雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

なんで今ごろ・・・。

2006年03月03日 | Wonder of Autism
昨夜、ふと息子の顔を見ると、ほっぺが真っ赤。
おでこに手を当ててみると、熱い。
さっきまでファンヒーターの前に座ってTVを見ていたので
そのせいかと思ったけど、念のため体温を測ってみると
8度1分。

ただ、まだ季節の変わり目などに体温調節がうまく
いかないことは時々あるので、とにかく一晩様子を見ることに
しました。

で、今朝。起き抜けに体温を測ると、やはり8度1分。
「お熱があるから、今日は学校はお休みしようね」と息子に
話して、送迎バスと障担に連絡。
そうこうするうちに、みるみる熱が上がって、9度を超え、
本人もぐったりしはじめました。

かかりつけ医はネットで受付ができるので、調べてみると
今日の午前中は代診とのこと。
息子に、「今日の朝はH先生じゃないんだけど、お医者さん行こうか?」
と言うと、
「ううん。おいしゃさん、いかない」
いや、そういうわけには行かないんですってば。

「じゃあ、夕方行こうか。夕方だったらH先生だよ」
「ゆうがたいきます」

実はHドクターは、自閉っ子の扱いがとてもうまいのです。
ちょっとした偶然でここに初めてお世話になったとき、
玄関で耳ふさぎをして中に入れなくなった息子を見て
受付の人が「個室がよければありますよ」と声をかけてくれたり
診察室からドクターが玄関まで出てきて子どもに
話しかけてくれたり、と対応があまりに良いのでびっくりしたのですが
それもそのはず、このドクター、以前自閉症の専門病院に
2年勤めておられたとのこと。

「自閉の子は歩けるんだから良いじゃないかとか、しゃべれるから
 良いじゃないかという人がいるけど、歩けて走れるから却って
 大変、しゃべれるから却って本人も回りも大変ってことが
 あるからねえ」
と言われたときには、不覚にも涙が出そうになりました。
だって、お医者さんにそんなこと言ってもらったことなかったから。

それまでは、別のお医者さんにかかっていたのですが、このときから
息子は「びょうきになったらHせんせいにみてもらう」と
言い始めました。
自分のことをわかってくれるひとは、彼にもちゃんとわかるらしいです。

結局夕方診療の時間まで待って、Hクリニックに行きました。
「インフルの可能性、強いねえ」ということで検査をすると、
ばっちりA型。

今年は、障級も交流級もインフルエンザで学級閉鎖になったけれど、
そのときには全く感染らなかったのに、なんで今頃になって
インフルをやるかなあ。


とりあえず、タミフルをいただいて帰ってきました。
学校復帰は来週の火曜以降になりそうです。やれやれ…。