ギターは楽し ２０ ～マーチンギター～

acky☆と食事の後、少し時間があったので御茶ノ水界隈を散策することにします☆
“御茶ノ水”といえば、なんたって靖国通り駿河台下交差点まで続く明大通り、通称「楽器店通り」です☆

「紅白歌合戦を目指す我々は、ここを素通りする訳にはいかないな(笑）」☆
「そうですよね、Kent☆ackyとしては楽器店に入らないと！」☆
「よーし、では『下倉楽器』から行くぞ～」☆
「ＯＫ～！！」☆

　　　　　　　　　

「中古ギターのコーナーからですね」☆
「そうなんだよ、ビンテージギターが大人気だから最初はここから！」☆
「１階がエレキで２階がアコースティックか～」☆
「acky☆はエレキだから１階だ」☆
「大丈夫です、グルメッチー☆さん、僕も２階に行きますよ」☆
「じゃあさ、いい物を見せてあげるよ、、ほら、あれ！」☆
「マーチンギターですね」☆
「そうそう、ギターを弾く人なら憧れのメーカーとして有名だけど、あそこにある“Ｄ－７６”というのは、今から３３年前の１９７６年、アメリカ建国２００年を記念して作られたギターなんだ」☆
「凄いですね～」☆
「全世界で１９７６本しか作られなかったから、大変貴重なギターなんだよ」☆
「弾いてみたいですね」☆
「当時の価格で約８０万円、夢のまた夢のギターだったんだ～」☆
「夢や憧れを持ち続けるっていいですね～」☆

　　　　　　　　　　

「次は向かいにある『ＰＡＮミュージック』へ！」☆
「黒澤楽器のグループのお店のようです」☆
「と、言う事は、、“マーチンギター”の日本総代理店だから、たくさんのマーチンが見れるよ～」☆
「楽しみですね」☆

「３階にマーチンコーナーがありますね」☆
「お邪魔しまーす、、、うわ～、木の香りが充満してる～」☆
「いいですね～」☆
「いらっしゃいませ、お気付きになりました？」☆
「気付くどころか、いい香りでクラクラしちゃいました(笑）」☆
「いいギターは、質のいい木材を使ってますし、絶えず呼吸をしていますから自然といい香りを発するんです」☆
「そうですよね、マーチンはそれが素直に出てますもんね」☆
「お勧めの一台があるんですが、試しに演奏されますか？」☆
「ええーっ！！　いいんですかー！？」☆

　　　　　　　　　

「これは、“D-28 Marquis（マーキス）”です」☆
「ひぇ～！！　１９３０年代のD-28を復刻させた、マーキスじゃあ～りませんか！」☆
「さすが、ご存知でしたか、今、チューニングしますね」☆
「グルメッチー☆さん、よかったですね～」☆
「acky☆～、武者震いしてきた（笑）」☆

　　　　　　　　　

「うわーっ！！　音量が凄すぎる！」☆
「グルメッチー☆さん、こっちで聴いていても凄い迫力ですよ」☆
「ナット（糸巻き側の弦を誘導するもの）とサドル（ボディー側の弦を支えるもの）の材料は“マンモス”なんですよ」☆
「マンモス～っ？！　象牙の材料は良く聞きましたけど、マンモスの牙を使ってるんですか～、、凄い！！」☆
「お気に入りになりました？」☆
「もちろんですよ！」☆
「ちなみにお値段は７０万円のところ、５２万円にサービスさせていただいてます」☆
「グルメッチー☆さん、買っちゃいますか？」☆
「すみません、今日はマーチンの弦にします(笑）」☆

はあ～、いつかは自分の物にしたいですね～、、、マーチン、、、☆