昨日の深大寺に続いて、隣の植物公園に行った。
深大寺バス停で降りて歩いていたら参道で逆立ちをしている人がいた。話している言葉はわからなかったがアジア系
の人達で愛想が良かった。
今日一番期待していた神代植物公園水生植物園。谷戸と西側の丘の深大寺城跡を利用した公園だ。
谷戸の風景。深大寺の背後の国分寺崖線から流れ出て来る水が小川となり沼となっている、その湿地に木の歩道が
設置されている。
今まっさかりで、きれいなのは、この紫とピンクがかった花。ミソハギという名前でお盆の花として有名らしい。
稲も植えられていた。「谷戸+稲」は日本の風景の定番だ。
ガマ。
ミソハギとガマ。
名前はわからなかったがきれいだった。
お正月に食べるクワイ。
オタマジャクシがいっぱいいた。
オニヤンマ。貫禄がある。
シオカラトンボ。トンボはいろんな種類が飛び回っていて、見るのがたのしかったが、すばしこくてうまく撮れなかった。
水生植物園の一部のこの西側の丘が深大寺城跡だ。現在は水生植物園になっている谷戸の湿地と南を流れる野川を利用した
扇谷上杉氏の砦だ。本拠の川越城の出城として作られたが、敵対する北条氏に本拠を落とされて、20年間ぐらいで放棄された
らしい。戦国時代の遺構がよく残っていて貴重であるとのこと。
芝生に建物の柱跡が表示されていた。
クサギの花がきれいだった。
深大寺を抜けて本園に向かう、途中、昨日見落とした不動の滝があった。ここも湧水だ。
期待していたサルスベリは残念ながらあまり咲いていなかった。
日本にはサルスベリが2種類あるそうで、これがもう1種のシマサルスベリ。木の肌が白い。
サルスベリと比べて、かなりの大木だ。花はこぶりで白、地味な感じだ。
大温室に行く前にバラ園で、持参したサンドイッチで昼食。
バラは時季ではないが。
さっき昼食を食べた休憩所。
温室にはいった。
温室は期待していたほどではなかった。新宿御苑や広島市植物園のものの方が見ごたえがあった。
芝生広場、ここのパンパグラスは見たことを思い出した。
ウツギの一種。
今日のおめあての一つだったヤマユリ。あきらめていていたが最後になって見つけた。
せっかくなので公園の一部である植物多様性センターにも寄った。
水生植物園は期待以上、大温室は期待以下だった。本園はすごく広くて、樹種が多く見ごたえがある。歩きのコース
には最適。あらかじめ見たい花や木を検索しておかないと広すぎて見つけられない。また、園内に売店はあるが自販機
がないので飲み物を買うのに苦労した、持って行くのが得策だ。
たびたび行きたいなーと思った。