雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

ありがとう。

2006年03月24日 | 楽しい学校生活
今日は修業式。とうとう5年生が終わってしまいました。
この1年は、初めて5泊も息子と離れた自然学校、
これも生まれて初めての東京までの2人旅など
息子の成長を実感できる機会に恵まれましたが
気がつけばあっと言う間に過ぎてしまったような気がします。

息子は今年も、1年分の連絡帳にクラスの先生たち(担任+介助)の
メッセージや1年間のスナップ写真や図工や生単の作品の写真を添えて
布のカバーをつけて1冊の本にしたものをもらって帰ってきました。

成長を感じるちょっとしたエピソードや家でのパニックの様子、
母の気持ちなどを書いて、毎日障担と交換日記のように
書き綴った1年間の記録は、ずっしりと重くなりました。

1年間の間に一番沢山書いた言葉は、きっと「ありがとう」だと
思います。
1週間の間に何度も連続して
「ありがとうございます」「ありがとうございました」と
書いてあります。
担任がわざわざ出向いてくれたこと。息子のために手間をかけて
くれたこと。息子のために工夫してくれたこと。
話を聞いてくれたこと。時間を割いてくれたこと。
勉強してくれたこと。
息子のいいところを伝えて嬉しい気持ちにさせてくれたこと。

卑屈になって子どものために下げたくない頭を下げるのではなく
心から感謝の気持ちで「ありがとう」と書けることの
幸せを思います。

小学校最後の1年もこんな感謝に満ちた日々にできればいいなあ、と
思っています。