たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

みかんの王様「せとか」

2016年03月09日 | その他

先日ス-パーでおみかんの2個入りパックを買いました。安い温州ミカンでもと探したのですが、見当たりませんでした。
先ずバラ売りリンゴ125円を1個、賞味期間近い安売り系ワゴンセールの野菜などと一緒に乗せてあったミカンを買いました。値引き後でも2個入り198円でした。

冬に庭石の上にミカンやリンゴを置くと、鳩や珍しい野鳥が来るので、昔はリンゴで呼び寄せましたが、最近は高くて勿体なく野鳥におすそ分けできません。

そのミカンを食べようと皮を剥こうとしましたが、薄くて難儀しました。ヘマして果肉を傷つけたりして少し皮を剥ぎ、皮の筋が少なく、筋は取らずにお口へポイ。何んとも甘く、今まで味わったことのないミカンでした。

底に小さなステッカーが貼ってあるので、拡大鏡の虫メガネで見ると、「せとか」とあって、小さな文字で「JA全農ながさき」とありました。

「せとか」って何?ネットで調べると、ミカンの新品種でした。調べる前から農業試験場が辛苦の果てに品種改良したミカンだろうとの予想は当たりでした。種なしスイカみたいなものです。

幻のみかん みかんの大トロ「せとか」
せとか」は「清見」に「アンコール」を交配して得ていた個体に、さらに1984年に「マーコット」を交配して作りました。 と農研機構にあります。

命名の由来 品種名「せとか」は育成地(長崎県口之津町)から望む地名(早崎瀬戸)、瀬戸内地方での栽培が期待されること及びこの品種のもつ良香にちなみ1998年に名付けられました。
みなさん、「せとか」店頭で見かけたら是非、ナニもう珍しくない!参ったなあ。