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野紺菊
いつの間にか、庭の野紺菊は満開になった。菊の季節になったようだ。
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見ての通り、薄い色の花と濃いのが混じっている。去年は薄い色の花は少なかったのだが、一年で随分と殖えてしまった。この変異はなぜなのだろう。ひょっとして、ウィルスの感染とかが関係していたりして・・・・
その薄い色の野紺菊がホタルブクロの領地を奪い取ろうとしている。春先にかなり抜いておいたのだが勢いは止まらなかったようだ。
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菊
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オビトケノコンギクは咲き始め
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さて、今日は休みになったので例年のことだが、フチドリツエタケを見に行くことにした。そろそろ、出ている筈。
車で高速を走り、宍粟ICを出て北上。いつもの警告に向かう。去年は崖が崩れ、片道1時間くらいを歩いて山へ行ったのだ。
今年はどうだろう。順調に川沿いの未舗装の林道を進む。
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そろそろ目的地は近いなと思った時に通行止めの看板が目に入った。
仕方なく、ザックを背負い登山靴に履き替えて川沿いを歩いて行った。
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川岸に転がっていた倒木を見てみると・・・・
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何と、フチドリツエタケ!!
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かわいい、ムキタケ
河原の木の肌には・・・・
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古いけれど、熊のひっかき傷。
これは?
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やばいなぁ・・・
結局、林道から山の中に続く散策路の所までは車で行けたのだった。行ける所まで行けば良かった。正直者は馬鹿を見るって奴だ。
散策路を登って行くと、遠くから音が聞こえてくる。誰かがいるようだった。そういえば、林道には軽トラックが一台停まっていたっけ。
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チシオタケ
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ムキタケ
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その先で二人の人がシャベルで荒れて崩れかかった道を修復して廻っているところに出会った。11月になったら近くの高校の林業科の生徒が実習に来るらしい。この奥は自然林のままで貴重な場所になっている。
しばらく、山のきのこの話などしてから別れた。その後、トレッキング姿の男の人にも出会う。珍しい日だ。また、しばしの間、話をする。今朝、隣の赤西渓谷を歩いてからこの谷に来たのだという。随分、健脚な人だ。きのこも知っているようで、ムキタケが出ていたなどと話している。驚いたことに、自分の所属していたきのこの研究会に入って何回か観察会に行ったこともあるらしい。僕がさぼっていた時期のことらしい。
何だ、かんだで随分時間を使ったが、特に目的があるわけでもない。散策路の最奥の開けた広場に着いた。ここまで来てしまうと、戻るか、登るかの2択だ。買ってきた昼飯を食べるとしても、ちょっとは汗もかかなければ、と思って斜面を登ってみることにした。
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斜面の途中の倒木のきのこ達
かなり登った斜面の窪みに、何かの卵。後で調べてみようと思って地面に落ちている朴の葉に包んで籠に入れておいた。
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さらに登って行くと大きな木の上の平になった辺りに・・・・
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でかい糞
その少し上に・・・・
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糞、糞・・・、表面が黒くなり始めているから、2、3日経っているかもしれない。
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足跡
多分、熊じゃないだろう。だとすると猪かな・・・・
それからしばらく登り、尾根に出た。
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つづく。
11月半ばから、猪猟が解禁になるので、山は気をつけて歩かないと、罠にかかります・・・。
ブナ帯は熊が結構いますが、出会ったことはまだないです。
今日、できたらムキタケの写真をアップしますよ。
フチドリツエタケはかなり稀少なきのこかと。。。
なかなか出会えずにいて、友人に見られる場所を教えてもらいました。
獣の糞はかなりの大物の個体のものですね。遭遇したくないですね(笑)。
音水の辺りは子どもの頃によく親と行っていましたが、その頃はきのこを全く知らなかったのでムキタケがこんなにある所とは想像もしなかったです。
フチドリツエタケは群生していると見事で、傘は汁、柄は炒め物が合いますよ。ブナ・ミズナラの巨木があるような森で、枯れてかなり経過した樹に出ますね。ポッキ!と根元からきれいに採れるところが楽しいきのこですね。今年は見なかったなぁ~。
だから、それが何かのウィルス感染で変化したのか、とか思ったのです。
普通に見られるウィルス感染と同じとは限らないかも。
確かに通常のウィルス感染のような変化は見られていません。環境はまあ、同じ。混じりあって咲いている場所もあります。いわゆる、先祖帰りなのでしょう。
音水は斜面が険しいです。その割に収穫は少ないので、しんどい斜面はあまり登らず、紅葉を楽しむようにしてます。