三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

福智山頂のヤマツツジが見ごろ

2015-05-30 11:00:05 | 日記
早朝福智山に登りました。
きょうはあることを期待していました。例年この時期頂上付近のヤマツツジの花が見ごろを迎えるのです。九合目あたりに来ると突然開けて山頂が見えてきます。
咲いていました。

この山頂付近のヤマツツジの花を日本庭園のようだと評した人がいます。たしかにそうですね。

急斜面の岩場で生育していますので近づくことができません。
もっとも,登山道周辺にもツツジの株はあって,ご覧のとおりです。

今年も花が豊富です。
ヤマボウシも満開です。やや赤みがかったところもいいですね。

頂上には7時30分頃に着きました。ちょっと南寄りのいつもの岩場でしばし休憩です。残念ながらきょうは霞んで遠くが良く見えません。
すぐ近くに山アジサイと思える花が咲いていました。
ガクアジサイのようでこの花もいいですね。■

忙しかった土曜日

2015-05-24 20:56:24 | 日記
土曜日は忙しかった。
朝自動車を半年点検に出し,点検が済むまでの時間を使って散髪。格安の店なので1,080円也。
つぎに歯医者へ。これは3か月ごとの定期点検です。待ち時間30分,点検作業30分の合計約1時間ほどでした。2,080円。
歯医者を出て自動車を引き取りに。3,000円でした。
以上で午前中はほぼつぶれました。
さて,簡単な昼食後英彦山へ。間もなく小雨が降り出して前途不安です。途中従姉の許に立ち寄って,取り敢えず登山口まで行きました。小雨は降ったり止んだり。
一旦は登山をあきらめましたが,意を決して登山開始。このとき14時でした。
傘をさしたり畳んだりしながら歩くこと1時間40分。頂上に着きました。
頂上から見る景色は,意外や意外。遠景がよく見えます。

写真は由布岳から九重連山です。この右側に阿蘇山も見えました。
頂上付近には以前から目をつけていた植物があります。サルナシ(と思うの)です。

花はすでに散っており,小さな実が認められました。今年こそ何とか収穫したいところです。しかし,ライバルは多い。
頂上でのボランティア作業を終えて下山開始。
ほとんど下山したところにクリンソウの群落がありました。

周りはロープで囲われていました。徒然草ではありませんが,このロープなからましかばとおぼえしか。
帰宅したのは午後6時頃でした。■

古い電卓を手に入れました

2015-05-19 06:38:33 | 日記
当地から30km程西にある市内の古本屋に久しぶりに行ってきました。古本屋とはいっても本以外のガラクタが沢山陳列されています。
商品を整理するため一部商品を除いて70%引きという価格でした。
さっそく電卓を買い求めました。値札は1000円ですが,70%引きですから300円です。電池収納部を見ると緑青に覆われていました。緑青のついた電極を綺麗にして電池を交換すれば何とかなるだろうと思ったのです。

しかし,この考えは甘かった。緑青の進出が激しく,スイッチまでも機能不全に陥っていました。スイッチをばらして奮闘数時間。ようやく機能するようになりました。
上の写真でおわかりのとおり,蛍光表示管が使われています。これが実にいい!
機能的には加減乗除にメモリーがついたもの。平方根などは計算できません。しかし,総和の計算とか,桁数の指定とか意外に面白い機能もあります。%を含んだ計算も面白いですね。
下の写真は裏面です。

計算例の下に名板があります。OMRON TATEISI ELECTRNICS CO.と書かれています。今ではオムロンが正式名称ですが,当時は立石電機でしたね。ついでに言うと,たしかオムロンというのは創業地の小室にちなんだものではなかったでしょうか?(間違っていたらごめんなさい。)
電源は単三電池2個の3ボルト。外部電源でもOKです。しかし,注意が必要です。外部電源のコネクタは中心が-で周りが+です。今とは逆ですね。
+-がひっくり返ったのは,わたしの記憶では1980年代後半ではなかったかと思います。この電卓は1975年頃のものですから,旧規格になっているのでしょう。
電気屋の普通の考えでは中が+外が-なのですが,なぜ最初にこの逆にしたのでしょうか?その理由が自分なりに最近分かりました。余りに専門的な話になりますのでここでは割愛します。■

ヤマボウシの花が咲き始めました

2015-05-18 19:39:12 | 日記
午後1時に家を出て2時少し前いつもの山に登山開始。
およそ1時間30分で頂上に着きました。いつものペース。頂上の「山」が出迎えてくれます。

頂上に着くと紫色の花が目に付きました。スミレのようですが,果たして?

風もなくいい天気でした。残念ながら遠くは霞んで良く見えませんでした。
30分ほど休憩して下山開始。
登りのときにも認めていましたが,ヤマボウシが咲き始めていました。

咲き始めは黄緑色です。これが白色になり,最後に赤くなって散るようです。各段階の花の色が楽しめます。そして,その後は赤い実。生でも食べられますが,今年はヤマボウシ酒にしてみようかと思っています。生の味ですか?たとえて言うなら熟し柿のような味ですね。果実そのものが小さい(梅干しの種ほど)のでこれを腹いっぱい食べるということはできないでしょう。
少し下るとクモキリソウが咲いていました。

特に美しい花ではありませんが,ここ以外では見かけません。数年前某登山者に教わったので知っているまでです。■

シンメータの挿し木から芽が出ました

2015-05-15 05:44:57 | 日記
わたしの故郷にはシンメータと呼ばれる種類の柿があります。もっとも,今ではその柿も少なくなってしまい,手に入れるのは容易ではありません。富有柿が幅をきかせているのです。店先の柿を見るとほとんどが富有柿です。たしかに富有柿は色・形が美しく,味も上品な感じがします。
しかし,以前はその土地に適した固有種があったはずです。わたしが知っているだけでも,ボンゴネリ(盆木練り?),シモゴネリ(霜木練り?)があります。いずれも形が悪く,富有柿と比べたら見劣りがします。しかし,おいしいのです。果実の中はゴマで真っ黒です。
「コネリ」というのは木についたままで食べられる状態になっているという意味のようで,「こねる」という動詞形もあります。甘柿の場合,熟れるとゴマがたくさん入るので「こねる」というのを「ゴマが入る」ことと思っている人もいるようです。
さて,このシンメータですが,見かけはボンゴネリやシモゴネリよりいい。味も勝るとも劣らない。
そのシンメータを我が家で育てたいと思ってこの春枝を数本いただいてきました。それを我が家の庭の渋柿に接ぎ木したのですが,残念ながらまだ芽が出ません。どうも接ぎ木失敗のようです。
ところが,接ぎ木に使用しなかった枝を数本植木鉢にさしておいたところ,そのうちの1本から芽が出ていました。

しかし,最初は勢いが良かったのですが,次第に弱々しくなってきました。何とか育ってほしい。そして8年後にはおいしい実を結んでほしい。
ところで,シンメータとはどのように書くのでしょうか?語源は?ご存知の方がいたら教えてほしい。■