三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

生まれ変わった猫タワー

2020-10-25 12:16:05 | 日記
猫のりんごのためにわが家の居間には猫タワーを設置していました。
でも,せっかく大枚をはたいて買ったのに猫本人はあまり興味を示
さなかったのは残念でした。
その猫タワーも不要になりました。
そこで,玄関に置いて植木鉢などを載せることにしました。

ご覧のとおりです。写真には写っていませんが,タワーの最上部は
梁に固定されています。地震が来ても大丈夫。倒壊の心配はありま
せん。
以上

わが家の干し柿

2020-10-24 20:52:28 | 日記
今年は柿が不作のようです。いや,柿に限らず,木の実が全般的に
不作だそうです。そのため熊などの野生の動物は食べ物が不足し,
餌を求めて人里近くにまで下りてくるのだとか。
わが家の渋柿も今年はわずか5個しか実りませんでした。昨年,一
昨年など笊に何杯も収穫できたのが嘘のようです。(隣の家の柿の
木には1個も実がなっていません。)

その貴重な5個の実を収穫しました。数が少ないせいか,1個1個
が大きいのです。
糟糠が早速皮をむいて干しました。車庫兼藤棚に吊るした状態です。

糟糠は柿はそれほど好きではありません。干し柿も同様です。にも
拘わらず干し柿を作るのはどうもその過程を楽しんでいるようです。
わたしはその結果を楽しみます。
以上

薬缶の修理

2020-10-20 13:15:08 | 日記
寒がりのわが家はきょうストーブが登場しました。
その上に薬缶。アルマイト製の古風なものです。もうずいぶん長い
間使っています。
しばらくすると水のしたたりが認められました。どうも穴があいて
いてそこから水が漏れているようです。

これは修理しなければ。
まず,穴の位置を確かめます。明るい方に向けて中をのぞくと,

ありました。輝点が認められます。
さて,どうやって塞ぐか?
わたしが子供の頃,祖母はご飯粒を詰めて塞いだことがあります。
「そんなんじゃ駄目やろ!」
と半ば嘲笑ったのですが,これが意外とうまく行ったのです。もち
ろん,応急処置です。
当時わたしたちは筑豊炭田の某炭鉱の社宅に住んでいました。そこ
には方々から行商人がやって来ます。中には怪しげな商売もあった
ようです。大道芸人も来たし,チンドン屋なる宣伝隊も来ていまし
た。みんな貧乏でしたが,とにかく活気がありましたね。
そんな中に鍋釜を修理する職人がいました。鍋などに穴が開いたも
のはアルミの鋲(リベット)で塞いでいたことを覚えています。今
回これに挑戦してみました。
さっそく近くのホームセンターでリベットを調達。直径2mmの小さ
なものです。

本当は1本あればいいのですが,致し方ありません。薬缶の穴もド
リルを使って直径2mmに大きくします。
レールの金床の上に乗せ,ハンマーで小刻みに打ち付けて完了。意
外に簡単でした。
「さあ,完成の写真を撮ろう。」
と蓋を持ち上げると,何と(!)つまみが割れてしまいました。

「こりゃ,ついでにつまみを取り換えだ!」
ということで,部品箱の中から適当なつまみを選んで取り付けまし
た。
なぜ,部品箱の中に薬缶(や鍋)のつまみがあるのか?それはモー
ルス符号を使った無線通信で使用する電鍵(telegraph key)のため
に集めていたのです。
完成しました。

つまみをご覧ください。木目の美しいものにリニューアルです。
リベットの方は認めにくいので〇で囲みました。お分かりいただけ
るでしょうか?
この薬缶君にはまだまだ頑張ってもらいます。
以上

手帳になった「りんご」

2020-10-17 08:51:21 | 日記
来年用の手帳を作りました。今度は従来よりやや大判です。
われわれ世代になると小さい文字は苦手になります。そこでいわゆ
る新書版と同サイズにしたものです。縦17cm,横10cmです。
その表紙は・・・

前回お報らせした猫のりんごです。わが家に来て2週間ほど経った
ころのものです。(前回の記事にも掲載しました。)
ご参考までに内部をご覧いただきましょう。

ごく普通の紙面です。各ページは月曜日始まりの1週間としていま
す。週末は連続した方が使いやすいという考えです。
申し遅れましたが,この手帳は糟糠が使います。
以上


別れ

2020-10-14 15:22:46 | 日記
去年の5月末に孫が子猫を拾ってきました。何でも烏にさらわれそ
うになっているところを助けたということでした。わたしは猫はあ
ま好きではありませんが,孫の素直な心を大切にしたいと思って飼
うことにしたのです。
ほんとに小さな子猫で,手のひらに載るほどでした。

環境が変わって不安そうなようすです。
わが家で暮らすようになって2週間ほどすると悪夢のような出来事
からすっかり解放されて,子猫らしいいたずらっぽい行動が目立つ
ようになりました。

さらに3箇月ほどが経過すると,もうすっかり自分の家のようにふ
るまいます。同じ家に住んでいるワンちゃんともすっかり仲良しに
なり,ときどきいたずらで飛びついたりしていました。

わが家に来て1年が過ぎると,もうこの家の,庭の主のような貫禄
です。いろんな虫などを捕獲します。ときには蛇を捕まえたことも
あって,こちらの方が怯えてしまいました。

その元気いっぱいのりんご(猫のなまえ)が体いっぱいで息をする
ところを発見したのは先週の木曜日(10月8日)でした。何か悪い
もので食べたのだろう程度に思っていたのですが,翌日も息が苦し
そうでした。その夕刻動物病院に連れて行ったのですが,どうも手
遅れという診断でした。
それでもまだ望みを捨てず,土曜日(10月10日)に別の病院に行っ
て肺の周囲に溜まっている水を抜いてもらいました。これによって
一時やや元気を回復したのです。わたしが手を触れると,ゴロゴロ
とのどを鳴らしたほどです。
しかし,再び呼吸が困難な様子になり,今週の火曜日(10月13日)
つまり昨日病院を再訪したところ,また水が溜まっているがしばら
く様子をみようということに。何でも水を抜くのは猫にとって大き
な負担になるということでした。
しかし,今朝になると一層呼吸困難な様子。さっそく一番乗りで病
院に駆け付けたのですが,獣医の診察を待たずに息を引き取ってし
まったのです。
約1年半の短い生涯でした。
合掌