思案橋のちゃんぽん

長崎名物ちゃんぽんは私の好物の一つ☆
本場長崎にはまだ一度も行った事はありませんが、長崎料理は都内各所で味わう事ができます☆

今まで都内では、銀座の「吉宗（よっそう）」と日本橋茅場町の「五島伊勢丸」のちゃんぽんは、私にとって大変美味しかったので、よく通っていました☆

今回は、中央区八丁堀の『思案橋』です☆
思案橋といえば、長崎の繁華街☆
東京で言うところの歌舞伎町でしょうか、相当数の飲食店が立ち並んでいるようです☆

そんな人気繁華街の名前を冠しているお店ですから、非常に興味がわきました☆

場所は、地下鉄八丁堀駅上の新大橋通り沿いにある、ビジネスホテル法華ＩＮＮ角から西へ２０メートルほど入った所☆
道路の両側に同じ名前のお店が向かい合っていましたが、今回は南側のお店に入りました☆

店内は手前にテーブル、奥にカウンターがありまして、見るからに夜の営業は居酒屋さん風の造り☆
ちょうどお店の真ん中のテーブル席に座る事にしました☆

開口一番、「ちゃんぽんをお願いします！」☆

まだ正午前でしたので、店内のお客さんはまばらです☆
私は携帯をいじりながら、ちゃんぽんの到着を待ちます☆

およそ８分ほどで出てきました☆
湯気がほんわかしている「ちゃんぽん」☆

まずはスープから☆
最初に感じる事は、少々辛めの味☆
コショウの風味の強さが印象的でした☆

具材はキャベツ、モヤシ、豚肉、木耳（キクラゲ）、かまぼこ、貝柱、さやえんどう、さつま揚げ等々、麺の量と同じ位に山盛りになっています☆
これはとってもヘルシー☆
野菜不足気味の私には、本当にありがたい☆

麺は、極太のストレート麺☆
最初、「（これは噛むのに手こずりそうだ～）」と、思っていましたが、茹で加減がやや麺柔（めんやわ）でしたので、手こずるどころかスムーズな喉越しでちょっと驚き☆

モヤシと一緒に麺を頬張ると、麺のもちもち感とモヤシのシャキシャキ感が交ざっていい感じです☆
具材が多い麺は、これがいいんですよね☆

時間が経つと、スープの温度が下がるのは誰でも分かる事ですが、実は、美味しいスープはここからが真骨頂☆
いくつもの素材で取ったダシは、それぞれ活きる温度が違います☆
鰹ダシは高温、昆布ダシは低温☆
たとえば、この二つでダシを取っただけでも幅の広いいい味になります☆
今回のように、魚介類や野菜をふんだんに使えば微妙な温度の楽しみ方ができるのです☆

最後の最後までいい味☆
楽しませていただきました☆

『思案橋』
03-3553-6887
中央区八丁堀2丁目19-7 -101
（今回はこちらの住所の向かい側のお店でした）☆