一か月ぶりの高尾山だ。もみじの紅葉を見に行こう行こうと思っているうちに季節はすぎてしまった。
今日は無理をせずに、お気に入りの6号路、琵琶滝・不動明王、2号路、3号路、頂上と登り、富士山はかすんでかすかに確認
できるのみだったので、小仏城山方面には行かずに、これまたお気に入りの稲荷山コースで下山した。
すごく暖かくて汗をかいたが、たのしくのんびりとしたハイキングだった。
琵琶滝をすぎてしばらく行くとまだもみじの紅葉が残っていた。
いつものケーブル駅前で登る準備。ほとんど人がいない。
不動明王堂、琵琶滝の水ごり場。水行の人達がいて、お祈りが遠くまで響いていた。
そのわきの岩がごろごろしている急坂を登る。
ここに来てたたずむといつも思うのだけれど、どこかへ吸い込まれてしまうような感じがする。
まだきれいだった。
平日なので、元気な女性グループが多い。たまたま頂上でも見かけたが鍋料理で宴会をしていた、12日のぼくらと同じだ。
3号路は本道の1号路のすぐ近くを通っていて、話し声も聞こえてくることがあるけれど、里山の雰囲気がある。
トントントンーーーとキツツキの音がするので、行きつ戻りつして探し回った。やっと遠くの木に見つけた。
よく見かける、トトトーーーのコゲラではない種類だった。カメラの望遠最大でのぞいたら、大きめで頭が赤、背中が
緑だった。後からわかったが、アオゲラらしい。しばらくして見えなくなった。
山頂で定番の昼ごはん。
頂上は、遠足の高校性?でいっぱいだった。ながめているだけで退屈しない。
肝心の富士山は春霞のような状態で肉眼ではなんとか確認(見えるのではなく)できるのだが、写真には写らない。
まわりでは、ぼくぐらいの歳のお年寄り数人が高級カメラで挑戦していたが皆さん「だめだ」と言っていた。
すごく印象に残った赤い実がなっていた灌木。3枚とも同じ木。
稲荷山コースは尾根道で明るい。
稲荷山からの景色。やっぱり春霞の感じだ。
14時ごろ登山口付近ですれちがったかっこいい人達。いくらやさしい高尾山とはいえ、12月にこの時間から登るのは
危なくないのかと心配だった。
登山口に到着。朝出発したケーブル駅前だ。
この後、満足満足で電車に乗った。