三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

英彦山北尾根登山道踏査

2020-04-24 13:27:54 | 日記
きょう久しぶりに故郷の英彦山(ひこさん)に登りました。ことし初めてではない
かと思います。日記(手帳)を繙けばわかることですが,やめておきましょう。
実はきょうも福智山に登るつもりで家を出ました。しかし,100メートルも行かな
いうちに英彦山のことが頭に浮かび,急遽反対方向にハンドルをきったのです。
できるだけ人と接しないようにということで,駐車場はいつもの別所ではなく,そ
の上の,何と言ったでしょうか,昔の国民宿舎の南側にある広い駐車場を利用しま
した。その中にわたしの車がたった1台。
8時40分に出発。奉幣殿(ほうへいでん)の裏手に出てそのまま通常の登山道とは
違う裏道を通りました。人に接しないようにとの配慮です。
中岳頂上に着いたのは10時5分でした。

誰もいません。屋外のテーブルと長椅子が新しくなっています。
10分ほど休憩して,下山開始。一瞬迷いましたが,北尾根コースを辿ってみること
にしました。初めてのコースです。少しだけ不安がありましたが,まあこれまでの
経験から何とかなるでしょう。
初めての角度から見る上宮の様子です。なぜか新鮮な感動を覚えました。

目を東の方に向けると北岳が見えます。その向こうに鷹巣山,さらにその向こうに
犬が岳山系も認められます。
初めてのコースの眺めです。右を向いても,左を向いてもなぜか楽しくなります。
右手の奥には海が見えます。豊前海・周防灘です。

尾根なので平坦に近い下り坂です。歩きやすい。
しかし,下から吹き上げる風が強い。木々もこの風に耐えています。

杉の大木ですが,幹はほとんど裸になっています。痛々しい限りです。
平坦部分が終わったところから石楠花(しゃくなげ)が目立ち始めました。蕾もか
なり膨らんでいます。ことしはたくさん咲きそうです。

上の写真の右下あたりに英彦山青年の家の一部が見えます。また,中央ずっと奥の
方に香春岳が見えます。その下に油木ダムの湖が。
下り坂の途中に野鳥観察小屋がありました。

そう,この道は野鳥観察経路を横切っていたのです。
ほどなく登山口に到着。場所は昔の鷹(高?)巣原キャンプ場でした。

登山口の表示がありません。道理で,これまで何度もここを通過したのに気づかな
かった訳です。
これからこのコースで登ることが増えそうな予感。
久しぶりのゆったりとした楽しい登山でした。
以上

余計なお世話?(続編)

2020-04-21 17:08:00 | 日記
先々週故郷の供養塔に関してお話ししました。忘れられて荒れ放題になっていたこ
とです。その日は大きな草木を大雑把に刈っただけで,その後気になっていました。
きょうその続きをしたということです。
実は,先週も行って壊れたフェンスを修理などしたのですが,スコップや箒などの
道具を忘れたためそれ以上のことができずに戻ったという経緯があります。
きょうは忘れずに持って行きました。と言うか,忘れたら何のために行ったのかわ
からなくなります。
小一時間の作業でご覧のとおりです。

春の陽光を浴びて,少し汗ばみました。いや,ずいぶん汗が出ました。
初期状態と照らし合わせると,変化は歴然としています。

でも,まだフェンスの修理が不充分です。また,苔などが残っています。しかし,
これ以上の作業はコロナ終息後といたしましょう。
また,ご報告いたします。
以上

木耳収穫!

2020-04-19 04:51:08 | 日記
今年は例年になく山菜取りにいそしんでいます。これまでは何かと用事があったり
天気が悪かったりして4月は2度ほどしか山に入れませんでした。
きのうもこしあぶら採り。場所は毎年行く山ですが,これまで踏み込んだことのな
い藪に足を延ばしました。
ふと見上げると木耳(きくらげ)が・・・。

びっしり生えています。しかも,デカイ!残念ながら手が届きそうで届きません。
(背後に映っている細い木はこしあぶらです。きくらげの写真を撮った後で気づい
た次第です。)
さらに見上げると上の方にもびっしり。

この写真では高度感は感じられませんが,ずっと高いところです。
一旦家に戻って長い棒の先に小さな鎌をつけたものを急拵え。再び山に戻りました。
今度は糟糠も一緒です。
1枚目の写真に映った木耳はほとんどいただきました。

2枚目の写真に映っているものは,残念ながら,少ししか取れません。柄の長い鎌
の長さの限界でした。
以上

春は芽を食べよ

2020-04-17 18:13:37 | 日記
表現はいろいろあるようですが,
 春は芽を食べよ
 夏は葉を食べよ
 秋は実を食べよ
 冬は根を食べよ
という言葉があります。
正に今春爛漫。「春は芽を食べよ」の季節です。
たらの芽やこしあぶらに関しましてはこれまで何度か掲載したとおりりです。
ところで,一般に山菜と言えば,わらび,ぜんまい,ふき,・・・です。
わらびは子供のときからなじみ深いものですが,ぜんまいは食べたことはあるもの
の自分で摘んで食用に加工したことがありません。また,ぜんまいと他の羊歯(し
だ)との区別もできませんでした。それが数年前山で実地に教えてもらったのです。
しかし,食用にするための手順がよくわかりません。インターネットで検索したら
保存方法ばかりの記事でした。
それが,今回摘んだままのものをてんぷらで食べるという記事を読みました。これ
なら干す手間が省けます。さっそく試しました。
まず,摘んできた状態のぜんまいです。

ところで,ぜんまいは雌雄別株らしく,雄と雌があります。オスは茎(と言うので
しょうか?)が緑色。これに対して雌は茶色っぽい色をしています。上の写真で上
側が雌で下側は雄です。色の違いがお分かりいただけるでしょうか?
言い忘れましたが,雌のほうがおいしいそうです。
天ぷらに挑戦しました。

上側5本はそのまま揚げたもの。下の5本はあく抜きをしたものです。
で,その味は?・・・何とも言えません。元来味覚に鈍感なわたし。どんなものも
おいしくいただきます。
しいて言えば,あく抜きをした方が(当然ながら)あくが少なく感じられました。
いずれにしても山菜特有の苦みがあり,これが魅力と言えば魅力でしょう。
「ぜんまいはそのまま天ぷらだ!」
以上

こしあぶらパスタ

2020-04-15 12:04:15 | 日記
当地ではこしあぶらの採取最適期間は毎年4月15日から20日の5日間ほど。(暖冬と
か何とかとは無関係のようです。ただし,これはわたしの実感です。)尤も,その
前後5日間ほどに早熟・晩熟者が出現しますのでこのことを勘案すると4月10日から
25日の2週間ほどとなります。
前置きはこれくらいにして,きのう糟糠とともに某所に採りに行きました。発育の
良好な個体もあれば,まだまだ硬い蕾のような個体もあります。ほどよく育った
(食べごろの)ものだけをいただきました。
きょうそれを使ってパスタに挑戦。筍も加えました。

で,その味は?「筆舌に尽くし難し」です。食べてみないとわかりません。
こしあぶらはてんぷらが一番簡単ですが,香りが減少するのとあまり食べられない
という難点があります。
てんぷらのほかには,パスタやピザがいいと言われています。ピザは絶品だそうで
す。わが糟糠はご飯に混ぜていただくのが好きなようです。独特な香りがしておい
しいです。
ぜひお試しあれ。
以上