三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

枯れすすきの福智山

2023-09-30 18:12:16 | 日記
きのうは満月,中秋の名月でした。福智山九合目の小屋で満月を愛で,一泊する予定でした。しかし,2つほどの障害が発生して断念。
そしてきょう福智山に登りました。
9時20分,いつもの上野登山口を出発,1時間半ほどで九合目。ここでアサギマダラに出会いました。2頭戯れていました。

残念ながら写真に収められたのは1頭だけです。
それから20分ほどで頂上。従来より10分ほど遅い。どうもこのタイムが現在のわたしの実力のようです。
見通しはあまりよくありません。故郷の霊峰,英彦山がかすんで見えます。

すすきはすべて枯れすすきになっていました。
これから徐々に冬景色に移行するのでしょう。それもまた楽しみです。
以上

一気に読んだ「数学物語」

2023-09-26 05:30:28 | 日記
一昨日の日曜日,久しぶりに書店に行きました。書棚を眺めていると1冊の文庫本が目に留まりました。「数学物語」,矢野健太郎の執筆です。矢野健太郎と言えば高専時代に教科書として使った「解析学概論」という書物の著者でもあり,名前だけはよく知っています。

数学物語の表紙です。

「数学」という言葉がつくと何やら難しい・固い話であろうと想像して,忌避する人が多いのではないでしょうか?しかし,この本はそのような堅苦しいところはありません。難しい話を避け,数学の発達の歴史を平易に述べています。

書き出しの部分です。(この程度なら著作権に抵触しないでしょう。)

「動物と数」というタイトルで,数に対する鳥の判別度を実験によって確かめています。伝え話に過ぎないとされる烏に対する実験の進め方が実に面白い。


結果としては,烏は1(人)から4(人)までは判別できるが,5(人)以上は判別できないということらしい。猿は4まで,チンパンジーは5までを識別できるそうです。烏とチンパンジーの数の判別能力は同程度なのですね。

ほかにも楽しい話題が盛りだくさんです。読み出すと止まらなくなり,一気に読み終えてしまいました。
以上

シンメーター収穫

2023-09-25 13:47:43 | 日記
きょうついにシンメーターを2個収穫しました。

シンメーターとは柿の品種名です。ただし,わたしの故郷周辺でしか通用しないようです。実際,わたしも故郷を出てから知ったような次第です。

10年ほど前,故郷の隣村の特産館で買ったシンメーターの種をまいたものです。桃栗3年柿8年と申しますが,そのとおり8年ほど経過してようやく収穫を迎えた次第です。

(歯が折れないように注意しながら)半分ほどかじってみました。

ゴマがびっしりです。しかし,それほど甘くはありません。まだ果樹としては未熟者なのかも知れません。
あと数個枝にぶら下がっています。楽しみです。
以上

秋はきのこ

2023-09-24 04:55:29 | 日記
お早うございます。きょう未明は涼しかったですね。涼しさを通り越して「冷え込んだ」という表現のほうが適切かも。

さて,きのうも福智(ふくち)山(901m)に登りました。登るときの苦しさはかなり減ったようです。それでも頂上までほぼ2時間を要しました。以前は100分,つまり1時間40分でしたからやはり歩度は落ちています。きのうは女の人に抜かれて行きました。

頂上直下から遠賀(おんが)川下流が望まれました。

写真では認めにくいでしょうが,遠賀川のゆったりとした眺めが気分を落ち着かせてくれます。

天気はほぼ曇り。しかし,ところどころ青空も。頂上はほどよい風があって,汗ばんだ体には心地よい。
遠く故郷の霊峰英彦山(ひこさん)が望まれます。

すすきが一番いい時期ですね。

少し長めの休憩の後下山開始。下りは要注意です。特にきのうは路面が濡れていたので滑りやすい。
実はきのう3回滑って転びました。
あ!きくらげ。

さっそくいただきました。
しばらく行くとまた‥‥。

今度は沢の川原に。

3回転んだと申し上げましたが,キクラゲなどが気になってキョロキョロと周囲を気にしながら歩いていたのが原因かも知れません。

枕草子に「春はあけぼの。‥‥。」というのがありました。(秋は何だったか?)思い出せません。しかし,わたしにとっては「秋はきのこ」あるいは「秋はきくらげ」。
帰宅して調べたら,「秋は夕暮れ。」でした。
以上

秋の味覚

2023-09-21 04:43:37 | 日記
お早うございます。朝方はすっかり涼しくなってきましたね。

きのうは無線設備の点検で小山に登りました。その途中に毎年この時期楽しみにしている場所があります。
ことしはどうかな‥‥?ありました。たくさん落ちています。

栗です。上の写真ではわかりませんが,たくさん落ちています。その大半はイガの中は空っぽ。多分イノシシなどの野生動物が食べたのでしょう。それにしても器用ですね。
きのうの成果です。

栗ご飯で頂きましょう。(ただ今炊いているところです。)

おまけ
仕事を済ませて山から下りたところにアサギマダラがいました。

あれ?アサギマダラはこんなに暑い時期にこんな場所にいたっけ?――しかし,アサギマダラに間違いありません。
以上