たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

各務原市内で踏切事故・2人死亡

2016年03月06日 | その他

日曜日の朝喫茶店から帰宅しネットニュースを見た。鉄道事故で2人死亡の題字をクリックすると市内の事故だという。
幾つか踏切はあるが、どこだろうとグーグルマップを繰りながら、各紙が伝える場所を探した。NHKのWebニュースでトヨタデーラーの店が写っていた。あそこだとすぐわかった。
あんな広い名鉄各務原線の踏切でなぜ?警報と遮断機は降りていたという。電車の運転手は車が踏切の中へ入ってきたと証言していた。

男性二人が死亡。身元は分かっていない。昼のニュースでは自殺か事故か調べているという。

それにしてもなぜ?ブレーキとアクセルの間違いが最近多いが・・何の事情だったのだろうと胸が痛む。

昼過ぎ買い物ついでに現場へ行って見た。そばにあるスギ薬局、ドラッグストアで車を置き、迷惑料代わりに目薬を買う、レジで「踏切事故は身元が分かったの」と聞くと、若い女性店員は「まだ知りません」と。隣の中年女性店員は「なに?事故があったの?」と、呑気だった。警察の目撃情報看板は3月6日、午前5時49分頃と細かい。自宅からちょうど8キロだった。二人の命が失われた。合掌。

夕方のNHK等によると死亡した二人は、運転していた愛知県小牧市の職業不詳の男性(44)と助手席にいた各務原市のアルバイトの男性(32)と報道している。私は自殺ではないと思います。


兄からの手紙

2016年03月06日 | 日記

エレアナの瞳 Eleana - Richard Clayderman

兄からの手紙が、3月末の姉弟旅行の行程表と新幹線乗車券、と共に送られて来た。

(前略)・・・さて、光陰矢のごとしと言いますが、私たち姉弟もすでに人生の終盤にさしかかりました。
戦後の混乱期に貧苦に耐えながら青春時代を過ごしましたが、時代は大半が貧乏だったので当たり前と思っていました。今や時代は大きく変わって大半が中流意識だと言われています。あの時代がなつかしくさえ感じます。
この間、人間は感情の動物でありますので楽しいこともありましたが、不快不満を表面化してきたこともありました。
今、老い先短いこの時、天にも地にもたった4人の姉弟は今までの悪しきことは忘却して、これからの行く先は思い残すことなく余生を過ごしたいと思うようになりました。
そこで姉弟の思い出となる老人旅行を計画したところ、全員の快諾を得たのでその内容を送ります。
楽しいひとときとなることを祈念して案内といたします。・・・(後略)

手紙の後段は細かい旅行の案内が書いてあった。便せん2ページの直筆で切々と訴える兄の手紙を涙ながらに読んだ。兄は私と弟が最近すこし不仲なので気をつかってくれているのだ。

追記には、「名古屋駅までの自宅往復と土産等小遣い以外の費用は、不肖兄が負担しますので一切気を使わないこと」とまであった。「そうはいかない、割り勘で行こう」と後で電話した。
私の悪筆とは違い読み易い達筆の部だろう。

旅行は熱海温泉一泊、宿は熱海海岸の一等地に立地する「大月ホテル和風館」となっている。
翌日は姉の所望で東京見物、はとバスで浅草見物、東京スカイツリーの定番、コース番号A608となっている。
愚弟賢兄の兄は10代から70歳過ぎまでJAに勤め、最期は代表理事まで昇り、地元では知名度も高く、姉弟中の出世頭、尊敬できる兄だ。JA観光地元支店を使うだろうとの予想が当たった。
その後で、兄と姉に電話した。昨日の朝は誰も電話してないという。さては誰からの電話だったのだろう。

さて、新幹線に乗るのは20年弱振り、外国へは名古屋空港から、京都方面なら在来線、近鉄、車などで新幹線には縁遠い。送られた新幹線切符は大きくきれいだった。