去年の5月末に孫が子猫を拾ってきました。何でも烏にさらわれそ
うになっているところを助けたということでした。わたしは猫はあ
ま好きではありませんが,孫の素直な心を大切にしたいと思って飼
うことにしたのです。
ほんとに小さな子猫で,手のひらに載るほどでした。
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環境が変わって不安そうなようすです。
わが家で暮らすようになって2週間ほどすると悪夢のような出来事
からすっかり解放されて,子猫らしいいたずらっぽい行動が目立つ
ようになりました。
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さらに3箇月ほどが経過すると,もうすっかり自分の家のようにふ
るまいます。同じ家に住んでいるワンちゃんともすっかり仲良しに
なり,ときどきいたずらで飛びついたりしていました。
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わが家に来て1年が過ぎると,もうこの家の,庭の主のような貫禄
です。いろんな虫などを捕獲します。ときには蛇を捕まえたことも
あって,こちらの方が怯えてしまいました。
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その元気いっぱいのりんご(猫のなまえ)が体いっぱいで息をする
ところを発見したのは先週の木曜日(10月8日)でした。何か悪い
もので食べたのだろう程度に思っていたのですが,翌日も息が苦し
そうでした。その夕刻動物病院に連れて行ったのですが,どうも手
遅れという診断でした。
それでもまだ望みを捨てず,土曜日(10月10日)に別の病院に行っ
て肺の周囲に溜まっている水を抜いてもらいました。これによって
一時やや元気を回復したのです。わたしが手を触れると,ゴロゴロ
とのどを鳴らしたほどです。
しかし,再び呼吸が困難な様子になり,今週の火曜日(10月13日)
つまり昨日病院を再訪したところ,また水が溜まっているがしばら
く様子をみようということに。何でも水を抜くのは猫にとって大き
な負担になるということでした。
しかし,今朝になると一層呼吸困難な様子。さっそく一番乗りで病
院に駆け付けたのですが,獣医の診察を待たずに息を引き取ってし
まったのです。
約1年半の短い生涯でした。
合掌