秋も深まり庭も紅葉の季節だ。ハナミズキが赤く染まり、花梨が優しくオレンジに染まった。花はというと、いろいろな菊が咲いている。出勤前に庭をひと回り。
ダイモンジソウとジンジソウは気温が下がってから咲いたせいか、花持ちが良い。
どこから種が飛んできたのか・・・・、何だろう、この野菊は・・・・
菊って種でこんなに殖えるもんかな。
殖えて、いろいろと変異して面白いと言えば面白い。
北側の庭の野紺菊。花は綺麗だけど、甘やかしたら一面に殖えてしまった。その後、調子に乗ってヨメナも何処かから掘ってきて植えたから、混じっているはずだけど、もう分からない。今度、ゆっくりと葉を較べてみよう・・・・。
去年だったか、初めて紹介した帯解け野紺菊、随分殖えた。こいつも来年はまた一段と殖えるんだろうな。それはそれで嬉しい。
南側の庭の野紺菊。こっちが最初に一株、植えたところ。地下茎であっという間に殖えた。気がつくと二系統に分かれるようだ。紫色の濃い系統と藤色の系統。最初は同じだったから、変異したと言うことか・・・・。
庭には斑入りしか無かった筈なのに、何年か前に種で殖えた。こいつも大きな株になった。斑入りの方は何故か、春にしか咲かない。
取り急ぎの1周。菊がこんなに多く植わっているとは、秋にならないと気がつかないもんだ。半ば、雑草園と化している庭だが、放任しているわけでもない。この菊の下にもいろいろと仕掛けをしてあるから、枯れた後も迂闊に歩けない。
秋明菊は花を終えていて、年末には綿毛を飛ばすだろう。それでまた、領地を拡げて行くのだろう。
今年は野紺菊とホタルブクロの境目辺りにチオノドクサと水仙の球根を植えておきました。
庭の植物はある程度は制限しているのですが、蔓ものが幅を利かせてきて、
この冬は退治が必要かな。
野紺菊は咲き始めは紺色に近いのですが・・・。
園芸店で売っていたもので、半改良?
藤色の方は、種で殖えた先祖がえりかもしれないですね。
うちなど一種類でもこんなに威張ったら、もう庭は他の花が生き延びる余地がありません。
それにしても色の濃い野紺菊ですね~!紺と言うより紫・・。