中山道2009年4月6日(月)

2009-05-01 19:02:02 | 中山道
高崎線北本駅から深谷駅までを歩いた。今日歩いた道は歩道が整備されて
いなくて、歩きにくかった。途中、荒川土手に早めに上ってしまったりと
道を間違えて、大回りしてしまい45分ぐらいむだにした。ただ、荒川土手
の景色は堪能できた。
暖かい一日で上着は不要だった。

北本駅近く街道沿いの浅間神社、ぼくがファンである木花之開耶姫を祭っ
ている(上下)。



鴻巣宿、製麺屋さん

人形、特に雛人形の製造販売が盛んな町だったようで、今でも
人形屋さんがたくさんある。

家の前の鉢植えも感じがよかった。

障子、ガラス戸、車庫と時代の変化が一軒の中にある。

関東型土蔵造り(というらしい)の家と蔵、このバス停のベンチで
休憩。

この街並はいつまでも残ってほしいが、住む人の快適さを思うと
いつまで改造を続けられるだろうか。

右端の銀行は後から継ぎ足しになっていて面白い。
何のための看板なのだろうか、いかにも手書きなので、そうそう
たる銀行名とは、ちぐはぐに感じる。

さっきの土蔵造りの家の辻向かいの家、蔵と一体でどうどうと
して、風格がある。

鴻神社は桜が満開だった。以上、鴻巣宿。

昭和40年頃に利根川の水を荒川に引くために造られた武蔵水路、
すごい勢いで水が流れていて感動した。八百万人分の水とのこ
と(上下)。



ここから、荒川土手、桜、柳、菜の花があちこちにあってきれい
だった。

ここで昼食、数人の勤め人or学生(男女)がそれぞれお弁当を
食べていた。毎日ここで景色を眺めながら食べているのだろうか。

一つ前の写真とこの写真の背景は荒川土手の川が流れている側、
つまり川原、すごく広い。
台風時は水没する可能性があり、人は住んでいない、ところどころ
に見える林はかっての屋敷林、つまり林だけが残って、かっての
集落をしめしている。

熊谷宿手前の農家、風格があった。この辺は元荒川の起点で湧き
水?が豊富だった。水の豊かな所の印象。

この写真をふくめ4枚は熊谷宿。3枚は街中なので、使い勝手を
考えるといつまであるかなーと思ってしまう。





この家は工務店、町のはずれに近い、さすがに手入れよく、
かっこよかった。こういう工務店が「安価な古い家の改造」
をやってくれると古い家も使い勝手よく残っていくと思う。

植木の一里塚跡の立派な欅。東海道に比べると中山道はこの手
の木が生えた一里塚跡が残っていないように思う。

一里塚の近くの農家、いかにも住みやすそうに見える。今は
サラリーマンなのかもしれない。

延々と退屈しながら歩いていたら、道に面した植木が印象的な
家があった。裏庭にも大木があって、こういう所にも一度は
住んでみたいなーと思った。

深谷駅には17:00に着いた。深谷駅前と駅舎は渋沢栄一の出身地
を売り物にして、整備されつつあり、立派だったが、宿場町から
駅に行くのは短距離なのに標識もなく、わかり難かった。
今日歩いたあたりは、関東の武士団の出身地で、熊谷直実、渡辺綱、
岡部六弥太等のゆかりの史跡があった。
またこの辺は、明治時代にレンガの製造で有名で、新築の深谷駅も
煉瓦造りの外見で一瞬びっくりした。






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