活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

懺悔(さんげ)2

2017年12月04日 | 仏教

「普賢経(ふげんきょう)というお経の中に、

「人若し懺悔(さんげ)せんと欲せば、端坐して実相を思え、

衆罪(しゅざい)は霜露のごとく慧日(えにち)能く消除す」

というお言葉があります。

 

仏道というのは懺悔から始まって懺悔に終わるということです。

 

坐禅というのは、仏でなければ出来ない行(仏行)であると

いわれています。

 

ですから、坐禅をしているということは懺悔し尽くした様子です。

「仏様」というのは、自我の見をなくした人です。