活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

なければならないものが在る2

2019年04月02日 | 

不思議なことに世間では、信仰が厚く真面目な人といわれる人ほど、

「この世界」を信じることが出来ません。


この様な人が多いことに驚きます。


「なければならないものが在る」とは実は「この世界」に目醒めなければ

ならないということなのです。


仏法を語ることも世法を論ずることも先ず「この世界に目醒めた後の事」

とする以外にありません。


言葉の問題ではありません。

そこに欧米の人からも容易に受入れられ、力を全く必要とせず、老若男女

一切の衆生が救われる道が「この道(この世界)」です。