アカウントのロック解除

古いノート型パソコンを手に入れました。しかし，電源（ACアダプター）がありません。もちろん，内蔵（充電式）電池は完全に放電しています。
そこで，電池と接続する電極に直接給電することにしました。仮／応急処置です。

隣の電極と短絡しないように注意します。
何とか起動しました。

このパソコン，今流行りのワンドライブというどこかのメモリにデータ／文書を保存するやり方です。わたしはどうも好きになれないのでこのワンドライブを無効にしました。
すると，ワードなどのソフトウエアが使えなくなりました。どうもアカウントがロックされたようです。

ワンドライブとワードなどは連結されているのですね。
案内に従って「次へ」をクリックしたらつぎのメッセージが現れました。

確認コードを送るから電話番号を入力せよとのこと。
さっそく，電話番号を入力しましたが，拒否されるメッセージが表示されました。

「この番号にテキストメッセージを送信できません」とのこと。何度繰り返しても同じ。
（ロックされたアカウントに結び付いた電話番号だから悪いのかな？）と思い，試しに糟糠の電話番号を入力してみました。でも，結果は同じ。どうしても進みません。何か根本的な問題があるのだろうか？
ところが，そのうち通過しました。しかし，アクセスコードは送られてきません。よく見ると，電話番号が違っていました。つまり，誰か知らない人に届いたのでしょう。どなたか知りませんが，ご容赦を。
手順そのものに間違いのないことが分かりました。わが家の電話に問題があるに違いありません。
インターネットで調べると，何と！Wi-Fiにつながっていると駄目だとのこと。さっそくWi-Fiを無効にしたら通過しました。
２日間ほど悩みました。
以上

ウルトラマン時計

最近リサイクルショップ巡りが続いています。
きのうも某リサイクルショップに行ってパソコンを１台買いました。何しろ安い！大体コイン１個ですね。
その話は別の機会に譲るとして，店を出ようとしたときガラクタ（ひょっとして，ごみ？）の塊の中にウルトラマンの人形が目に留まりました。腹の部分に時計がはめ込まれています。ちょっと見たところ秒針が外れており，振ると何やらごろごろ音がします。内部が壊れているようです。
50円払って連れて帰りました。

外観はまあまあです。時計の文字板の下のほうに秒針が転がっていますが，認められますか？

電池を装填したら，コチコチ音がします。ムーブメントは無事なようです。
では，中を見てみましょう。

頭の部分にスピーカが転がっています。振ったらごろごろ音がしたのはこれだったのですね。
内部は比較的きれいです。

スピーカをもとの位置に納め，風防を外して秒針を取り付けた後全体を組み戻しました。

最初の画像とほとんど同じですが，秒針がきちんとついているのがお判りいただけましょう。
電池を装填すると秒針が動きます。正時になると何やら叫び声が聞こえます。
「シュワッ，時間がない。目を覚ませ。」
と言っているようです。明瞭度が悪く，無線の世界で使われるところの「メリット３」ほどです。

たまにはこんなおもちゃと遊ぶのもいいですね。
以上

しだれ梅開花

わが家の庭にはしだれ梅の木があります。わたしの還暦を記念して（？）植えたものです。その木に花が一輪咲いているのをきのう発見しました。

淡い桃色です。いや，桃ではないのでピンク色と言うべきでしょうか？

もう春ですね。立春はとっくに過ぎたのですが，やはり春は花でその到来を実感します。
春になるとわくわくします。何か新しいことが，いいことが始まりそうな予感がします。
以上

ペトリの一眼レフ

ペトリち言うカメラメーカを知っちょる人は少ないやろ。その一眼レフを手に入れたばい。

革ケースに入ったままやったらどんなカメラか分からんやろうけど。
中身はこんなんたい。

まあ，普通の一眼レフの恰好しちょる。名前はようわからんが，多分V6やろう。

しかし，よう見て欲しいんはシャッターボタンの位置や。普通のカメラは軍艦部の上に，つまりカメラの上平面の上に付いちょるけんど，このカメラは前面に斜めに付いちょる。カメラを手に持った状態で右手の人差し指で押しやすいように考えたんやろう。けど，ほんとに使いやすいかどうか‥‥。
参考までに上から見たところ。


学生時代，学校の実験室の戸棚の中にシャッターボタンが斜めについたカメラがあった。今思えばペトリのカメラやったんやね。何しろ，このカメラのキャッチフレーズは「機能は同じで価格は半分」ちゅうことやったらしい。当時の価格を大まかに調べたら，ニコンFが６～７万円ほどやのに，ペトリのこのカメラは３万円程度。
しかし，この低価格が災いしたようや。「安かろう，悪かろう」ち言う評価になったらしい。
そんなことで「1.5流メーカ」ち呼ばれたとも言われちょる。一流じゃないが，二流ちゆうほど悪くもないちゅうことらしい。

ところで，ペトリ（Petri）ち言う社名。これはキリスト教に関係があるそうや。ペトロと言う使徒／聖人（？）が新約聖書にも出るらしい。
元々は栗林写真機工業とかいう社名やったそうや。輸出を狙って欧米で馴染みやすい名前を考えたんやろう。なお，栗林は「くりばやし」ち読む。香川県にある公園は「りつりん」公園たい。

さらに言うと，カメラメーカには宗教的な名前がほかにもある。
オリンパス。元々高千穂やった。高千穂は日本の神が天下る場所。では，ヨーロッパでは？神々の集うオリンポス山じゃち言うことでオリンパスになったとか。
キャノンは観音から来ているち言う話はよう知られちょる。
以上

無銘腕時計の手入れ

おととい手巻き式腕時計の遅れを調整する記事を書いたら，昔愛用しちょった腕時計を思い出した。数年前動かんごとなってちゃーらんき抽斗に放り込んだままやった。
そん時計，20年ほど前にリサイクルショップで見つけたもんたい。無銘のためやろか安かった。今でもそん時の値札を持っちょる。

値札には「手巻き時計」ち書いちょるけど本当は自動巻きたい。正確に言うと，手巻き可能な自動巻きちゃ。やや小ぶりな意匠が気に入って買（こ）うてしもうた。

文字板にゃ BRIGHT ち表示されちょる。これがこの時計の名前やろか？裏蓋には PRODUCED BY WELCOME STATION CO. LTD ち書かれとる。

じゃから，この WELCOME STATION ち言（ゆ）うんがメーカ名やろう。じぇんじぇん知らん名前ばい。（ただし，ムーブメントはミヨタ製。シチズン系のメーカやね。）

買うてからしばらくすっと風防がはずれるようになった。そんたびにはめ込みよったが，あるときとうとうのうなってしもうた。文字板と針がむき出しになったたい。そんで時計屋に修理してももろうたらえろう高い金を取られた。
また，そんうち竜頭が馬鹿になってしもうて，こんときもえらく高い金を請求された。
ちゅう訳で買うたときは安かったけど，その後ずいぶんと金をつぎ込んでしもうた。
５年ほど前，オーバーホールしちもろたら，ほどなく動かんことなったとたい。それで初めに書いたごと抽斗に放り込んだっちゅう訳。

さて，裏蓋をこじ開けると，

ムーブメントが丸見え。振っても，叩いても，たしかにテンプが動かん。
そこで，いつもんとおり埃を払って注油たい。ほんの少量の油を注ぐ。（以前，テンプのひげゼンマイ付近にたっぷり油を注いだことがある。すると，スピードが倍ぐらいになって時計として役に立たんようになったことがある。）
それでん動かん。で，ガンギ車（と言うんやろか？＝上の写真の赤丸で囲んだ歯車）に注油したら動き出した。どうも前回オーバーホールに出したとき，時計職人はガンギ車に注油し忘れたんとちゃうやろか？それですぐ動かんごとなったとばい。
「えっ，時計職人が注油を忘れるなんちゅことはないやろ」ち思われるか知れんが，状況証拠があるとたい。ちゅうんは（と言うのは），戻ったときの時計の状態たい。時刻が合っちょらんやったし，もっとひどいことに竜頭が飛び出したままやった。えらい雑な時計職人やなと思ったばい。

完璧かどうかわからんが，しばらく使うてみるばい。

こん時計，どうも中に小さなごみが入っちょるごとある。それがあっちこっち動き回ってたまに歯車に噛みこまれたときに動かんごとなるんやなかろうか？
何か新しいことがわかったらまた投稿するばい。
以上