勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

総選挙

2005-09-11 23:10:26 | Weblog
 今日投票が行われた総選挙、自民党が圧勝しそうな勢いだ。
仕事に行く前に投票を済ませようと思って気が付いた。投票の案内状が来ていない、いや来たのかも知れないが、覚えがない、困った。

 10年ほど前だったろうか、投票所に行くと何かの手違いがあり、案内状を持って行ったのに投票できなかった。本人が案内状を持って来ているのに投票できない。何の手違いかは忘れたが、この矛盾にそのはがきを叩きつけて帰ってきた覚えがある。

 迷った末、選挙管理委員会事務局に電話した。
「投票所に行って、住所、名前、生年月日を言って下さい」
何のことはない、それだけで投票できた。あの時はなんだったのだろう。

 投票所を出ると、「NHKですが、出口調査にご協力ください」と前を行く女性に声がかかった。その女性に断られたのに僕には声がかからなかった。
注意して見ていると、ターゲットが若年層の女性だったようだ。
何年も選挙に行っているのに、初めてのことである。

       
       左の女性が調査員、右が協力している女性

 テレビでは、選挙速報が刻々と告げられ、今、あの鈴木宗男氏が比例区で当確と出た。これでいいの?
2005.09.11

季節の狭間(はざま)

2005-09-10 23:51:52 | Weblog
 今日の東京は、残暑というにはあまりにも暑い一日だったが、季節は着実に秋へと移り変わろうとしている。

 空の青さも夏のそれとは明らかに違い、ひと夏の短い命を精一杯鳴いて、その命を全うしようとする蝉も、往く夏を惜しむかのようだ。

 夏と秋の狭間に落ちる夕日にゆれる野草の影は、遠い日の郷愁か。

        
          
 秋の落日は何故か人の心を感傷的にする。(画像大きくなります)
2005.09.10 

人間万歳(二人だけのオフ会)

2005-09-08 23:12:29 | Weblog
 人生に出会いはいくつもある。心に残る出会い、いつか忘れてしまう出会い。そんな出会いの中で、今日の出会いは秀逸な出会いの一つと言える。

 ブログをはじめて半年余り、多くの方々にいただくコメントや、アドバイスを励みに、今日まで続けられました。
いつも我がブログに、静岡から真摯なコメントをくださる禰里吉さんがいます。

 お祭り好きの彼は、時々つまずきながらも、熱心に笛の稽古を続けて2年余り、僕が「笛吹童子」と勝手に命名し、そのまじめさや人柄の良さは、ブログを通じても感じられてはいたが、今日仕事で東京に来るというので、二人だけのオフ会をやりました。
会ってみて思ったとおり、いやそれ以上の好青年でした。
       
 明るく、屈託のない笑顔と、自然とにじみ出る優しさは、歳の差を少しも感じさせず話も弾み、新幹線の最終までの2時間半は、あっという間に過ぎてしまいました。
       
 持参の笛も聞かせてもらい、僕のイメージよりもはるかに素晴らしい音色に、今度ゆっくり聞かせてもらうことを誓い、再会を約束して彼は静岡に向かったのです。

 ブログを通じて、このような出会いに発展するというのも、いい出会いであればこそ楽しく、まさに「人間万歳」である。

◆写真は本人の許可を得て掲載しました。
2005.09.08

大型台風14号北上

2005-09-07 21:00:12 | Weblog
 大型台風14号、東京直撃は避けたものの、各地に大きな爪あとを残しながら北上している。更なる被害が拡がらない事を願うばかり。
アメリカでもハリケーンが猛威をふるい、壊滅的な被害を被って、自然災害の恐ろしさを見せ付けている。

 このハリケーンと台風、どう違うのだろうか?調べてみました。

★HP・森田さんのお天気ですかァ~?からの抜粋
 台風は、東経180度より西の北太平洋上にあるもの、ハリケーンはそれより東にあるものをいい、最大風速の定義も違い、台風は最大風速が17.2メートル以上、ハリケーンは最大風速が33メートル以上と定義付けられているようです。台風よりハリケーンのほうが規模が大きいと感じるのはそのためでしょう。 

       
 地図の中央右寄りの赤い線が日付変更線で、東経180度です。(クリックで大きくなります)それより右がハリケーン、左が台風というわけです。
 何故ハリケーンには今回の「カトリーナ」のように女性名が付けられるのだろう。女性ってそんなに怖ろしいから?

 台風の北上で東京は夕方には青空も見え、西の空には真っ赤な夕焼けが美しく拡がり、明日の天気を予感させていた。


 我が住まいの屋上から見た夕焼けです。(クリックで大きくなります)
2005.09.07

カラスウリ

2005-09-06 22:10:23 | Weblog
 昨日のブログに載せたカラスウリの画像、皆さんから始めて見たというコメントを頂いたので、過日に撮った画像をアップしてみました。
 
◆カラスウリ(烏瓜)
 ウリ科の蔓性多年草。山地に自生し、雌雄異株。夏、白い花を咲かせ、縁が糸状に裂けた美しい花を夜に開き、晩秋、実が赤く熟す。
果肉は荒れ止めの化粧水を作り、種子は薬用・食用に、塊根から採った澱粉は天瓜粉(てんかふん)の代用、生薬の土瓜根(どかこん)として黄疸・利尿剤として使われる。 《広辞苑より》


        
       

 この画像は先月に撮ったものですが、花弁の縁の糸状の美しさがよく撮れていませんが、レースのように美しい花です。
写真の花は、多分「キカラスウリ」のようで、黄色い実がなるようです。

 奥まった山地に自生しています。真夏に美しく、気高い花を咲かせ、晩秋には楕円形の赤や、黄色の実を付けるので、郊外や山間部に行ったら気をつけてみてください。
2005.09.06

「娘はどこ?」「捜してみます」

2005-09-04 23:28:35 | Weblog
 一昨日の朝日新聞の夕刊から。

◆副駅長の電話、母励ます 
 宮城沖を震源に震度6弱を記録した先月の地震。停止した東北新幹線に、埼玉県内の中学生の姉妹が閉じ込められた。
行方を問い合わせる母の電話に、盛岡駅の副駅長は「捜してみます」。
混乱の中、丁寧な対応が母を励ました。
 
     ☆     ☆     ☆     ☆

 青森県十和田市の実家に、中3と中1の二人の娘を送り出した母の泰代さんは、さいたま市の自宅で地震を知った。娘達が帰宅する16日である。
「はやて12号」に乗った娘は・・・・・。
新花巻駅、一ノ関駅に電話をかけるがどこも「わからない」というばかり。
「中学生に携帯電話は早すぎる」と許さなかったのを悔やんだ。

 テレビニュースで「はやて12号」盛岡に戻る、と知る。
直後の電話を、盛岡駅の佐藤敏喜副駅長(47)が受けた。

           
             ≪朝日新聞から≫

「娘と連絡が取りたい」
「心配ですね。場内アナウンスで捜してみます」

 佐藤さんは駅の構内放送で3度呼びかけた。呼びかけた後はその都度泰代さんに電話した。
「まだお見えにならないようです。もうしばらくお待ち下さい」

 ようやく盛岡に着いた姉妹は、公衆電話から無事を知らせた。
泰代さんは涙が出そうだった。

 3度目の構内放送後、佐藤さんは泰代さんに電話をかけた。
「まだ・・・・・」その声を遮るように、泰代さんは言った。
「娘から電話がありました。今、電話しようと思っていました。ありがとうございました」

 地震発生から9時間がたっていた。佐藤さんは翌17日未明にかけ、安否や運行時間の確認を求める計50本以上の電話を受けそれぞれに対応した。

 「私にも子どもがいるから、親の気持ちは痛いほど分かる。同僚と一緒に、当たり前のことをしただけです」副駅長さんは、顔をほころばせた。

     ☆     ☆     ☆     ☆


 今日も「ホツ!」
2005.09.04

ホッ!

2005-09-03 23:17:01 | Weblog
 朝日新聞、素粒子という囲み記事から。

     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

 9月の朝、通勤電車の1両目。運転席の窓越しに、線路わきを歩く小鳥が見えた。
「フォッ」と軽く警笛が鳴った。「風に巻き込まれるぞ」と知らせたな。
学生のような顔立ちの若い運転士だった。
きょうはいい日だ。

     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆


 こんな短い記事に僕の心も 「ホッ!」
2005.09.03

疑う前に

2005-09-02 21:30:33 | Weblog
 我がホール新世紀では、ウィークデーの昼間、低料金でホールを開放している。
音楽は本営業の時のような生バンドではなく、CDを使用しているが、入場料も教授料も通常の半額以下で持ち込み自由。こんなシステムが好評で、連日午前中から賑わっている。

 月に数回、友達を誘って茨城の水戸から来てくださるお客様がいる。早朝に家を出て一日楽しんで帰られる。それがストレス解消だと言っていた。
昨日もお弁当と飲み物持参で二人で来店、楽しんで下さったようだ。

 先日紹介した雑誌「散歩の達人」を差し上げたのだが、帰り際、口の大きなバッグに入れたはずのその本がない。周りを探しても見当たらない。何度も席を外しているので、思わず「誰かが持っていったかな」と僕。雑誌社には申し訳ないが、持って行かれるほどのものでもないのだが。
するとお客様 「他人(ひと)を疑う前に自分を疑わなくては」 そう言って椅子を移動して探した。すると椅子と椅子の隙間に挟まったその本が出てきた。

 間違いや勘違いは誰にでもあるのに、自分はいつも正しいと思っている。不都合があるととかく他人(ひと)のせいにしたいものだ。そんな自分を目の当たりにして恥ずかしくなった。この言葉肝に銘じよう。

 このお客様、彼女なりの哲学を持っているようで、時々ドキッとするようなことを言う。
ダンスは教えているが、人生哲学は教えられている。
こんな出会いがあるからダンスは面白い。
2005.09.02

駅はギャラリー

2005-09-01 21:55:18 | Weblog
 つくばエクスプレス浅草駅の壁画の素晴しさは、昨日紹介したとおりですが、更に大きな壁画は迫力があり、見る者を圧倒します。
その素晴しさは、実物を見ていただきたいと思いますが、ここに写真で紹介します。

 
 
               
              
                   クリックすると大きくなります

 この壁画を見てから乗った電車の車内は広く、ゆれも少なく乗り心地もいい。
       
              
 秋葉原駅は地上までの距離がだいぶあるが、改札までのエスカレーターは時間帯によって高速になる。お年寄りや、身体の不自由な人には怖いだろうと思うが、エレベーターもあるので安心ではある。
改札を出て地上に行くまでは上りだけ2基のエスカレーターが、高速と低速で動いているが、高速に乗っても駆け上る人がいるのは、そんなに忙しい人生を送っているのだろうか?

 外に出ると、エッ、ここは何処?と思うほど様変わりしていて、駅前には間もなくオープンのヨドバシカメラのビルがそびえ、広々とした駅前はゆったりとしている。
        
       

 つくばエクスプレスの開通によって、変わっていく沿線。一度機会があったら散策することをお勧めします。浅草にも是非お立ち寄り下さい。
2005.09.01