雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

誇り

2006年03月17日 | 楽しい学校生活
息子が通っているのは、地域の学校ではなく、
市の障碍児教育センター校です。

このブログでも何度か触れていますが、このセンター校が
来年の4月から今のM小からF小に移転することになりました。
ちびくまたち、現在のM小在校生たちは卒業までM小で
教育を受け続けることができますが
センター校として新1年生を迎えるのは、今春が最後になります。

今のM小を卒業できる保障を教委からもらったおかげで
在校生たちにはセンター校移設の影響はありませんし
新しいセンター校には通うことはないはずですが

自分たちの子どもが行くのではなくても
その仲間たちが新しいセンター校で幸せな学校生活を送れるように
5年後10年後のお母さんたちが「いい学校に入れた」と
喜べるように

今の私たちの意見を新しい学校作りに生かしてください、と
教育委員会にお願いして設計段階企画段階から
私たち保護者や現場の先生方のの意見を
取り入れてもらえることになりました。

今日はこれまで1年間でまとまった計画の説明会ということで
公民館に保護者が集まって、教委からの報告を聞き
こちらからの率直な意見や要望をお伝えしてきました。

その帰り、4月に我が校へ入学予定のお子さんのお母さん2人と
一緒になりました。
入学式への不安、入学後の生活への不安を口にした彼女らに
私たちはそろって
「うちの学校は先生がとても勉強熱心でよく対応してくれるのよ」
「周りの子どもたちもとっても優しいわよ」
「校長先生もとっても理解があって優しい人よ」
「障級の生活は楽しいことがいっぱいあるわ」
「すごく良い学校よ。うちの子は本当にM小に入れて良かったわ」
「どうぞ楽しみにして来てくださいね」
と言っていました。

私だけじゃなく、周りのお母さんたち皆で
これから私たちの仲間になろうとする人たちに
心から「うちの子はとてもいい学校生活を送っているわ。
あなたの子もきっと大丈夫」と言えるのは
どんなに誇り高いことでしょう。

この気持ちをどうか今私たちがこの言葉をかけた
お母さんたち、そのまた後に続くお母さんたちに
ずっとずっと受けついでいけるように

新しいセンター校のお母さんたちにも思ってもらえるように

私たちも私たちにできることを、しっかり頑張りたいなあ、と
思ったのでした。