英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

エンジェルおばあちゃんとデビルおばあちゃん ww

2016-11-17 | 病気
今日は、昨日のような大騒ぎもなく、平穏に過ぎた。

夜、姑のところに行く。

おかあさん、今日はいかがでした?

今日はな、よう歩いて疲れてん。

へ?
今日は病院の日でしたよね?

そやねん。
病院でずっと歩いてな、疲れてん。


もちろん姑は歩けない。
ずっと車椅子の移動だ。

多分、姑は、義理姉のことを言っているんだろう。
車椅子を押して、疲れただろうと。

病院で、姑は泣いたそうな。
何を言っているか、周りの方にはよくわからなかったらしい、
◯◯さん、だんだんお元気そうになられますね〜、と看護師さんに声をかけられて。


ぞうでずねん。
びんだが、やざじいでね〜 うぇっうぇっ
(通訳:そうですねん、みんながやさしいてね〜 うぇっうぇっ)ww

えっと、ですね。
ここまでは、背中に羽の生えている、エンジェルおばあちゃん。


それで、ですね。
ここからは、どこまで本気だかわからない、すっとぼけたデビルおばあちゃん。ww

以前にもこういうことがあったと聞く。
もう数年前のことだ。

デイサービスで、ご近所の幼馴染がカラオケをしたそうな。
その声を聞きながら、姑は号泣したという。
あんまり泣くから、センターの方が心配された、何かあったのかと。


折を見て、義理姉が姑に尋ねた。
おかあさん、どうして◯◯さんの歌を聴いて、そんなに悲しくならはったんですか?

あの人な、もうすぐ死なはるとおもたら、かわいそうでな。

えええええーーーーっ♪

その方は確かに「おばあちゃん」だが、姑よりはるかに若いし、はるかにピンピンなさっていたのだ。
「あんたのほうがよっぽどアブナイ」と、口からこぼれそうになるのを必死で抑えて、家族全員、肩を震わせて笑ったそうだ。
是非是非その場にいたかったのです。ww


ところで、お昼に、「おすそ分け」をいただいた。
なんといちごが2パック、きれいな紙ナプキンに包まれて。
フォークの大きさと比べてみれば、ものすごく大きないちごだとお分かりになるだろう。




これを「おすそ分け」と言って持ってきてくださる方の気持ちがありがたい。
「おすそ分け」のはずがないじゃない。
わざわざ持ってきてくださったんじゃない。

ジェットコースターに乗っているような日々も多いけれど、幸せ者だなと思う日々がある。








コメント (4)
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