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蟻の兵隊

2006年07月27日 | 映画

Arinoheitai 今日ラジオを聞いていたら、「蟻の兵隊」という映画の紹介をしていた。ボク自身初めて聞くタイトルだが、実は戦後の奥深い意味合いのある「言葉」だったのだ。

監督は池谷薫氏で渋谷で上映される。自主上映みたいだ。この映画広告のWebに予告動画があってちょっと覗いてみた。怒りの言葉を吐き出す老人達。いったい何がどうなってるんだ?とラジオに耳を傾けつつ、Webでも見てみた。

終戦後、中国残留の日本軍約2600名が、上官の命令にて武装解除をせずに、中国国内の内戦に参加した。多くの犠牲者を出し、どうにか帰国した時には、彼は自分の意志で中国に残り、国の命令に背き、中国国民軍として戦ったので軍籍を抜かれており、何の保証も受けることができなかった。

ざっと概要はこのような内容だ。こんな話、実は全く知らなかった。何で中国で日本兵が戦後も戦い続けたのか?何で国はそれを反逆としたのか?これは興味をそそる。Webで検索しても概要程度しか情報がなく、どうも隠蔽されてるようでならない。機会があったらこの映画を是非観てみたい。

ちなみに原作は奥村 和一(おくむらわいち)氏の手記である。戦後60年を経て、実際に現場へ行って、当時の殺人を犯した場所を確かめ、暴行した中国人の女性と面会したりと勢力的に行動したとのこと。そのドキュメンタリー映画によって少しずつ真実が明らかになっていく様が描かれているようだ。

まだまだ戦後って終わってないんだな~。いろんな影響が、この平和ボケした今日まで引きずってしまっている。本当に戦争はイヤだ。


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5 コメント

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なにやら私には難しそう?? (yukiたろう)
2006-07-27 23:28:40
なにやら私には難しそう??
でも戦争はいかん!!許せんですなっ!!
戦争がらみのお話は見ていて考えさせられますね。
う~ん、去年の暮れ、「男たちの大和」以来見ていない。
あれ?これも戦争のお話じゃ!
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たっぺで~す。 (yukiたろう)
2006-07-28 00:05:13
たっぺで~す。
いいな~パソコンがうまく使えて。
僕ももっと勉強してうまくなりま~す!
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☆YUKIたろう☆ (Cozy)
2006-07-28 06:22:52
☆YUKIたろう☆
60年前、ボクらのじーちゃん、ばーちゃん達が経験した戦争は、半世紀を過ぎたってまだまだ宿題が残ってしまってる…でもボクらの世代以降は、関係ないことだからと無視し、感じ取ることはしないんだよね。
原作者の奥村氏は80歳で撮影の為に中国へ渡ったそうだ。それまでの積年、どんな風に感じて生きてきたのか。それを知るだけでもいい、と思ってる。「こんな映画見たよ」と友達に伝えることができたら、子供たちの世代に伝えることができたら、それがボクらに課せられた戦後の宿題じゃないかな。
「男たちの大和」、美化してる部分は多々あるかと思うけど、作者が言わんとしているメッセージを受け止めることが大事だと思うな。

☆たっぺ☆
いいパソコンゲットできたんだから、これからガシガシ使って頂戴よ。わかんないことあったら遠慮なく聞いて。
しかしよく食って寝るらしね(^^; それによく「飲む」ってのも追加しないといけないんじゃないかい?
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はじめまして。 (kemukemu)
2006-09-17 00:36:48
はじめまして。
大道芸観覧レポートという写真ブログをつくっています。
ときどき寄ってみてください。
蟻の兵隊をとりあげました。

http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemu23611
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☆kemukemuさん☆ (Cozy)
2006-09-23 16:27:51
☆kemukemuさん☆
ようこそお越しくださいました。
コメント遅くなってすみませんでした。ちょっとネット環境から離れてたもんで。
さくっとブログ覗かせてもらいました。面白いです。あとでゆっくり拝見させてもらいますね。
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