給食を食べる場所に関しては「いい子モード」を脱することに
したらしいちびくま、今日もSRで食べることを選びました。
K先生と2人、静かな給食です。
ところで、ちびくまは給食に出てくる牛乳を飲みません。
1歳の誕生日を過ぎてから、約1年間、白いご飯と
牛乳とヨーグルトと豆腐だけで生きているのではないかと
思われる時期が続いた後、確かアメリカに住むようになって
すぐだったと思うのですが、ぴたっと牛乳を飲まなくなりました。
(アメリカの牛乳は味が違ったのか?)
同時に食べなくなったヨーグルトのほうは、数年前から
気が向くと食べるようになりましたが、牛乳に関しては
ついに小学校6年間の間、一度も口をつけませんでした。
(牛乳を入れたシチューやグラタン、フルーチェなどは
牛乳が入っていることがわかっていてもちゃんと食べます)
本人は「本当は給食の牛乳は飲んだほうがいい」ということは
十二分に理解していたようで、2年生のとき、交流級の子が
何気なく「ちびくまくんは牛乳飲まへんねんなあ」と
コメントしたところ、しばらくの間、介助の先生に
無理やり牛乳2本飲ませて、自分は空瓶を1本もらって
ご機嫌で片付ける、という行動に出ました。
そのため、その後卒業まで、彼が給食に出る牛乳を飲まない
ことについては一切不問にふしてもらっていたのです。
もちろん、そのことについては新しい障担K先生にも伝え、
配慮をお願いしました。K先生も無理強いして飲ませるような
ことはしないと約束してくれました。
昨日の給食のときは、ちびくまは先生に
「牛乳、苦手で~す」と訴えたので、先生が
「じゃあ、先生がもらってあげる」と言ってくれて
無事に済みました。
今日もまた、「牛乳、苦手で~す」と言ったちびくまに、
先生、「じゃあ、ふただけ開けてみようか」と提案しました。
先生は、ふただけ開けられれば口はつけなくていい、と
思っていたそうですが、ちびくま、たぶん思うところが
あったのでしょう、おもむろに一口だけ牛乳をすすりました。
これには先生のほうがびっくり。
「おかあさん、牛乳に口つけましたよ~!!」と電話が
かかってきました。
いくら「いい子モード」だといってもここまで頑張るか、と
私もびっくり。
しかも、先生がなんにも言わないのに、他のものも
残さず食べたのだそうです。
でも、ここで「なんだ、いけるじゃないか」と思わないのが
K先生の偉いところ。
「あれも頑張る、これもできる、こりゃすごいな、と最初は
思ったんですけど、さすがに、ちょっと待てよ、こりゃ
頑張りすぎやで、という実感がわいてきました。
もうちょっと交流を減らして、のんびりムードでいきます」
はてさて、多少しんどくてもこのまま山を越えていけるのか、
それとも頑張りきれなくて休息が必要になるか、
私もアンテナをきちんと張って見守っていきたいと思います。
したらしいちびくま、今日もSRで食べることを選びました。
K先生と2人、静かな給食です。
ところで、ちびくまは給食に出てくる牛乳を飲みません。
1歳の誕生日を過ぎてから、約1年間、白いご飯と
牛乳とヨーグルトと豆腐だけで生きているのではないかと
思われる時期が続いた後、確かアメリカに住むようになって
すぐだったと思うのですが、ぴたっと牛乳を飲まなくなりました。
(アメリカの牛乳は味が違ったのか?)
同時に食べなくなったヨーグルトのほうは、数年前から
気が向くと食べるようになりましたが、牛乳に関しては
ついに小学校6年間の間、一度も口をつけませんでした。
(牛乳を入れたシチューやグラタン、フルーチェなどは
牛乳が入っていることがわかっていてもちゃんと食べます)
本人は「本当は給食の牛乳は飲んだほうがいい」ということは
十二分に理解していたようで、2年生のとき、交流級の子が
何気なく「ちびくまくんは牛乳飲まへんねんなあ」と
コメントしたところ、しばらくの間、介助の先生に
無理やり牛乳2本飲ませて、自分は空瓶を1本もらって
ご機嫌で片付ける、という行動に出ました。
そのため、その後卒業まで、彼が給食に出る牛乳を飲まない
ことについては一切不問にふしてもらっていたのです。
もちろん、そのことについては新しい障担K先生にも伝え、
配慮をお願いしました。K先生も無理強いして飲ませるような
ことはしないと約束してくれました。
昨日の給食のときは、ちびくまは先生に
「牛乳、苦手で~す」と訴えたので、先生が
「じゃあ、先生がもらってあげる」と言ってくれて
無事に済みました。
今日もまた、「牛乳、苦手で~す」と言ったちびくまに、
先生、「じゃあ、ふただけ開けてみようか」と提案しました。
先生は、ふただけ開けられれば口はつけなくていい、と
思っていたそうですが、ちびくま、たぶん思うところが
あったのでしょう、おもむろに一口だけ牛乳をすすりました。
これには先生のほうがびっくり。
「おかあさん、牛乳に口つけましたよ~!!」と電話が
かかってきました。
いくら「いい子モード」だといってもここまで頑張るか、と
私もびっくり。
しかも、先生がなんにも言わないのに、他のものも
残さず食べたのだそうです。
でも、ここで「なんだ、いけるじゃないか」と思わないのが
K先生の偉いところ。
「あれも頑張る、これもできる、こりゃすごいな、と最初は
思ったんですけど、さすがに、ちょっと待てよ、こりゃ
頑張りすぎやで、という実感がわいてきました。
もうちょっと交流を減らして、のんびりムードでいきます」
はてさて、多少しんどくてもこのまま山を越えていけるのか、
それとも頑張りきれなくて休息が必要になるか、
私もアンテナをきちんと張って見守っていきたいと思います。