雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

入学式

2006年04月10日 | 楽しい学校生活
今日はあいにくの雨の中、入学式でした。
息子の学校では2~5年生はお休みで、息子たち6年生だけが
在校生代表と言うことで出席します。

ついこの間入学したばかりのような気がするのに・・・。

息子は春休みからずっと
「にゅうがくしきのとき、1ねんせいのおててつないであげるの」と
楽しみにしていました。

入学式では、新入生は6年生にエスコートされて入場します。
ちびくま自身も、5年前は6年生のお兄ちゃんに手をひかれていました。
「初対面の上級生と手をつなげるかどうか」と心配する母をよそに
ちゃんと手をつないでもらって、列を乱さずに歩いている息子の姿に
それだけでうるうる涙した母親でした。

そのちびくまが、今日はエスコートする側に回ります。
できないことは沢山沢山ある子だけれど、ちゃんと
自分の入学式のことは覚えているし、
「自分は最上級生だから、小さい子の面倒を見てあげなければ」という
気持ちもあるのです。

そんな息子の晴れ姿(?)を見に行きたい気持ちだけど、
今日の主役は新入生とその親御さんなんだから、我慢我慢・・・。

帰ってきた息子ははればれとした笑顔で
「にゅうがくしき、がんばってきました!」

今日は担任の先生たちは新入生の子にかかりっきりになるので
(学校生活は初めが肝心!)
ちびくまは大好きで仲良しの介助のK先生(本当は別のクラスの担当)
に付き添ってもらい、無事に役目を果たしたようです。

連絡帳には
「1年生と手をつなぐと、とてもいい笑顔になりました。」とのこと。
だって一番やりたかったことなのですもの。
手をつないだお子さんの親御さんは、自分の子が障級の子に
手をひかれていたと知ったらびっくりするかもしれませんけどね(笑)。
本人のやる気を生かしてくれる学校で良かった。

明日から、ちびくまのクラスには1年生が2人加わります。
その子たちが順調に学校になじめるように、そして
ちびくまや仲間たちと同じように、学校で楽しく過ごして
すくすくと伸びていってほしいと思っています。

あっ、そうそう。
全国の新入生の皆様、

ご入学おめでとうございます。