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映画好き、円柱野郎のブログです

「ゲット スマート」と「イーグル・アイ」、etcを観ました

2008年10月19日 13時55分43秒 | 映画(感想)
今日は情報処理技術者試験の情報セキュリティアドミニストレーターを受けに行ってきました。
…が午前だけ受けて帰ってきました。

風邪の残りを引きずっていて…というのは言い訳ですが、そもそも勉強せずに行っているから歯が立たない。
人間引き際も肝心だと思いたいですね。


さて、先週末と今週末は劇場で2本、家で4本の映画を観ました。
劇場で観たのは「ゲット スマート」と「イーグル・アイ」。
どちらも面白かったですが、個人的には「ゲット スマート」の方を評価してます。


「ゲット スマート」は40年前に放送されていたスパイコメディドラマのリメイクだけど、さすがにオリジナルは俺も知らない。
それでも普通に楽しめました。
主演のスティーヴ・カレルは良いね。
俺は5年前の「ブルース・オールマイティ」でこの役者さんを知って、「マジメな顔をして面白い演技をするなあ」と思っていたんだけど、最近バケてきました。
世間的には3年前の「40歳の童貞男」が代表作らしい。
まあ「40歳の童貞男」はアメリカで大ヒットしてるし、去年の「トランスフォーマー」でも劇中に名前が出てくるくらいの作品だからなあ。
(俺はまだ未見ですが。)

少なくともこれからは、スティーヴ・カレルの代表作は「ゲット スマート」と言っても良いんじゃないかと思います。
でも日本では公開1週目で10位にやっと入るくらい…。
日本での認知度はまだまだのようです。

ちなみに、この作品に主演したスティーヴ・カレルとアン・ハサウェイは、今年の2月に行われたアカデミー賞で、同じ役どころ(?)のままプレゼンターとして登場してました。
その時も軽妙な漫才で笑わせてくれたねw


「イーグル・アイ」は「スピルバーグからの警告」のキャッチコピーで紙面広告を出したりしてますが、スピルバーグの監督作ではありません。
彼は製作総指揮。
まあ今の時代に間違える人もいないか。

個人的にはあんまり期待してなかった映画なんだけど、観てみるとアクションシーンで十分楽しめたので退屈しなかったです。
アクションは派手だけど、残酷シーンもお色気シーンも特にないので子供も安心して楽しめる?w
とはいえ、色んな過去の映画をミックスジュースの様に混ぜて作ったようなプロットが目につくので、そこで引っかかる人は楽しめないかもね。
ホームページに載せた感想にも書いたけど、とにかく昔の映画の似たような設定、場面が目立つ。
あと、まあこの映画に限ったことではないけど、どうも最近のカーアクションは「ボーン・スプレマシー」の影を追っているような感じだね。
確かに迫力はあるけど、みんな同じ事をやるのもどうかとは思う。
(監督は違うけど、「バンテージ・ポイント」ではトラヴィス監督が「『ボーン』シリーズの撮り方を意識した」と明言してたっけ。
「ボーン~」を撮ったグリーングラス監督のアクションシーンは影響力があるようですが…。
個人的には真似ではなくてさらにその上に行ってもらいたいですね。)

シャイア・ラブーフという主役はスピルバーグの秘蔵っ子として今売り出し中だけど、この前の「ディスタービア」≒「裏窓」の話も含めて過去作のリメイクもどきが目立ってしまう。
悪い役者じゃないとは思うけど、そんな映画が多くなると損をしてしまうのでは?とも思ったりする。


ところで「ゲット スマート」と「イーグル・アイ」のこの2作。
奇妙なことに結末の盛り上げ方がそっくり。
ヒッチコックの名作、「知りすぎていた男」のそれから取ったと思しき展開ですが、日本で公開時期が重なってしまったのはちょっと不幸ですね。
(「知りすぎていた男」を知らない人は「交渉人 真下正義」のパクリと思ってしまうかもしれない?)
米国では「ゲット スマート」の方が半年ばかり早かったから、またちょっと観客の印象も違うんだろうけどなあ。


上記2作のホームページに書いた感想はこちら。
ゲット スマート
イーグル・アイ

その他、家で観た作品はこちら。
潜水服は蝶の夢を見る
地球の静止する日
深く静かに潜航せよ
ドラえもん のび太の日本誕生
コメント (2)
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