三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

スキャニングモニタの修理

2018-05-01 20:06:04 | 日記
スキャニングモニタはScanning Monitorです。短波から極超短波まで連続し
て受信できる受信機です。電波の型式はAMとFMです。さらにFMの場合は狭帯域
と広帯域のそれぞれに対応できます。
先日このスキャニングモニタを預かりました。

さっそく電源を印加しましたが,うんともすんとも言いません。もちろん,表
示灯なども点灯しません。
天板を外したところ基板上に電池ボックスがあり,単三電池が3本装着されたま
まになっていました。それがかなり腐食していました。

電池は撤去しましたが,どうも基板裏側も腐食されているようです。すると,
プリントパターンも腐食して断線しているかもしれません。
プリント基板を外して見ました。黒の楕円で囲んだところが腐食しています。

腐食して断線している箇所を割りだし,それをジャンパー線でつなぎました。
古いのではんだが付きにくくて大変でした。

ジャンパー線は緑色のものを使いましたので認めにくいと思います。そこで,
赤の星印で示しました。お分かりいただけますか?
組み立て戻して電源を投入!ランプが点きました。しかし,音はでません。う
んともすんとも鳴りません。
いろいろ調べているとリセットスイッチが見つかりました。それを爪楊枝の先
で押すと‥‥突然ワーンと鳴り始め,表示板には周波数のような数字が現れま
した。

上の写真はさらに調べを進めて144メガヘルツに設定したものです。
しかし,まともに受信できていないようです。
裏返して見ると,ゴム足に何やら汚いものが巻き付いています。

どうもそれは塗装のときのマスキングのようです。前の持ち主(?)が塗装す
るときに巻いたのでしょう。
さあ,受信できるようになるか?まだまだ挑戦します。
ところで,わたしのことをサンデー毎日だと思っている人もいるでしょう。何
しろきょう2本のブログを書きましたから。
しかし,それは違います。フルタイム(に近い形)で働きながら,寸暇を惜しん
で趣味にいそしみ,それをブログにしているのです。
くれぐれも誤解のないようお願いいたします。
以上

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