JR鴻巣駅→東部森林公園駅(埼玉県中部)街歩き11月26日(土)

2016-11-28 12:28:41 | 東京23区とその近辺

城跡での今日一番の紅葉。

埼玉スリバチ学会の街歩きに参加した。まず、鴻巣駅からバスに乗って、荒川の日本一広い川幅部分を渡り、バスを
降りて、川の西側の丘の上に向かった。


鴻巣はお雛様製作で有名な町なので、道路の柵もお雛様だ。

荒川を渡る。大分前に中山道を歩いた時、荒川沿いに何時間も歩いた。その時に知ったのだが、川幅の広い所では、
元々、川沿いに集落があって田畑もあったけれど、後世にその外側に立派な堤防がつくられて、かなりの集落、田畑
が河原に取り残されたかのようになった。今日見てもそーだなーと思った。



ここが西側の堤防。

バスを降りて、向こうの丘に上る。

秋の風景。

この神社の参道を上った。

羽黒神社。

参道の階段が長い。



老大木。



真ん中の石像がめずらしい。何回かお目にかかったことはあるが。

山頂のお社はつい最近のものだった(社殿の写真は撮り忘れた)。

境内社。

左の祠の内部。

右の祠にはカマキリが。寒さで弱っているようだった。「蟻ときりぎりす」の童話を思い出す、ちなみにぼくは冬に
なるとこの童話の「きりぎりす」になったように毎年感じる。

この場所は羽黒山古墳群といわれているとのこと。

つぎに向うに見える松山城跡に向かう。

この地域支配の要だったらしく、関東の諸勢力が取り合って、戦国時代末には北条氏の支配下にはいった上田氏の
城だった。豊臣秀吉の北条攻めの際に前田利家、上杉景勝の大軍に攻め落とされて、徳川家康が支配した江戸初期に
廃城になった。



丘(小山)に上って行くと空堀、曲輪、防御のための急斜面などの跡が複雑に入り組んで保存されている。
西側は市野川に面した岩の崖になっている。我々はゆるやかな南側から上った。

曲輪跡の一つ。





敵が攻めて来た時はこんな感じだろうか。本丸に近い曲輪から外側に近い曲輪上の人を空堀越しに見た図。











本丸(本曲輪)跡。小山の頂上にある。



やっぱり兵糧倉は本丸の近くにあった。



我々はまたまたゆるやかな城跡の北西側から下った。



舗装された道に出たら、右側に吉見百穴(よしみひゃくあな)が見えた。

少し行くと左側に岩室漢音があった。ここは松山城の北西側の崖にあたる。





安産にご利益のある胎内くぐり。岩にある穴をくぐる。









天上を見上げる。





崖の隣の部分にも穴があった。

遊具もある、現在は閉鎖されているけれどーーー。

こんな看板があった、うわさによると「掘ってる」と「ホテル」をかけただじゃれらしい。岩窟売店は筋向いのお店だった。


いよいよ吉見百穴へ。「ひゃっけつ」ではなく「ひゃくあな」とよむらしい。

この地方の昔の権力者達のお墓らしい。

第二次大戦末期にはこの岩山にトンネルを掘って軍需工場にした跡ものこっている。まず、そちらから。





これでも一部分、あまりの広さに驚く。

その上こんな注意も。

つぎに百穴も見た。穴どうしはつながっているものが多く、結構広い。

岩山の上からの景色。

茶店の五家宝というお菓子がおいしいので、メンバーに大人気。もちろんぼくも食べた。

昔懐かしいロウセキを売っていた。

かっこいい石仏?東武東松山駅に向かう。





八王子千人同心が日光警護交代の行き帰りに使った道らしい。

たしかに江戸時代の街道沿い様式の名残のある家もあった。

馬頭観音。

庚申塔?


東松山駅前到着後、三々五々にわかれて昼食することになった。いつも「自分はずぼらな変人だなー」と思うのだが、
今日もその通りになり、パンを買い食いして道行く人を眺めながらの昼食となった。人づきあいの悪さは直せない。


昼食後集合して駅近くの箭弓稲荷神社へ。



箭弓(やきゅう)と野球をかけたらしく、バットとベースを絵馬にしている。だじゃれ?なのだろうか。









河内源氏のの祖、源頼信ゆかりの神社だ。

彫り物が立派だ。











稲荷神社なので、お狐様が狛犬のように祀られていた。印象に残る形だ。

反対側と対になっている。こちらの方がもっと印象に残る。子どもを連れているので雌ということだろうか。さっきのが
雄だろうか。

いろんな方向から撮ってしまった。



本殿の後ろには引退した?お狐様が。

いっぱい祀られている。



芸能にご利益のある境内社のお狐様。



ここがその境内社。上下の写真。

たくさんの有名芸能人が寄進をしていた。
この後、東松山駅から電車で森林公園駅に移動、さらにバスで森林公園に向かう。

森林公園に到着。南口からはいった。閉園まで1時間しかなくいそぐことにしたが、メンバーの一人がライトアップ
があるので中央口はおそくまで空いていてバスもあることに気がつきほっとする。

目的の山田城跡へ。





公園内を南北に通っていたらしい。

空堀の跡らしきものもあるが松山城ほど立派ではない。























右の丘に山崎城跡があるらしいが整備はされていないようだ。山田城の北東隣にはなるが。





雪が残っている。

中央口に近づく。暗くなってきた。

中央口北側にある大きな沼の岸の林にたくさん鷺がもどって来た。



ライトアップがはじまっていた。寒いし疲れたしで、付近のものだけ見学。


















たのしくすごせた充実した1日だった。この後、無料のシャトルバスで森林公園駅に戻り解散。川越駅付近で開催
の懇親会にも参加して、東武池袋駅経由で帰った。計画実行していただいた方に感謝感謝だ。
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神代植物公園11月20日(日)

2016-11-23 11:06:18 | 東京23区とその近辺

モミジの赤い色の紅葉を期待して行ったのだけれど、きれいなものはなかった。ほかの紅葉はきれいだったがーーー。


暖かかったので、お昼ご飯がてら紅葉を見に来ているご夫婦、家族連れでにぎわっていた。ぼくは、一人でだけれど、
買って行ったサンドイッチを、日なたのベンチで食べた、気持ちよかった。







ナンテンの赤。



タラヨウの赤。

どういうことだろうか、椿園では大量に伐採されていた。切り株から見ると、つい最近のようだ(写真はその一部)。

サザンカの季節。



いったん植物園を出て、深大寺と水生植物園に向かう。紅葉の季節の休日なので、深大寺門近くのお蕎麦屋さんには
行列ができていた。

いままで何度も通っているのに、今日初めて「きれいだなー」と気づいた塀。

深大寺では七五三の家族が多かった。七五三というと神社のように思っていたのだがーーー。

お参りするのも行列だ。

深大寺境内は大混雑だった。

はやりの催し物。

綺麗な人達との撮影でうれしそうだった。





神代植物公園の水生植物園に到着。





園内にある深大寺城跡(上下の写真)。



本園に戻って(再入園できる)、ばら園、温室に向かう。





バラは秋の花の時季で、きれいだった。


温室入口からばら園を。

温室にはいる。





























温室を出て、正門からバスに乗ることにした。いつもは興味のないダリア園にも寄った。期待していなかったが、
きれいだった。






















帰りのバスは時間が合った深大寺経由に乗ったが、深大寺でぎゅうぎゅうのいっぱいになり途中からは積み残しが出るほどだった。
暖かくて気持ちのいい散歩だった。
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新宿御苑11月17日(木)

2016-11-18 12:40:10 | 東京23区とその近辺

なんとなく行ってみたら、紅葉がきれいだった。ラッキーという感じだ。


今日はいつもとちがって、反対回りで見物することにした。



はじめてみた種類のサザンカの花。





菊の展示がされていた。





いつもながら外国人が多くて、見かける人の半分ぐらいだ。







ビルが見えて、都会の真ん中という雰囲気もいい。





多行松とねそべる人達は定番。この人達も外国人。



いい風景の台湾風の東屋に到着。

ここから見る池と芝生と多行松が好きだ。いつもと雰囲気が違う一団と遭遇、「あっ」と思ったら、やはりカワセミ
を追いかけているマニア達だった。





おかげで、ぼくも新宿御苑でははじめて、カワセミを撮ることができた。マニア達と遭遇することは前にも何度もあっ
たがぼくのカメラでは撮影不可能だった。今日はすぐ近くで、高級カメラでなくても撮影可能だった。ラッキーだった。

毎回、定番の地点から。上下の写真。







冒頭のもみじの木。







上下の写真も定番の地点から毎回撮る写真。





温室の閉館時間が近づいてきたので、いそぐ。

今日は写生の人達がかなりいた。

おきにいりの温室に到着。入館する。











ここからしばらくはおきにいりの植物サトイモの仲間。







マングローブの仲間。

タコノキ。













温室を出た。

皇帝ダリアの季節だった。



中国?の人達はやることが派手なので注目を集めていた。





日が暮れるのが速い。

好きな植物の一つ、ヤツデ。


高尾山に行く元気が出なくてやってきた新宿御苑だったが、期待以上にたのしかった。
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江の島11月13日(日)

2016-11-14 15:41:07 | 東京23区とその近辺

小田急線片瀬江ノ島駅前。
フィールド写真講座の撮影実習に参加した。撮影会は年3回あって、ここ数年参加している。先生の言われるような
「ぴりっ」とした写真はあきらめているが、先生と仲間の雰囲気にひかれて続けている。ぼくが撮ると小さい頃の絵日記
の絵のような写真になる。退職後、こういう写真が撮りたいと思ったのは「絵日記の絵」だったので満足してはいるの
だがーーー。



駅前のお店。







江の島への道は地下道に下って上って、徒歩の観光客には不親切だ。







いろいろなたのしみかたがある。

日曜日なので大混雑。





現在はこのおせんべい(海老せんのような)がはやりらしい。













まず、辺津宮におまいり。











生身なのに置物に見えてしまう亀。



便利なスマホ、カメラのスタンド。

タブノキ?の大木(御神木)。

中津宮。ぼくもスタンドを使った。





東南アジアからの人達も多い。











奥津宮。



酒井抱一の「八方睨みの亀」。山門の天井画、気をつけていないと見落としてしまう。

龍が祀られていた(上下の写真)。



急な階段を下って、裏側(南西側)の海岸にある岩屋におまいりに行く。





駅近くから岩屋方面に直行する遊覧船はこの先に着く。帰りはこの船に乗った。



展望所から。

そこの日なたで昼寝中。

以前に来た時は猫が多かったが今日はこの一匹のみ。









いよいよ岩屋へ。懐中電灯ではなくて蝋燭の燭台を持ってはいる。

この水たまりは金魚が泳いでいて、真水だった。岩屋内のあちこちの天井から水がしたたり落ちていた。











帰りは船で。楽だった。



駅付近の海岸へ。



やっと、富士山がうっすらとだけれど見えた。

最大の望遠で。

実習になったのか、あやしいが、楽しい一日だった。
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八王子駅周辺街歩き11月6日(日)

2016-11-08 16:03:57 | 東京23区とその近辺
昨日に続き、街歩きに出かけた。八王子は高尾山に出かけたり、昔、甲州道中を歩いた時に通ったりしたが、なじみのない街
なので、来てみたかった。


JR八王子駅北口に集合。八の字のシンボルマーク。





桑並木通り。昔、甲州道中を歩いた時この名前に魅かれた。さすが、絹の街と思って、珍しい樹種の並木だなーと
感激した。今日来てわかったのだが、ずっと前に桑の並木は植え替えられて、ベニハナトチノキ(マロニエ)に代わって
しまっていた。どこにでもある並木の樹種だ。多分、掃除とか維持管理の関係だろうが、甲州道中のそこここに放棄
されている桑畑の桑の木を移植してほしいと思ってしまった。


商店街で催しが行われていた。にぎわっていた。

昔ながらの、おまんじゅう屋さん、おいしかった。



下駄屋さん。昔はお茶屋さんと下駄屋さんは商店街にかならずあった。古い街並みが残っている。

露店にも出ていた。きれいに並べられている。

ずーっと昔の招き猫。たいへんな貫禄だ。



井戸水を沸かしているらしい。りっぱな銭湯だ。

もっと新撰組を売りにしているのかと思っていたが、今日はここにしか見つけられなかった。残念な気がする。

「ファンキーモンキーベイビィー」ゆかりのお店らしい。ぼくにはなじみのないミュージシャンだ。今日の街歩き
は初参加のグループだったが、食べ物を中心にたくさんのお店を見て歩くことが中心の催しだった。



花街に到着。









見ごたえがあった。


このお店で昼食。我々はおお人数の十数名で名物の焼きナポリタンは数が限られてしまったので、ぼくはちがうパスタ
にした。焼きナポリタンはコスパもよくおいしかったらしい。普通のパスタはコスパも悪く、味ももう一つだった。



子安神社に向かう。途中に双体道祖神が祀られていた。

このお狐様達は印象に残った。



子安神社。御祭神はコノハナノサクヤヒメ。古事記、日本書紀でお馴染みで、ぼくがファンの神様だ。

七五三が近いので、パンダも出動。



大鳥神社。酉の市が近いので、準備中。

八幡八雲神社。

ぼくが子供の頃を思い出すお店。

陳列されているものも昔懐かしい。

松任谷(荒井)由美の実家らしい。北島三郎、ひろみは知っていたが、フアンでよく聞くのに知らなかった。

昔、日本橋から諏訪まで、てくてく歩いた。

途中のお寺の境内にあったゲル。本場から来てもらって組み立てたらしい。

いちょうホール。八王子市の文化施設。

ここで最中を食べた、おいしかった。松姫は武田信玄の娘で武田家滅亡により翻弄されたお姫様。八王子に尼となって
隠棲した。武田家旧臣を徳川家康が召し抱えた八王子千人同心から慕われていたらしい。

遊郭の跡らしい。



浅川。



サイエンスドーム。このあたりの科学的展示があるらしいが、改装中で休館だった。

産千代稲荷神社。千人同心の長だった大久保石見守長安の陣屋の一画に祀られていた。陣屋はなくなっても神社は残った。



真ん中に見えるのが八王子の時の鐘。

今日は打ち上げ懇親会は欠席して真っ直ぐに帰った。
おもしろい一日だった。企画に感謝します。
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