風邪でフラフラの状態で金曜の仕事を乗り切って早めに空港に向かいました。
会社のスタッフが入れ替わり立ち代り色んな薬を持ち込んでくれ飲ましてくれたお陰か?夕方には背筋の痛みは薄れました。
飛行機は多分満席で俺は3人掛けの窓際に追いやられました。
大量に飲まされた薬のせいか眠くてたまらない。離陸前から爆睡です。
明け方朝食の為に起こされたときには風邪の症状は抜けておりました。うーむ、この環境で体調が回復するとは。。。。
そうこうする内に機内アナウンスで、
「成田空港が濃霧で着陸できない。しばらく太平洋上で旋回します」
と。うーん、まぁ仕方ない。1時間ほどして、
「とりえあず成田着陸を試みます。ダメなら羽田に向かい給油してから成田に向かう」
と。とりあえず?ダメなら?満席に近い乗客抱えて「試す」の?
海上では海が見えてたけど陸上に入ると確かに雲が低くて何も見えない。それもどんどん濃くなるように見える。それでも主翼の機構は完全に着陸体制。
「ちょっと、まじで地上見えないぞ。。。」
と思った瞬間、主翼形状が上昇モードに変わり再上昇。機内アナウンスで、
「羽田に向かいまーす」
で一安心。もし、羽田で降りれるならそれはそれもいいな、などと思いながら30分弱で羽田へ到着。でも、羽田では降りられないらしい。何でも入国審査や税関、検疫の施設が不充分だからとか。なるほどネ。
特に大声張り上げる親父もいなく、1時間ほど機内で淡々と過ごす。
この間は携帯もPCも使えました。
さて、再度成田へ出発です。勿論、濃霧は俺の飛行機にだけ降りかかった災難でなく同じ時間帯の飛行機みな状況だったわけで出発の順番待ちで大渋滞。途中、普段の羽田ではお目にかかれないタイ航空の飛行機を見つけました。
他に全日空のスターアライアンス塗装やFedex貨物機など羽田の珍客が一杯です。
結局、成田には定刻から4時間弱遅れた10時過ぎに到着。
海外渡航はもっぱらアジア方面が多い俺にとっては10時間近い飛行機はしんどかったです。