三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

天気晴朗なれども波高し

2021-07-29 05:28:13 | 日記
きのう毎年恒例の海水浴に出かけました。
場所は福岡県の最も西に位置する場所。いわゆる海水浴場ではありません。無名の海岸
です。毎年1度は訪れ,もう10年ほどになりましょうか?最初の頃はわたしたち以外は
誰もいないことが多かったのですが,最近は毎回のように子供連れの若い人たちが数人
来ています。でも,まあコロナの心配はありません。

きのうは天気が良く,海はコバルトブルー(?)で非常に綺麗でした。しかし,白波が
立っています。

海に入ると,とても遊泳どころではありません。大波がぶつかると痛いことを初めて知
りました。水が痛いとは?一瞬津波のことが頭をよぎりました。
30分ほどで上がりました。

砂浜を見ると,カブトガニの甲羅と思しきものが見つかりました。さらに散策している
と先ほど見つけた甲羅の別の部分を発見。つなぎ合わせると下の写真のとおりです。

残念ながら尻尾は見つかりませんでした。それにしても,玄海灘にもカブトガニがいる
のですね。もしかしたら別の場所から流されてきたのかも知れません。(福岡県東部の
周防灘にはカブトガニの棲息で有名な場所があります。)

ところで,遊泳中左腕の手のひらに近い部分がチクッとしました。海中をみるとクラゲ
が。これに刺されたのかも?
もっとも,これは大したことではありません。帰宅後テレビのニュースで,近くの海岸
でシュモクザメの群れが発見され,警戒中だったことを知りました。まあ,距離的には
かなり離れていますが,群れをはぐれたサメが付近にいた可能性はあります。
以上

サイレント・キー

2021-07-27 20:53:04 | 日記
ハム(アマチュア無線家)が亡くなったとき,サイレント・キーと呼ぶ慣わしです。
Silent key です。無線通信は電信(モールス符号)から始まりました。初期のハムも
電信で交信したものです。亡くなると電鍵(キー)を操作することがなくなるので
サイレント・キーという訳です。
先週の土曜日偉大な先輩ハムが亡くなりました。きょうその遺品を整理していて愛用
の電鍵を見つけ,いただいて帰りました。

生前の話では,終戦後間もなく熊本の某商店で発見し,小遣いを貯めて買い求めたも
のだとのことでした。何でも帝国海軍で使われていたものだとか。真偽のほどはわか
りませんが,古めかしいことだけは確かです。
先輩の遺志を継いで有効活用します。
以上

イタリア製時計の移植手術

2021-07-17 14:31:29 | 日記
ことしの4月12日に「イタリア製の時計を修理」という題目で記事を
投稿しました。ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。
その時計,その後も不調が続き,そのたびに手当てをしたのですが,
ついに修理不能に陥りました。どうにも手がありません。こうなった
ら最後の手段としてムーブメントの移植です。

きのうフリーマーケット内の出品物を物色していたら掛け時計が見つ
かりました。針は止まったまま。店主に尋ねると
「その時計は電池が入っちょるのに動かん。どうも駄目や。」
とのこと。わたしは構わないから幾らかと尋ねると,100円でいいと
のこと。
家に持ち帰って電池の+極と電池室内の+電極との間の絶縁シートを
取り除いたら軽快に動き始めました。

どうも店主はこの絶縁シートの存在がわからなかったようです。つま
りこの時計は未使用品に違いありません。
さっそく移植対象の時計を引っ張り出しました。

動かないので飾りとしてしか使い道がなくなっています。

電池が液漏れしてひどい状態です。
さて,きのう100円で買った時計をばらしてムーブメントと3針を取り
はずしました。

針は長いので適当な長さに切断。イタリア製の時計のムーブメントと交
換しました。つまり,移植です。

電池を入れると軽快に動き始めました。こんどこそ最後にしてもらい
たいものです。
以上

琉球朝顔

2021-07-15 04:48:47 | 日記
わが家の庭の琉球朝顔が咲き始めました。糟糠が植えたものです。

濃い紫色がなかなかいいですね。
ご存知の人も多いでしょうが,琉球朝顔は非常にたくましく,また
非常に長い間咲き続けます。
たくましさという実例。
以前住んでいた家の裏庭に植えた琉球朝顔が床下を這って行き,浴
室に隣接した洗面所の床から這い上ったことがあります。さすがに
花を咲かせる前に摘みました。
そして何より毎年毎年発芽し,どんどん繁茂した記憶があります。
長い間咲くということでは,たしか晩秋頃まで咲いていたのではな
いでしょうか?
これからが楽しみです。
以上

山桃酒

2021-07-01 07:16:13 | 日記
ときどき通る道の両側に植わるヤマモモ(山桃)の並木が気になって
いました。ことしも沢山実を着け,すでにかなり落下しています。

何と勿体ないことか!
きのうも通りかかって,ついに見過ごせず駐車していくつかいただき
ました。
近くから見た山桃の実です。

びっしり成っています。色合いもいいですね。水彩で描きたくなりま
す。
手の届く範囲のものをちぎりました。手がべたつきます。
およそ5分間ほどでの成果です。

家に持ち帰ってさっそく焼酎に漬け込みました。

220ml の容器2本分ありました。
熟成するのが楽しみです。

ところで,山桃は雌雄別株であることをこのたび認識しました。
最初の写真をご覧ください。一番手前の木の下にはたくさんの実が
落ちています。しかし,その向こうの木の下には見られません。こ
のような状況が繰り返し確認されました。
以上