衆生とは仏教語で、広辞苑に拠れば
しゅじょう(衆生)【仏】いのちあるもの・生きとし生けるもの・一切の生物、 一切の人類や動物、六道を輪廻する存在・有情(うじょう)と記されています
私たちは元々一つの種が有(在)って、それから生まれてきたものではありません。
ですから私たちは「此の物」というのが一番適切な表現だと思うのですが「此の物」は「衆生」なのです。
つまり、私たちは「全ての物と同じ」なのです。
「人類(人)」と認めようがないものです。
始終変化している訳ですから「実体が無い・実相は無相」ということです。
「縁」に応じて色々な物に姿や形が変わるということです。