活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

自己の正体(因縁生)を見極める2

2020年06月26日 | 法理

自己の正体(因縁生)を見極めたならば、経典や祖録(文字)には用はありません。

 

経典の中に自己の正体(因縁生)を探すのではなく、経典の説明を借りて「自己の正体(因縁生)」を見極めるのです。

 

自己の正体(因縁生)を見極めたならば、見極めたという自分も忘れることです。

 

これが経典の「役割」です。

 

自分というものが基準になって道理を用いて「法(道)」がわかったとか、信じられたというところに何時までも居続けてはいけないという事です。


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