活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

照顧脚下とは1

2018年11月21日 | 語録

私たち衆生は、いつでも「道」の中にいるのですが、それを自分で気が付かない

だけなのです。


「照顧脚下(脚下を照顧せよ)」とは、足元をよく見なさいということです。


「道」は他にあるものではありません。


いつでもどこでも「真っ只中」にいるということを言っているのと同時に足を

運んで「今」の他を尋ねまわるようなことをしてはいけませんよ、ということを

言っているのです。