物店もあります。
本殿入口です。

気のせいか,今年の人出は例年よりやや少ない気がします。それほど並んで待つことなく賽銭箱のあるあたりまで達することができました。
梅ケ枝餅を一つ食べて帰途につきます。
初めて気づいたことがあります。それは参道に設置されている石の大鳥居の一つに伊藤傳衛門の文字が刻まれていることです。石炭王の傳衛門が寄進したのでしょう。
駐車場から出ると,道路には車の長い列。凡そ1kmほども続いていたでしょうか?わずか30分か1時間ほどの差で大変な状況になります。(4時半に起床した理由がお分かりになりましたか?)
ちょっと寄り道しました。東京でもかなり有名になっているらしい「うちの卵」の養鶏場です。新年早々営業しているか疑問でもありましたが,鶏には盆も正月もあるまいということで行ってみた次第です。

予想どおり営業はしていましたが,目的の「詰め放題」販売はお休みでした。
以上