勤めていた会社の山岳班のハイキングに入れてもらって、JR青梅線御嶽駅に集合、
武蔵御嶽神社(御岳山)、大岳山と紅葉を楽しむハイキングに行った。
紅葉も神社も昼食の飯盒炊爨も帰りの飲み会もすべてたんのうした。
山頂駅へ向かうケーブルカーから。
山頂駅の展望台から。
まず、大岳山に向かう。
大岳神社、ここから山頂は往復30分だったが、岩が露出している急な道で右ひざが
ずきずきした。
山頂に行ってから、ここで昼食と飲み会?となった。鍋、そば、芋煮と豪華だった。
この神社は小さいけれど拝殿、本殿とそろっていた。きちんと維持管理がされていた。
これが拝殿、左右の狛犬がユニーク。
本殿。
狛犬、小さいけれど犬、たぶん日本狼をかわいくしたものだと思う。
大岳山山頂、紅葉見物のおおぜいの人で混雑していた。富士山がうっすら見えて
いたが、この写真には写っていない。
この写真では目を凝らすと真ん中にうっすらと写っている。
山頂からの紅葉。
武蔵御嶽神社に向けて引き返した。この道もところどころに岩が露出した急な
ところや岩壁を削ってつけたようなところがあって、結構気をつかった。それで
もおおぜいのぼくと同年代やそれ以上の歳の男女と出会った、みんな元気なのに
びっくりした。
武蔵御嶽神社。
どんどん登って行く。
拝殿が見えた。
この神社の一番目に書いてある御祭神は櫛真智命(くしまちのみこと)という神様だ、
いろいろ調べたがまったく分からない神様だった。古事記、日本書紀、風土記には
記述がなさそうだった。謎に満ちた、神秘的な神様のように思う。
奈良時代に行基によって蔵王権現も勧請されていて、神仏混淆の、伝統ある山岳信仰
の霊場だ。
狛犬、狼のようにも見える。
御祭神の一人である日本武尊がここで二匹の日本狼に救われた伝説が伝えられていて、
狼が眷属として祀られている。
本殿。
本殿を守っている狛犬は日本狼だった。
大口真上神社(おおくちまがみじんじゃ)、この神様は日本狼が神格化した神様。
日本武尊を救った狼を御祭神としてお祀りしている。
この神社の狛犬。新しそうだがかっこいい狼だ。
天孫降臨で有名な瓊瓊杵尊が御祭神の神社を拝みに行ったら、ここの狛犬は猪の
ようだった。
猪の狛犬は、京都の護王神社(御祭神の和気清麻呂公を猪が救った言い伝えがある)
や摩利支天をお祀りしたお堂とかにはあるが、瓊瓊杵尊の神社にあるのはめずらしい
のではと思う。
紅葉のなかを帰る。
門前町の中にる神代欅、1000年以上前から茂っていたという言い伝えがあるらしいが
狭い所にあって気の毒な気がする。
神社の方向、門前町は結構大きい。
飲み会が終わって帰る時のJR青梅線御嶽駅、なんとなくいい感じだ。