活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

道について 7

2015年02月18日 | 道のこと
悪あればこそ、善は善として使命し、醜あればこそ美は美として生命する。


天国を動かす力は地獄であり、光明を輝かす力は暗黒である。

地獄は天国あるが故であり、暗黒は光明あるが故である。


大いなる平衡が保たれている故に、呼が強くなれば 吸も 強くなり、吸が長くなれば 呼もまた長くなる。


地獄なきところに天国はない。

天国を思念するところに地獄が生ずる。善を思念するところに悪を生み出す。


悪を浄化して必要の悪とし、必然悪として生かす。


喜びより離れたる信仰はなく、真理はなく、生命はない。

喜びは行為となる。行為せざる喜びは、真実の喜びではない。

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