三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

久しぶりの久住山

2017-05-30 18:41:44 | 日記
くじゅうは来週の日曜日(6月4日)が山開き。その日は混雑するだろうからきょう行ってみた。
朝4時20分出発。深耶馬渓を経由して6時30分頃牧ノ戸峠に着いた。この時刻なら駐車場の心配はない。
準備の後6時45分登山開始。
30分ほどで沓掛山頂上。実は登り始めからここまでが一番大変。ここまで来れば体が慣れて来るので後は楽になる。
遥か向こうにきょうの目標久住山が見える。

写真中央の遠方に三角形が見えるだろうか?それが久住山の山頂。
ところで,改めて付近を眺めると,表示柱(と言うのだろうか?)が倒れているではないか!多分去年の熊本地震で倒れたのだろう。

こんな状況は初めてだ。
小休止の後出発。ところどころにミヤマキリシマが咲いている。この付近だと五分咲といったところ。
狭いところを通るとき珍しい花を見つけた。

笹の花だ。笹とは竹の小ぶりなものをいうのであって,つまり竹の花ということになる。このように綺麗な形で見るのは初めてだ。
ドウダンツツジ。この花もなかなかいい。鮮やかさを抑えたつつましさがいい。
この時期は花が多く,注意深く観察するといろんな花が咲いている。わたしの知らない花も多い。
これはイワカガミ。

写真では大きく見えるかも知れないが,小さな花である。葉っぱの艶がいい。
ガレ場を登りきると久住山山頂。9時丁度。

すでに何人かの人が寛いでいた。
隅っこに座って中食を摂る。昼食ではない。
それにしても蠅のような虫が多い。やはり登山客の残す食べ物が影響しているのだろうか?早々に引き揚げ開始。
来た道をそのまま引き返すのも面白くないので星生山(ほっしょうざん)経由で下山することにした。
途中,きれいなミヤマキリシマが咲いていたので1枚撮った。

ミヤマキリシマはこのように岩とよく合うと思う。
間もなく星生山頂上。

2人連れとしばし合流した。定年を迎えたので夫婦で登山三昧のようだ。ここ(九重)には数泊して全ての山に登るようだ。昨日は指山に登ったという。丁度ミヤマキリシマが満開だったそうだ。下山したら指山にいったらどうかと勧められた。わたしは膝手術後のリハビリ中で明日は仕事。無理はできない。
以上

福智山ヤマツツジの開花状況

2017-05-28 06:03:37 | 日記
5月も間もなく終わります。
毎年この時期になると九重地方のミヤマキリシマと福智山のヤマツツジが気になります。さっそく登ってみました。もちろん,福智山です。
山の中ではいろんな鳥がさえずっています。鶯の声はすぐにわかります。ところが,それを威圧するような大きな声で鳴く鳥がいます。ソウシチョウ(相思鳥?)です。もともとは観賞用に輸入された小鳥でしたが,篭から抜け出して野生化したものです。
一句浮かびました。
杉田久女作: 谺(こだま)して 山ホトトギス ほしいまま
小生の駄作: 谺して わがもの顔の 相思鳥
登山口から1時間半,頂上の「山」が迎えてくれました。

快晴の青空に「山」の岩が映えます。
目を凝らすとヤマツツジの赤い花(蕾?)がちらほら見えます。ただし,上の写真では認められません。
頂上への最後の急登でそばにあるヤマツツジを見ると,

何と,花が,蕾が枯れたようになっています。しかも,花(蕾)の数が少ない!
今年は裏作のようです。――ということは,ミヤマキリシマも駄目かもしれません。
頂上の三角点の周りをまわっていつもくつろぐ場所に移動します。
快晴ですが,遠くは霞んでいます。雲仙は見えません。しかし,大分県の姫島がかすかに見えます。矢筈山の特徴ある形がわかります。

残念ながら写真には写っていませんでした。
いつもの山アジサイのような花が開き始めていました。2年ぶりです。

トランシーバのスイッチを入れると愛媛県の堂が森から呼び出しがありました。石鎚山系の山ということです。さっそく応答するとこちらの信号は55(了解度完璧,信号強度は中程度)だとのこと。多分相手の受信機にはプリアンプが付いているのでしょう。こちらには41(了解度は実用上問題なし,信号強度は非常に弱い)でしか聞こえてきません。
30分ほど休憩の後下山開始。
頂上付近には数人の登山者が休憩していました。

今回は登り100分,降り90分でした。
以上

モールス発振器の製作開始

2017-05-24 19:03:07 | 日記
まずは前回記事の訂正から。
誤: 大阪山
正: 大坂山
坂の文字が違っていました。いつものオッチョコチョイです。

さて,きょうはお休みをいただきましてモールス発振器の製作に着手しました。
モールス発振器というのはわたしの造語のようなものです。モールス信号で交信するとき,電鍵(でんけん)というもので電波を入り切り(断続)します。そのとき自身に音が聞こえないと正確に符号を送り出しにくいものです。また,練習するときにも必要なことはお分かり頂けると思います。その発振器を作ろうと思い立ったわけです。
せっかく作るなら真空管で,ということで下の写真のようになりました。

GT管4本の構成です。
GTというのはガラスチューブのことで,ガラス管という意味ですね。真空管をご存知の人は「真空管がガラス管というのは当然ではないか」と思われるでしょう。しかし,実は金属管というのがあって,GT管はそれをガラス管に変えたものだったのです。金属管は軍用に使われたらしいことだけは知っています。だから,たとえば6SJ7という金属管のガラス管バージョンはは6SJ7GTというわけです。金属管は割れないので堅牢だったのですが,ヒータが点灯しているかどうかが分かりづらいのと,ケースが帯電するので接地しないと感電するという難点があったようです。
過日知人から聞いた面白い話があります。
終戦直後,米兵が無線機の修理にてこずっていたとき,通りかかったラジオ少年が真空管に触って,「この真空管が壊れている」と言ったそうです。米兵が「どうしてわかったのか?」と聞いたところ,その少年は「冷たいからヒータが切れている」と答えたそうです。ガラス管だったら一目で見えたのですが,金属管だったのですね。
さて,その回路は下の図のとおりです。

図が小さくて読みづらいでしょうし,ここで回路の講釈をするつもりもありません。
ただ,真空管というのは知っているようでなかなか使いこなせないものだとつくづく思った次第です。現在の半導体回路は「低電圧大電流」なのですが,真空管回路では「高電圧小電流」なのです。それはそれでいいのですが,問題は過渡現象です。電源投入直後,回路がまだ定常状態に達しないときに直流高電圧回路が立ち上がってしまうと非常に高い電圧になります。したがって,使用する部品はこの短時間に発生する高電圧に耐える必要があるのです。しかし,今日はこの高電圧に耐える部品が手に入れにくくなっているのです。
まあ,ときには煙を出し,ときには爆発させることがあるかもしれません。ぼちぼち進めます。
以上

木耳採取

2017-05-21 18:55:08 | 日記
きょうは午前福智山に登り,午後は大阪山に木耳(きくらげ)を採りに行きました。
先月こしあぶらを採りに行ったとき,木耳が結構あることを認識しました。

枯れ木にびっしりついているのがお分かり頂けますか?干からびていますので(当然)去年のものでしょう。
あるわあるわ,1時間足らずでレジ袋に一杯取れました。

下山途中蕗と筍(五三竹)も少々いただきました。
そろそろ春の山の幸も収穫期を終えます。
以上

久しぶりのサイクリング

2017-05-17 11:47:37 | 日記
まず,前回記事の訂正から。
誤: 詠んだ
正: 読んだ
毎回不注意があってどうもいけません。ご容赦を。

さて,きょうは水曜日ですがお休みをいただきました。
何をするか?まずはサイクリングです。前回は4月12日でしたので1か月以上の空白ができてしまいました。登山を再開したのでそれとのしのぎ合いという場面も出てきそうです。
それはともかく,朝6:20頃出発し,目的地の中元寺には8時頃に到着しました。距離は25kmありますので平均の速さはは25÷100=0.25[km/min]となります。時速に直せば0.25×60=15[km/h]となります。まあまあのスピードではないでしょうか?
今回も帰途思い出の場所に立ち寄りました。もう夏草で覆われつつあります。

そうそう,過日この場所で鹿の角を拾いました。

今年は父の生誕百年です。この鹿の角には何か因縁を感じます。瑞兆ならいいのですが。
以上