活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

衆生(しゅじょう)について1

2024年04月23日 | 法理

衆生とは仏教語で、広辞苑に拠れば

 

しゅじょう(衆生)【仏】いのちあるもの・生きとし生けるもの・一切の生物、 一切の人類や動物、六道を輪廻する存在・有情(うじょう)と記されています

 

私たちは元々一つの種が有(在)って、それから生まれてきたものではありません。

 

ですから私たちは「此の物」というのが一番適切な表現だと思うのですが「此の物」は「衆生」なのです。

 

つまり、私たちは「全ての物と同じ」なのです。

 

「人類(人)」と認めようがないものです。

 

始終変化している訳ですから「実体が無い・実相は無相」ということです。

 

「縁」に応じて色々な物に姿や形が変わるということです。

 


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