わたしの手元には入手経緯のわからない振子時計(柱時計)があります。
多分1年以上になるでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/11/cf59991288f3b4c93e3332bfb302251d.jpg)
この時計,入手当初から鐘打ち(時報)の回数が不規則で,時にはいつ止
むかわからないほど打ち続ける(鳴り続ける)ことがあります。時刻は正
確なので「回数の制御」だけができていないのです。
もうずいぶん前内部の動きを観察し,注油したりしてごまかしたのですが
改善しませんでした。そのまま放置。
その後思い出して再度内部を観察したところ,どうも歯車(?)Dを押さ
えるばねが弱いのではないかと思うに至りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/9e/7ea14c64ed539beced7ddc53d0ba623c.jpg)
上の写真のAが最初からある押さえばね。この力が弱いため鎌の歯状歯車
(歯「車」というのは変ですが,適切な呼び名を思いつきません。)Cを
送る回転突起Dが浮き上がってしまい,送れないことがあるのです。
そこで,ばねAの取り付け角度を変えて力を強くしたのですが,効果はあ
りませんでした。
ならば,ということでばねを付加しました。それが上の写真のBです。ち
ょっと不格好ですが,ばねとしての働きは充分です。
その結果,かなり改善されましたがやはり不安定。ただし,いつ果てると
もわからないような鐘打ちはなくなりました。
そのまま放置。
昨日再び挑戦。休止期間中考えたことと再度の観察の結果,鎌状の歯車C
の歯が磨滅して回転突起Dのひっかけがうまく行かないのが原因と思うに
至りました。磨滅した歯を元に戻すことは困難,実際不可能です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/25/35c40c44d8567fdda9f1a2e8f8520bd4.jpg)
そこで,思い切ってDの3本の突起を強引に外側に曲げてみました。上の
写真の赤丸で囲んだ部分です。ラジオペンチを使って,慎重に。曲げ量は
ほんのわずかです。
その結果,滑ることはなくなりました。――解決!(?)
しばらく様子を見ましょう。
以上
多分1年以上になるでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/11/cf59991288f3b4c93e3332bfb302251d.jpg)
この時計,入手当初から鐘打ち(時報)の回数が不規則で,時にはいつ止
むかわからないほど打ち続ける(鳴り続ける)ことがあります。時刻は正
確なので「回数の制御」だけができていないのです。
もうずいぶん前内部の動きを観察し,注油したりしてごまかしたのですが
改善しませんでした。そのまま放置。
その後思い出して再度内部を観察したところ,どうも歯車(?)Dを押さ
えるばねが弱いのではないかと思うに至りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/9e/7ea14c64ed539beced7ddc53d0ba623c.jpg)
上の写真のAが最初からある押さえばね。この力が弱いため鎌の歯状歯車
(歯「車」というのは変ですが,適切な呼び名を思いつきません。)Cを
送る回転突起Dが浮き上がってしまい,送れないことがあるのです。
そこで,ばねAの取り付け角度を変えて力を強くしたのですが,効果はあ
りませんでした。
ならば,ということでばねを付加しました。それが上の写真のBです。ち
ょっと不格好ですが,ばねとしての働きは充分です。
その結果,かなり改善されましたがやはり不安定。ただし,いつ果てると
もわからないような鐘打ちはなくなりました。
そのまま放置。
昨日再び挑戦。休止期間中考えたことと再度の観察の結果,鎌状の歯車C
の歯が磨滅して回転突起Dのひっかけがうまく行かないのが原因と思うに
至りました。磨滅した歯を元に戻すことは困難,実際不可能です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/25/35c40c44d8567fdda9f1a2e8f8520bd4.jpg)
そこで,思い切ってDの3本の突起を強引に外側に曲げてみました。上の
写真の赤丸で囲んだ部分です。ラジオペンチを使って,慎重に。曲げ量は
ほんのわずかです。
その結果,滑ることはなくなりました。――解決!(?)
しばらく様子を見ましょう。
以上