三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

福智山の雲海

2014-09-29 06:00:16 | 日記
きのうの日曜日福智山に登りました。
いつもの上野(あがの)登山口から。ただし,いつもとは違うコースをとりました。このコースはこの山一番の急傾斜だと思います。(もしかしたら,筑豊新道のほうが急かも知れません。もうずいぶん通っていないので覚えていません。)
森林地帯を抜けると林道の終点に出ます。一人の登山者が小型の草刈り機で付近の草を刈っていました。

このような草刈に限らず,この山ではいろいろな場面で市民が手入れをしています。登山道や水場の整備,ゴミ拾いなどです。
再び森林地帯に入り,急坂を登りきると急に視界が開けます。ススキの原が綺麗です。

今が一番いい時期のようです。アップで撮ってみました。

頂上に着いて振り向くと,普段とは違った光景がありました。

雲海です。登るときはまったく気づきませんでした。そのためもあって,遠くの景色は見えませんでした。
30分ほど休憩して下山開始。
秋の日のいい一日,いや半日でした。

自動電鍵またはエレキー

2014-09-26 05:34:09 | 日記
最近再び電鍵に興味がわき,エレキーを作ってみました。
電鍵とはモールス符号を送るための器具で,一般の人は上から上下にたたく形式のものが頭に浮かぶでしょう。これは縦振れ電鍵と呼ばれるもので,もっとも基本的な形式です。
電鍵はその後,複式電鍵やバグキーと呼ばれるものに進化し,最終的には自動電鍵に到達しました。
この自動電鍵は一般にエレキー(electronic keyer)と呼ばれます。符号を送るにはマニピュレータまたはパドルと呼ばれる横振れのキーを用います。下の写真をご覧ください。

赤いレバーの左を右に倒すと短点を,右のレバーを左に倒すと長点がそれぞれ連続して生成されます。もっとも,この符号の生成には電子回路が必要です。
今回はこの電子回路を作ってみました。
回路図を下に示します。

回路の細かい話は省略しますが,今回は自分なりに新しい試みを組み入れました。
組みあがったものが下の写真です。

3.5×7cmの面積のユニバーサル基板上に部品を配置しました。
2度改作してようやくきょう未明完成しました。符号の速さは低速から高速まで自由に変えられるます。
あとはこれを送信機の中に組み込めばいいのですが,今回はやめることにしました。と言うのは,ちょっとだけ使い勝手が悪いのです。新しい試みのアイデアは不完全だったようです。もちろん,回路を変更(付加)すれば解決できるのですが,この基板上にはもう部品が乗りません。また,回路を付加すれば今回のアイデアそのものが無意味になってしまうからです。
まあ,お遊び程度に使ってみようかと思っているところです。

福智山は霧の中

2014-09-24 04:57:42 | 日記
昨日(9月23日)福智山(901m)に登りました。
当日は昼から雨の予報。そのため,4時に起床し,5時半には家を出ました。午前中には下山する予定でした。
途中,華さん食堂で卵丼の朝食。ここの食堂は格安で味もそこそこいけます。
登山口には6時30分に到着。
ここには新しい立派な公衆便所があります。

新しいだけではなく,管理がいい。いつもきれいに掃除されています。
内部にはいつも花が活けられており,管理者の気持ちがうかがわれます。

この花は何だろう?キンセンカかな?何しろ花音痴なのでこのような形の花はキンセンカのほかには知らりません。
五合目付近にヤブランが咲いています。この花は長く保つようです。

八・五合目付近で黄色い花を見つけました。蕗の花のようです。

帰宅して調べるとオタカラコウという植物のようです。説明にも蕗に似ていると書かれています。
いつも気にしているヤマボウシ。赤く熟れた実が1個ありました。ほかにまだ熟れていない実があるのでまだまだこれから熟れるのだろうか?しかし,どうも今年は実の成りがよくない気がします。この冬は山の幸が乏しく,野生動物は食べ物に困窮しそうです。また,熊騒動や猪騒動が起きそうな気がしてなりません。

そんなことを考えながら登っていると,足元から不意に叫び声(?)とともに大きな鳥が2羽飛び立ちました。ヤマドリかキジのようです。こちらの方がびっくりしました。
頂上付近になると白い花が目に付きます。何と言おうか菊の花のようでもあり,せんぶりの花のようでもあります。

上の方から同じく写真を撮りながら下りてきた人から花の名を尋ねられました。残念ですが,「わたしも知りません。」
帰宅して調べたところ,どうもシラヤマギクのようですが,どうでしょう?
このあたりから霧が濃くなり,視界は50メートルほど。

頂上は風が強く,寒いほど。しかし,短時間なら汗ばんだ体には丁度良い。
30分ほど休憩して下山開始。
赤マンマが目に留まりました。正式にはイヌタデと言うそうです。

振り返ると,山頂付近はススキの穂に覆われています。福智山頂はこのススキがいいのですね。もう枯れススキになっていると思っていたのですが,まだまだよさそうです。

見覚えのある人が下から登ってきました。「福智はきょうで今年何回目になりますか?」と聞くと,相手は怪訝な顔をして,「何回登ったか?登らなかった日を数えた方が早い。今年は10日ほど休んだかな?」という返事。計算すると256日(回)ほど登っていることになります。
アケビの実が下がっていました。

何だか出来が悪い。これから熟れるのだろうが,発育が悪いような感じがします。うらなりでもないようですが。
期待していたアキノキリンソウやナンバンギセルには会えませんでした。
雨には降られず,11時に帰宅しました。

バスハイクに参加しました

2014-09-21 20:38:52 | 日記
わたしは本来団体旅行は嫌いなのですが,「たまにはよかろう」ということでバスハイクに参加しました。8時集合ということで家を6時30分に出ました。
バスは3台でした。参加者は133人だったそうです。(実際は不参加者が2名いて,131人になったとか。)主催者側その他の要員を合わせて総勢約150人でした。

そうそう,きょうのバスハイクの目的(地)は2つ: 梨狩りと温泉。
まず,2時間半ほどで梨狩りの現場に着きました。現場というのは変ですね。果樹園です。
ここの梨はニイタカ何たらという品種で大きいのが特徴とか。大体1個で1kgほどあるそうです。我が家は2人だけなので2個もあれば充分です。
しかし,同行の人達は篭一杯に取っていました。

わたしは過去りんご狩りやぶどう狩りに行ったことはありますが,梨狩りは初めてです。ここの果樹園だけの特徴なのか,棚が低いため歩いていると腰が痛くなって叶いませんでした。不注意に頭が梨に触れると落下するのです。
梨狩りを終えるとつぎの目的地の温泉町へ。
ここの温泉はわたしが学生のとき一度立ち寄ったことがあります。いや,2度ですね。
1度目はオートバイで友人と2人乗りで九州一を周した帰り。その友人の知人が働いているという宿で休憩・入浴しました。何しろ,鹿児島から昼夜兼行で北上し,当地に着いたのは早朝だったと思います。そうそう,入浴後に仮眠したような気がします。
2度目は同じくオートバイで当地に来て,宿がないためお寺に泊めていただました。宿がないというより,本当は宿に泊まるお金がなかったのです。
あれから45年。
昼食後温泉街を流れる大川に下りてみました。鮎の友釣りをしている釣り師がいます。その人が振り向いたので,わたしがカメラを示し,手話でOK?と問うと,頭を縦に振ってくれました。手話が通じたかどうかはわかりませんが,態度からして写真撮影を了解してくれたものと思います。

写真を撮りながらしばらく待っていましたが,ついに鮎は釣れませんでした。
そろそろ出発の時刻です。
道路に上がると懐かしい郵便ポストがありました。さっそく1枚パチリ。

このポストを見ると写真を撮らずにはいられません。いい色ですね。
帰りの出発から30分ほどで道の駅。ここで小休止です。
往年活躍した寝台特急が展示されていました。

運転席に入ることもできます。

わたしもサラリーマン時代,出張でこの列車に何度か乗りました。懐かしいですね。
バスは予定より約1時間遅れで出発点に戻りました。事故なく無事にバスハイクを終えてよかったです。

鳶が勢揃い

2014-09-19 04:45:15 | 日記
昨日,仕事を終えて事務所を出て駅へと向かって歩いていると「ピーヒョロヒョロロ」という鳴き声が聞こえました。鳴き声で鳶だとすぐわかります。振り返るとビルの屋上に大型の鳥が一列に並んで止まっています。

鳴き声と大きさから鳶に違いありません。このように一列に並んだ姿はかわいいですね。
アップして撮りました。

渡り鳥なら飛び立つ前に集合することがありますが,鳶は渡り鳥ではないでしょう。何をしているのでしょうか?